分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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気ままに綴っています

「大丈夫大丈夫」は逆効果…

2018年07月17日 | 心・メンタル

強迫観念症や不安症の人

そこまでいかずとも、些細なことですぐに動揺したり、あたふたしたり

パニックになりやすい人、予期不安が強い人

 

そんな人は、自分にとって不安や恐怖を感じるような状況に陥ると、

(やばい、またあの感じが襲ってくるかもしれない)

ど、急に心の中がざわざわし出します

 

わたしの場合はとくに満員電車です

駅でもないとろこで、電車が急に緊急停止し、

「緊急停止ボタンが押されたのでただいま確認中です」

っと車内アナウンスが流れた時

もう大変

 

ただでさえ一刻も早くおりたい満員電車

ここに閉じ込められようものなら、イライラMAXになった人たちに紛れてわたしはその状況に耐えられるだろうか…

 

そう思った瞬間、その勝手なイメージがわたしの頭の中で繰り広げられてしまう

気が狂いそうなほど苦しくなって、今すぐ気を失うか死んだほうがマシってくらいに頭がおかしくなる

なのに気は失わないわ、もちろん息もなくならなわで…(笑)大変です

 

見た目は冷静そのものだけれど、

わたしは自分が発狂し出しやしないか、抑えるのに必死になるのです

 

そんな時やってしまいがちなのが、

「大丈夫大丈夫大丈夫」

と、自分に言い聞かせてしまうこと

(これ、今でもついやってしまいます)

 

みなさんも動揺したり、パニックになったり、恐怖が襲った時、

つい、「大丈夫大丈夫」

と、自分に言い聞かせてしまっていませんか??

 

これ、不安神経症や恐怖症の人には、実はあまりよくないんです

というか、むしろ逆効果なんです

 

なんでかって…

理由は簡単です

 

ダイエット中で、頑張ってスイーツを我慢している人に、

「甘~い美味しそうな、生クリームたっぷりのチョコレートケーキのことを思い浮かべたらだめだよ?!」

と言ったらどうでしょう?

 

ダイエット中の人は、こんな言葉を投げかけられるたび、頭の中で美味しそうなチョコレートケーキを思い浮かべてしまうでしょう…

《思い浮かべるなというのは、《思い浮かべろと言っているようなものなのですよ…

(引き寄せの法則が効果がない理由・秘密もここに隠れていると言えるでしょう

 

”オバケなんて怖くない怖くない”と言い聞かせてお化け屋敷に入るのも、その典型ですね

 遊園地に行って、お化け屋敷が苦手なくせに、、

ついテンション上がってノリで入ってしまった経験はありませんか?

 

思いのほか巧妙でリアルな作りの室内に内心入ったことを深く後悔…

しかし今更後戻り出来ない

 

そんな時、

「大丈夫大丈夫、これはただのお化け屋敷、作り物偽物さ、大丈夫大丈夫」

と、必死に冷静に落ち着かせようとしている自分がいます

 

どう考えても、この人オバケにビビッてますよね

(笑)

 

考えるな!!

というのは無駄なのです

ダメと言われたらやりたくなる、考えるなと言われたら考えたくなる、

これが人間です

 

お釈迦様だって、あれやこれや考え、苦悩した結果

無駄である」と言ったのは有名な話ですよね

 

パニックや恐怖や不安に対抗するために、

「大丈夫」は無駄なのです

 

その恐怖や不安に対抗しよう、打ち勝とうとすること自体が無駄であり、無理なことなのです

 

そこで必要になるのが、

”マインドフル”な状態というわけです

 

マインドフル??

なんじゃそりゃ??って思われるところでしょう

 

”今”この”瞬間”

ありのままに意識・注意を向けた状態のことです

 

マインドフルになるにはどうしたらいいのでしょう??

 

簡単です

簡単だけど、慣れるには訓練が必要です

 

ただ、わたしは〇〇だと思っている わたしは〇〇と感じている

と、呟けばいいだけです

(やり方は色々あります

 

わたしの電車の例で言えば、

このまま電車に閉じ込められて、イライラMAXの人たちと終わりの見えない時間を過ごさなければいけないと思って、わたしは今恐怖におののいている

閉じ込められたらどうしようと感じている

パニックになって発狂したらどうしようと感じている

 

お化け屋敷の例でいえば、

お化け屋敷に入ったことをわたしはものすごく後悔している

めちゃくちゃと怖い!!このお化け屋敷!!と、感じている

おぃおぃリアルすぎだろこのお化け屋敷、と思っている

 

と、このように今の自分のその感情や思考を言葉にして読み上げるだけでいいのです

 

慣れるまではなかなか難しく、つい対抗してしまおうとしますが、それでも慣れるまで続けていきます

慣れていくうちに、そういった恐怖や不安に対抗しているのではなく、

”ただそれを見つめている状態になっている”ことに徐々に気付いていけるはずです

 

そうなっていくと、たとえ電車に閉じ込められようとも、発狂してしまおうとも、

死にやしないし、どうってことない、それがどうしたっていうんだ、それがなんだっていうんだ

と、思えるようになることもあります

 

お化け屋敷では、暗闇の中に置かれた偽物の人骨がプラスチックで出来ているところまで見えてしまうかもしれません

 

「大丈夫大丈夫」と必死で呟いているだけでは、

決してプラスチックの偽人骨に気付く余裕などはないでしょう


是非これからは、

大丈夫大丈夫」と言い聞かせるより、マインドフルの状態を意識するようにしてみることをおススメします


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