分子栄養学講師の気ままなブログ

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オキシトシンとアスペルガー。母が子を思う気持ちは誰よりも強い??

2018年09月16日 | 発達障害

今日はホルモン、オキシトシンの話

オキシトシンは別名”愛情ホルモン”とも呼ばれる、脳の下垂体の後ろ側(後葉)から放出されるホルモンです

 

アスぺルガーはオキシトシンが少ないというのは、ご自身がアスぺの人なら耳にしたことがあるかも

(オキシトシン投与でアスペルガーの症状にどうも効果があるようで…、研究が進んでいるようです

 

わたしも情に熱いところがある一方で、時たま見え隠れする冷酷クールな一面に自分でも怖くなる時があり、

わたしはなんて愛のない人間なんだと…そんなことをよく思う…。

(わたしのオキシトシンも少なかったりしてねでも自覚があるだけいっか笑)

 

そんな愛情ホルモンオキシトシン

実は世の女性たちというのは、この愛情ホルモンを大量に分泌させる機会というの持ち合わせております

 

その機会とは…

そうです

 

出産時

 

陣痛が始まりさぁ出産というその時、

大量のオキシトシンが放出されるそうなのです

 

出産の凄まじい痛みに耐えられるようにホルモンを出したりする身体の仕組みって、

本当によく出来ているなぁと感心してしまう



アメリカでは無痛分娩を選択する割合が多いそうですが

お腹を痛めずにすんなり生まれたから、実感が湧かずに愛情不足で虐待多いとか、なんとか…

 

自然分娩時に比べて無痛分娩はオキシトシンの放出量にかなりの差(無痛分娩では少なくなる)があるようなので、

オキシトシンが出てないことを考えれば、まぁあり得なくもないでしょうが

 

それが虐待・愛情不足に繋がっていると考えるのは、

統計なんてとれるわけないし、信憑性は低いと言わざるを得ないでしょうけど

 

だってそれを言ったら、いくでも原因と結果を結び付けれちゃいますから


アメリカはベビーシッターを雇うのは普通ですし、寝室も子どもだろうと別

それによって親子のスキンシップが減っているせいだ(スキンシップによってオキシトシンは増える)

とか、色々勝手に当てはめて言えてしまいますからね…

 

信憑性が低いとは言え、、

ずっとお腹の中にいた我が子が、生まれ出て対面した瞬間から

愛おしさが増して愛情が、母性が、より強まったなんていうのは聞いたりしますが、

 

これって本当にあることなのですか?

(出産を経験していないわたしには分かりません

もしそんなことがあるとしたら、それもオキシトシンが少なからず関係しているのかも

 

自然分娩時に大量のオキシトシンが放出される

ということですが

 

それを言うなら、体内記憶の一任者とも言うべきお方

神奈川にある産婦人科・池川クリニックの院長、池川明先生

胎内記憶を記録したドキュメンタリー映画、かみさまとの約束で有名な先生です

 

何百人という妊婦さんとその赤ちゃんと関わる中で、

どうも、”前世の記憶や、胎内記憶をもって生まれてきている子どもたちがいる

という、まか不思議な出来事に度々直面し、

現在は胎内記憶の一任者になられてしまった

 

確か、(ちょっとだいぶ昔でうる覚えなんですが)先生いわく、

帝王切開での出産時、その子どもは記憶を持つ(記憶が残る)確率が高くなる

ということに気付いたそう…

 

仮説ですが、

オキシトシンが少なかったことで、記憶が残ってしまったのではないか?

ということです

 

オキシトシンの分泌が少なかったせいで、

記憶忘れない

胎内記憶を忘れず、そのまま残っていることに繋がっているのでは?

 

というのも、

出産って鼻からメロンとか、スイカとか…

凄まじい痛みを経験することになるわけで、、

 

その痛みを経験した直後は、大抵の母親は(もう二度と産まないぞ)と、思うかもしれないわけですが、

二度と産まないと言いながら、2人目3人目とまた出産します

 


実はこれって、オキシトシンの作用が関係していなくもないのだとか…

(オキシトシンだけに限らず、出産によって様々なホルモン変化が女性の身体の中で起きるわけです

 

オキシトシンが出ることで、出産のあり得ない激痛を経験した記憶が風化され、再び出産するように仕組まれているとか…

 

一度体験した凄まじい痛みの記憶が、出産を拒否して種の保存が出来ない(=絶滅!!)

なんてことにならないように、身体に組み込まれた仕組みとも言えるかもしれません

ほかにも、産んだら産みっぱなしというわけにもいかないので、

オキシトシンの分泌(愛情ホルモン)により、子供により愛着を感じ、育児放棄しないようにとも言えなくもないです

 

全ての子は例外なくして母親という母胎を通じて産まれてきます

そのせいなのか、父親よりも母親との結びつきのほうが強い傾向を感じます

 

母が子を思う気持ちは計り知れない(??)

とはよく言ったもんですが

(父親の愛情と比べるわけではないですが



胎児の頃をはじめ、授乳、育児、と。。

父親より母親と一緒にいる時間のほうが長いせいなのか?
母が子を思う気持ち、愛情というのは計り知れない…

 

とまぁこれが、一応今現代の一般論です

 

昔はどの国でも、自分の子を業者に売ってお金にしたり、口減らししたり、、

意外と”子を思う気持ち”は、生活環境、つまりは時代の豊かさに比例しなくもないかも

長い歴史を見ると、母が子を思う気持ちは計り知れないといのは、意外とそうでもない

そんな事実今日はスルーです。笑


マザコンとかっていう事ではなくって、母親のことをとても大切にしている男性は多いですよね

 

わたしは知覧特攻平和会館で、特攻機に乗って亡くなった彼らの実に多くが、

最期に思うは母親のことであった…

ということを、彼らの遺した達筆な手紙からとても感じました

 

面白いことに、実際女性のほうがオキシトシン多いと言われています

確かに出産時には尋常じゃない量が出るのでしょうが、

それでも、普段から女性の方がオキシトシンレベルは高いそうなのです

 

これが、父親より母親のほうが子に対する愛情、愛着が強いと言われることに、

繋がっていたのかもしれません

 

”男性は出産の痛みに耐えられない”

なぁんて言われたりしますが、

もし女性ではなく男性が出産するような生命の仕組みが整っていたのならば、

男性側に大量のオキシトシンを放出する能力でも備わり、ちゃんと痛みにも耐えられるっしょ?

と思うわたしです…笑 


女性よりもオキシトシンが少ないことがたった今発覚した男性陣

では、男性陣は愛情が薄いのか???

というと、実は男性陣には男性陣に多い別のホルモンがちゃんと存在しています

 

その名もバゾプレッシン


このバゾプレッシン

女性にとっても、自分の好きになった男性や、結婚相手の男性のバゾプレッシンの量が、

いったいどれほどか…?

ということが、実は非常に重要な問題になってまいります…

 

その理由はまた次回

 

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