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マーガレットサッチャー?鉄仮面の女Lisaから学ぶ認知行動療法

2018年07月29日 | 心・メンタル

昨日はわたしは人生損しているのか…?というアスペ女子なわたしのつぶやき記事を書きました

 

ちょっと変わり者な私の価値観や考えを、

珍しく自己開示しながら本音で相手に伝えてみると…

まあたいていの場合は、相手から共感されない、話が盛り上がらない

となるわけです

 

そこで私は”偽りの回答をする”という癖を自然と身に付けていくことになりました

それがあらゆるところでわたしが周り・集団から”浮かない”ための、唯一の手段だと思っていたのです

(←その通りだと思います)

 

偽りの回答、思ってもいない模範解答(笑)を口にするという学習が身についてしまったわけですね

 

自然と学習をする…

これって、ありとあらゆる動物が自分を守ったり、生き抜いていくために、この”学習性””ってやつが本能としてもともと備わっているかのように思えます

芸を覚えたイルカは水族館のイルカショーで観客の歓声を浴びます

”お手”を覚えたわんこは”お手”と言えば条件反射のようにお手をしまくってくれちゃいます

 

さて、そこで今日は

わたしが身に付けてきてしまったこの行動を、行動分析学に習って検証してみたいと思います

 

行動分析をする上で最も重要なのはABC分析(または行動随伴性や機能分析と言われる)です

 

A👉B👉C

この流れを観察することから、ABC分析と言われています

 

A、行動を起こす直前の状況

B、どんな行動?

C、結果直後に起きた状況の変化(その行動をとることによってどんなことが起こったか?、行動を起こしたことによって起きた変化)

 

ABC分析にかけることは、どんな状況変化が起きているのかをじっくり観察することでもあります

 

では早速、わたしの”偽りの回答をする”という行動をABC分析にかけるとどうなるか?

 

A(直前)不快なし

B(行動)本音を言うという行動

C(結果・直後)不快あり ←相手からドン引き、もしくは冷ややかな目で見られる、または話が盛り上がらない、最悪は”はぶかれていじめにあう”という不快

 

不快が生じては困るので、当然この《本音を言うという行動は生じ難くなると言えると思います

一方、上記の経験をしたわたしは、不快から解消されるために、別の行動を身に付けることになるわけです

 

A(直前)冷ややかな目で見られるという不快あり

B(行動)偽りの回答、模範解答の発言をするという行動

C(結果・直後)不快なし

 

こちらを学習します

本音を言うという行動が、偽りの回答をするという行動にとって変わっていますね

 

この、偽りの回答をするという行動は、直前の不快ありという状況から解放される、不快から逃れられる、もしくは不快が生じない

そんな機能を持っていることになります←ABC分析が、機能分析と言われるのはそのためです

その行動には、なんらかの役割・機能があると考えるのが行動分析学なのです

 

不快から逃れる!!という術を新たに学習したわたし

当然前者の《本音を言うという行動はみるみる減り、

その代わりに《偽りの回答をするという行動はどんどん強化されていきます

 

そうしてわたしは偽りの自分…

まるで鉄仮面でも被っているかのような、

わたしの本心とは違う、まったく別のLisaという人物が創り上げられてきてしまったわけですね

 

昔、付き合っていた彼氏がわたしの交友関係、人付き合いの仕方を長年みてきて、

「君は鉄仮面の女だ」

と笑ってわたしのことをよくからかっていましたが、まさにその通りです

 

この鉄仮面とは、彼が当時、メリルストリープ演じたマーガレットサッチャー鉄の女の涙という映画が流行っていたことを受けて、

わたしの”他人に決して心を開かない、自己開示しないところ”を重ね合わせて《仮面の女》と名付けたのですが(笑)

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 (字幕版)
アビ・モーガン
メーカー情報なし

 

それもそのはずです

幼いころから、偽りの回答をするという行動を身に付けてきてしまったのですから、

仮面を外せば痛い目に遭う

そう思っているなか、仮面を外せるわけがないわよね~これが最善なのよ~

そんな風にずっと思っていました(もちろん、最善な場合もありますが、行き過ぎると危険な場合もあります

 

このように、日常のなんてことない行動をABC分析、行動随伴性、機能分析にかけてみるとなかなか面白いものです

そして、さらに面白いことがあります

 

今現在のわたしは、《本音を言うという行動が引き起こされやすくなっているのです

 

《本音を言うという行動は、わたしにとって直後に”不快あり”という結果をもたらすものであったのにも関わらず、、、

《本音を言うという行動が生じるようになってきている

 

その理由…、それはなぜでしょうか?

 

その秘密は、わたしが従来の行動療法(認知行動療法)ではなくって、

最先端の認知行動療法を身に付けてきたから

そう言えると思います

 

これまでの行動療法では改善しなかった問題行動を抱える人たちにとって、さらに広い範囲で対応出来るようになった治療アプローチの仕方が、最先端の認知行動療法には含まれているのです

だからわたしは最先端の認知行動療法が世界を救う

本気でそう思っているのです

 

つづく

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