分子栄養学講師の気ままなブログ

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日本人最古のアスペルガー⁈

2016年09月29日 | 発達障害

発達障害を主とする心療内科医である星野仁彦先生の書かれた本は、

発達障害を知るうえでの必読本です(と私が勝手に思っている・笑)


星野仁彦先生の書かれた本の中の一冊に、発達障害に気づかない大人たちという本があります

発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)
星野仁彦
祥伝社

この本の中で、わたしが興味を引いた一説をご紹介したいと思います

 

第二章のアスペルガー症候群(AS)の特徴よりご紹介(P.99~)

『徒然草』に記された日本人初のアスペルガー症候群の事例

この僧都は容貌もすぐれ、力も強く、大食で、書を書くこと も上手であり、学問・弁説も人に秀れて、一宗の傑物だから、仁 和寺のなかでも重く思われていたが、世間を何とも思っていない 変わり者で、何でも勝手気ままで、一向に人に従うことをしない。 法事に出かけて饗応の膳につく時でも、その座の人々の前に、膳 をずっと並べわたすのも待たないで、給仕が自分の前に据えると、 すぐに一人だけ食べて、帰りたくなると一人でふいと立ち上がっ て帰ったそうだ。自分の食べたい時には夜中でも夜明けでも食べ て、眠くなると昼でも部屋に鍵をかけて閉じこもるといったわけ で、どんなに大切なことがあっても、人の言うことなど聞き入れ ない。目が覚めたとなると、幾夜も寝ないでいい気持ちになって 悠々と歩いていたりするなど、世間並みでないところがあるけれ ども、人に嫌われることもなく、全て何事にも勝手気ままを許さ れていた。徳が達していたためであろうか

う〜ん、まさにアスペルガーだと思いませんかっ

アスペルガーって、昔からいたんですね

「あの人は変わり者だからね〜」

なぁ〜んてことを言われながらも、周りからはしっかりと"存在"を肯定されている…

変わり者ながらも一個性として社会の中で馴染んで生きていく…

そんな社会の在り方が今よりかはあったのかもしれません

ある種、職人と言われている人たちなんて、特にこれを思わせます

こだわりが強く、頑固で融通はきかないけれど、並大抵ではない集中力を要し、素晴らしい才能、技術を持ち合わせている

アスペルガー気質だからこそ成せる技かもしれません

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