分子栄養学講師の気ままなブログ

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徹夜とBCAA、BCAAサプリの意外な活用法?

2019年09月11日 | 身体・健康

前回の続き

キャバ嬢でみるBCAAサプリメントの注意点①

 

前回は、脳の門番で(血液脳関門)は他のアミノ酸と競合するから、

人気の薄いLトリプトファンは、

BCAAなんかの売れっ子人気スターがやってきようものなら、

さらに門を通過出来なくなる…=セロトニンが作られにくくなる

 

ということを書いたわけですが

 

今日も引き続き、BCAAサプリメントを摂取する際に知って置くと安心な注意点…

(まだまだあるよ、BCAAサプリの注意点

を書こうと思ったのですが、

 

ちょっと間を挟んで本日はBCAAサプリの面白い活用法について

これを知るとわたしたちの身体って本当に栄養素と密接に関わっているんだなと思っちゃうかも?

BCAAサプリは値段も安いし、買いやすいっていうのはメリットかも

 

脳や身体の仕組みって面白いなあと思うことのひとつに、

わざとセロトニンを作り難くする!!ために、BCAAサプリメントを摂るという活用法もあるんです

 

BCAAサプリメントを摂ると、Lトリプトファンが脳内を通過しずらく、

セロトニンが作られずらくなる…

ということは、

セロトニンを材料にして作られる、眠りに重要なメラトニンも作られづらくなるのです

 

だから徹夜したい日、

眠くなっては困る日なんかに、BCAAサプリメントをちょっと多めに摂って、

バッチリ目を冴えさせるという活用法です

 

そんなわけで、夜にBCAAを摂る事は眠りの質に影響を与えてしまう可能性があるため

夜のBCAAはあまりおススメではないわけですが

 

人の身体というのは寝ている夜に成長ホルモンが出て、タンパク質合成が進みます

(だから夜寝るってホントに重要なのです

 

それを考えると、

夜にBCAAサプリメントと、ある程度の糖質を一緒に摂ってあげることで

効率よくタンパク質合成を進めることが出来るという考え方も出来ます

 

いやあ~人体の身体って凄いですね

 

とくにお年寄りで、低タンパクが顕著な人は

(血液検査で総蛋白やアルブミン値が明らかに低値の人には)BCAAと糖のセットが元気になる秘訣と言えるかもしれませんね

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