昨日は、発達障害になりたがる人…という批判(?)に物申しました
もちろん、発達障害の正しい改善策対応策がアメリカやイギリスなどに比べてかな~り遅れている日本においては、
発達障害という言葉ばかりだけが一人歩きしている感は否めなく
もし仮に”発達障害になりたがる人”というのがいるとしたならば、
その当人すらも、発達障害と診断されただけで人生が楽になると勘違いしている人もいなくはないかもしれません
つまり、発達障害になりたがる人がいるなどと批判する人が一方で、
実は本人も診断だけで、自分の努力は必要ないと思っちゃっている人がいるかもしれないということです
残念なことに、とんでもないです
発達障害と分かっただけで、診断されただけでは少しも変わらない
発達障害と向き合い、対策に取り組んでいかなければ、現状なにも変わらないのです
さらに取組みはスモールステップでしか取り組めないので、いきなり劇的に変わるということでもありません
数年取り組んできているわたしですら、やはり今でも派遣やアルバイトで慣れない仕事に入ったりすると、
職場の環境や仕事の内容によってはみんなのように落ち着いて出来ずに、パニックになり、それを必死で隠し、
そんな自分が悔しくて悲しくて、休憩や帰り道にそんな自分恨みながら泣きべそをかくことがあります
(そんな時ほど、こんな苦しいだけの世界から消えていなくなれたらどんなにいいことだろうと心底思いますね)
もし仮に発達障害の診断が成されなかったのならば、
みんなとは明らかに違う、出来ないことだってあるのに、それをみんなと同じ方法、やり方で、、
無理くり"みんなと同じように"と型にはめ込まれてしまいます
(二次障害の多くはこうして生まれる‼︎)
それは、腕を本来とは逆の方向へ曲げようとするようなもの…
だからこそ、腕を曲げる方向を間違えないためにも、発達障害の診断が大事になるのです
(と言っても現在の病院で発達障害の診断がグレーゾーンにくだることはまずないので、自分が発達障害の気があると認めることが大事)
発達障害と分かったことで、その人に合った、発達障害なりの対策が見えてくるようになるわけで、
彼・彼女たちはある意味これまでとは違った視点からの努力が必要になってくると言えのです
それは、みんながしている努力とは
少し違うと言えるかもしれません
(というか、みんなは当たり前のように出来るわけだからそれは別に努力でもなんでもない、とも言える)
脳の構造上に問題がなくて、何の気なしに掃除も片付けも出来る人に
脳の構造上の問題で片付けが上手く出来ない、得意ではない人に、【努力が足りない】などと言われる筋合いはないかもしれません
その人は努力なんてしないで出来るのだから、”片付けられない人たち”からすると、定形発達の人はずるい(羨ましい)と思えることでしょう
でも、
脳の構造上の問題で片付けが出来ないのではやはり困るのです
だったならば、その人はその為の対策を練っていくしかない…
それを出来ないのだから仕方がないと諦めて良しとするか、
対応策によって改善させてマシにしてくかは…
もちろん本人次第です
ただでさえ生きづらさに悩み、苦労しているというのに、
改善策に取り組んでいかねばならない戦士たちに、
それを知らずして発達障害になりたる人などと言うのはお門違いなのです…
発達障害になったところで、改善策に取り組まなければならいわけですから、大変なのです
多くの人が発達障害と分かると安堵するのは、"この腕は曲がらないのだ"と分かるからです
そこから正しく曲がる方向を模索出来るようになり、義腕で対応するなどの向かうべき方向性が見えてくるようになるのです
アスペルガーという概念を知ることで自分を俯瞰して見れるようになったのか、定型発達者とどこがどう違うのか等に細かく気付くことが出来るようになりました。
その後は社会適応する為に、常に「定型発達者にとっての正解とは何か?」を意識して探るようになりました。こんな場面では定型発達ならどうするのだろう?どう反応してどんな言動をとるのだろう?。と常に観察し真似しては自分の中でマニュアル本みたいのを作り、そうやって首の皮一枚で社会に適応してきた感じです。
そんなことをずっと疲弊しながらやってきて、今は上辺だけは普通の人のように?振舞えるようにはなりました笑。が、いいかげん疲れました
最近は一周回って、もうアスペ全開な自分でもいいんじゃね?と開き直りぎみですが、それでも自分がアスペルガーだと知り診断されたことはとても意味のある事でしたよ。
長々すみません。
コメント書いてくださってありがとうございます!
嬉しいです(^^♪
自分一人でマニュアル本作りあげてここまでやって来られたってことですよね?!!
凄いです!!
尊敬します…(;´Д`)さぞかし大変だったことと思います。
わたしなんて認知の歪みに気付くこともいちいち大変で…、
(そもそも自分の認知の歪みにすらなかなか気づけない😱いまでも毎度毎度確認の連続です。笑)
「わたしは発達障害なんかじゃない!」と怒る人もいるみたいなので、人ってホント様々です('◇')ゞ
”最近は一周回って”←はい、是非是非♡
”マニュアルをしっかり持っての”アスペってのは、《最強》だとわたしは思っています。
(マニュアル確率してないと、正直悲惨になりかねないけども…。笑)
最強というのは、アスペならではの魅力が最高に引き出された状態ってことです( *´艸`)
わたしも物心ついたころからそれ(模範解答をする)をしてきちゃって、結果、
「くっくっくるしい~」って悲鳴をあげることになったわけでして…。。
仮面を外すのは勇気もいるし、身に付いた癖はなかなか消えませんが、ほんとのわたしを取り戻すためにも‼︎わたしも只今努力の真っ最中~♪
どうぞ一緒に一周回りましょう☆
PS.孤独に負けてたまるか‼︎
生きてさえいれば、いつか必ず会える!
わたしが大好きな漫画、キャンディーキャンディーの言葉です!(古っ!!笑)
その時までには、お互い少しでも一周回りきれていることを願いながら。。
その日を楽しみにしております!(^^♪
コメントどうもです。
自分も認知の歪みは酷いですよー。
些細なことで傷ついて絶望しちゃいますからね。
LISAさんの書いてた警備員の挨拶の声のトーンとかレジの怖いオバチャンの顔とか、めっちゃわかりすぎて笑ってしまいました(失礼)。 表現うますぎ(笑)
脳が反応しちゃうんですよね。
やっぱ脳だと思います苦しみの犯人は。
ぜひ一周まわっちゃいましょう(@_@)