今日はBCAAサプリを飲む際の注意点、その②
前回の①はこちら👉キャバ嬢でみるBCAAサプリメントの注意点①
①では、BCAAが増えたことで、ただでさえ陰の薄いLトリプトファンがさらにBCAAの陰に隠れてしまう…
そうして競合揃いなってしまったことで、脳関門をさらに突破できなくなってセロトニンが減ってしまう可能性がる
ということをキャバ嬢を例えに説明しましたが
Lトリプトファンが、脳関門を突破しずらい…
なかなか門番に入室許可をもらえないことがLトリちゃんのお悩みであることは何となく分かると思いますが
Lトリプトファンがセロトニン、そしてメラトニンの材料になることはもう知っての通りですね?
実はLトリプトファン
もともと脳内で神経伝達物質の材料(セロトニンやメラトニン)になる量というのは、少なく見積もられている
アミノ酸であるトリプトファンは、もともと身体を構成することがメイン
栄養素は身体にとって一番重要な部分、優先順位が高い方に割り当てられる仕組みです
ほとんどが身体を作るために使われ、(90%)
残りの8%程度がナイアシン(ビタミンB3)を作るために使われ、
神経伝達物質の持ち分はなんとほんの2%程度に過ぎないのです
(うっひょ~たったの2%なの??)
ってびっくりしませんか…?
わたしたちは、亜鉛などのミネラルの不足した加工食品ばかり食べていても、
薄毛にはなろうとも、爪がボロボロ、髪の艶が多少無くなりはしようとも、
死にやしませんよね??
死にやしないけど、
亜鉛が不足することで薄毛になったり、糖尿病になりやすくなったり、爪がボロボロになったりします
それは、体内において爪が多少ボロボロになろうとも、ハゲようとも、
生命存続の危機には関わらないからです
身体は常に生命存続に関わるところを最優先として栄養素が使われる仕組みであることが、よく分かると思います
つまり、神経伝達物質よりも、そもそものわたしたちを形作る身体がなけりゃお話になりませんから、
神経伝達物質より身体を合成するタンパク質合成のほうに優先されるというのはある意味当然ですね…
しかし、
Lトリプトファンがもともと神経伝達物質に回る分が少ない!ということは分かっても、
なぜBCAAサプリを飲む注意点に繋がるのか???
それは実は炎症が関係しています
体内のどこかに炎症がある人は要注意です
つづく