分子栄養学講師の気ままなブログ

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オーストラリアで出産!日本と海外のお産事情②

2018年10月18日 | 身体・健康

オーストラリアと日本のお産事情🍼
ということで、今日は前回からの続きです


お産までの間、妊婦さんが太りすぎることを嫌う日本の医者と👨‍⚕️
体重測定すらないオーストラリアのお産👩‍⚕️


母が元気なら子(胎児)も元気さ

というノリ(?)は、
セロトニントランスポーター遺伝子多型を持たない欧米人たちが、多型がないことからも(多型のss型はとくに心配・不安症が強く出る)とても楽観的だから

という理由だけでは無いような気がします


わたしが真っ先に思い浮かぶは、
日本人と欧米人たちのインスリン分泌能力の違い


日本人はみなとても細い

それに比べて、オーストラリア人はみなかなり"膨よか"です


わたしの姉はその昔オーストラリアに一年ほど暮らしていましたが、
とにかくみんなデカイ。。

細くてスタイルの良い人を見つける方が一苦労すると聞いていました


ティムタムはオーストラリアの定番お菓子です🍫
(美味しいですよね)

姉のホストマザーは夢遊病で夜中にティムタム数袋完食していたらしいです

日本では市販であんなにいかつい甘さのお菓子はあまり見かけませんね


また、砂糖の怖さを訴えるためにオーストラリア人の監督が自ら身体をはった、わたしも大好きなドキュメンタリー映画🎥

"あまくない砂糖の話" からも分かるように、オーストラリアでは肥満がかなり問題になっているほど、みんな甘いものが大好きなのです

この映画、糖質制限する人(甘い砂糖菓子を控えたいと思っている人)は絶対に一度は見た方が良い

あまくない砂糖の話(字幕版)
ニック・バジアス
メーカー情報なし



つまり、、

オーストラリア人は出産前から既に体重オーバー


みな肥満なのに、お産を無事終えれるその秘訣は、
"肥満に耐性がある"
と言えるかも⁉️


肥満に耐性というよりは、
たとえば日本人の場合は肥満より先にインスリンが効かなくなってしまう…

"インスリン抵抗性に耐久がある"ということも、ひとつ関係しているのではないかということ


欧米人たちはインスリンの分泌能力が高いが。。

しかし、日本人は欧米人に比べてインスリン分泌能力は低いそうなのです


インスリンの追加分泌は基本的には血糖値が上がった時

甘いものを食べたら当然血糖値は上がり、インスリンが分泌される訳ですが、


インスリンがしっかり働く欧米人は、
例え過剰すぎて余った糖質が脂肪に変わろうとも、血糖調整はなんとか保てるのかもしれません


しかし日本人の場合は、過剰な糖質を食べ過ぎる生活を繰り返していると、
余った糖質が脂肪に日に日に変わり肥満になるより先に、血糖調整に異常をきたし始める


痩せているのに糖尿病の人が大勢いるのにも頷ける…?


日本人と欧米人のインスリン分泌能力の違いから考えると、
オーストラリア人の妊婦さんは、体重が増えてしまったことによって妊娠糖尿病などが引き起こすトラブルが比較的起こりにくいためなのか??


と、
友人妊婦さんたちのやり取りを聞きながらひとり考えてしまうわたしです


それにしても、、
インスリン分泌能力は高いにしても、
太り過ぎによる他の悪影響はありそうなもの


けれども体重の話は一度も出ないオーストラリアの産婦人科
それだけトラブルは少ないということなのでしょうか?



日本人とオーストラリア人の身体、体質の違いを思わず感じてしまいます……



友人たちが元気な赤ちゃんを産んだと言う報告を、楽しみに待ちたいと思います…

コメント
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