分子栄養学講師の気ままなブログ

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発達障害と強迫性障害(不安障害)②

2018年09月27日 | 発達障害

前回の記事、発達障害と強迫性障害(不安障害)

のなかで、わたしの強迫観念ネタをチラリと書きました

 

ホテルの客室清掃でのアルバイトの体験記

体験記だなぁんてカッコ良くまとめてみたところで、

一か月で根を上げたバイトに変わりないですトホホ…

 

どうしても同じ会社に数年と長い年月居られないわたしは、

色々な意味で密になりはじめた職場環境に多大ならぬストレスを感じ

心も体も悲鳴を上げはじめていたのです

 

このままではまずいぞっと思ったわたしは、

一人で出来る客室清掃のバイトなら、わたしにとって苦痛ではない職場になるかも

と考えたわけですね

 

会社が休みの日は、ホテルでアルバイトをするようになったわけですが

甘かった(笑)

 

前回書いたように、まず恐怖で部屋が開けられない!

 チェックアウトが分かるモニター確認室と、客室の前を何往復もするという…

異常な確認作業

 

しかし、

部屋が開けられない!

だけの問題なら、まあまだマシだった…

 

わたしの場合、早々に別の問題がいくつもいくつも出始めたのです

 

急いで清掃しなければならない!という時点で私の脳は既にパニックなのです

(スピードが求められる仕事は向かないの

 

パニックのさなか、

目に映るものすべてが気になって、何から手を付けたら良いのか分からなくなる

 

シーツを変えながら、窓のブラインドが下がっていることに気付く…

(ブラインドは上げる決まり)

 窓を拭く時に一緒に上げればいいのに、それがわたしには出来ない

 

今気になってしまったら、シーツ変えに集中出来ないばかりか、

後でブラインドを上げ忘れたらどうしよう、、という恐怖に苛まれる…

すると、シーツを変えているのに、窓に駆け寄ってブラインドを上げる

 

シーツ変えに戻る途中、歯ブラシを1本しか持っていないことに気付く

(ツインの部屋は歯ブラシ2本)

慌てて歯ブラシを倉庫まで取りに行く

 

部屋に戻ってバスルームへ行き、歯ブラシを設置

 

トイレットペーパーはバスルームに2つ必要だが、

1つしかないことに、その時に気が付く

 

さっき歯ブラシを摂りにいった倉庫に、またまた今度はトイレットペーパーを取りに走る

 

部屋から戻ってふと鏡が汚れていることに気付く

鏡をまだ拭いていない

鏡をふかなきゃっ!と慌て出す

 

ふとベットを見ると、シーツ変えすらまだ終わっていなかったことに気付いて、

時間ばかりが過ぎていることに、またパニックになる

 

一事が万事こんな感じ

 

けれど、一度覚えてルーティーンになれば大丈夫だろうと…

どうしたら効率よく掃除が出来るのか、家で徹底的に清掃の細かな順序順番を決め、

頭の中で何度も何度もイメージトレーニング

 

これでもう大丈夫!!

この通りにやっていけばいつか慣れるさ

と、、、

思って挑んだ数日後の出勤日の日

 

またまた問題勃発…

 

順番を決めたのは良かったけれど、

部屋の作りがどこも似たり寄ったりで、

3部屋目5部屋目ともなると、鏡を拭いたのはこの部屋だったのか、

それともさっきの部屋での出来事だったのか…??

 

どの部屋での出来事だったのか…。。

 頭の中が途中からぐちゃぐちゃになっていってしまうのです

 

ここ拭いたのか、分からない

分からないから、拭いてない可能性もある

それならばまた拭かなくては…

クレームになってしまうかもしれない 

 

あれ?ここのテーブルの上は拭いたっけ?

あれ?それもさっきの部屋での出来事かな??

 

拭かなくちゃ…

 

もうわけわからん~

 

結局何度も同じところを拭いてはの繰り返しで、容量が悪いのは変わらず

結局パニック

 

気合だけは十分入っているため、大慌てで力を込めて色々やるもんだから、、

洗剤の入った容器を開けるときに手を切って大出血したり、

鏡のふちを力いっぱい拭いたらそのまま手がぱっくりと割れて大出血したり、、

 

変えたと思ったシーツがわたしの血で真っ赤に染まっている時に初めて大出血に気付く始末…

(必死すぎて、怪我にも気づかないっていう…

 

もうコントみたいですね

 

ここでこうして書くと、笑っちゃいますが、

 その時のわたしは全然笑えない

 

さらに困ったことは、そんなわけで結局は清掃の遅いわたしに、(笑)

早く終わった仲間が助けに来てくれるわけですが

助けが入ってあぁ助かった!!とはならないのがわたし…

 

わたしは自分が必死になってやっているところを人に割って入られると、

訳が分からなくなってしまうのです…

気も散ってしまい、さらにパニック

 

だって清掃の順序が自分の頭の中で徹底的に決まっていたのに、

それがいきなり崩れて、訳が分からなくなるのです

 

さらに、こんなに必死で頑張ったのに、それでもなぜわたしはこんなに遅いのか??

というショックも重なって、頭は真っ白で自分が何をしているのか分からなくなるというパターン

 

極めつけは、廊下通路ですれ違うお客さまです

時々声をかけれられるのだけれど、それがわたしにはとてつもなく恐怖なのです

わたしは対人恐怖症ならぬお客様恐怖症

 

自分の思ったことを言えない職場での接客対応というのは、

わたしの偏桃体が最も反応するポイントと言えましょう

 

結局…。。

怪我だらけになって毎度落ち武者のようにボロボロになって帰宅する日は、

1カ月ちょっと繰り返した後、静かに幕をとじたのでした

 

さて。。

 

発達障がいと強迫性障害という題名で書いてきましたが、

扉を開けるのが怖くて何度も何度もモニターを確認しに行く

というそんなわたしの強迫性障害、強迫観念は。。

 

強迫観念という枠だけに滞まらず、、

 

対人・接客恐怖

同時並行処理の苦手さ(脳の視床機能・注意機能のコントロールの悪さが関係しています)

認知の歪み

生真面目さ

偏桃体過覚醒からくるパニック

などなどにまで、大きく広がってしまっていることが分かるかと思います

 

これはわたしの心の問題、やる気のなさ

などの問題なんかではないことは、子どものころからとっくに分かっていました

 

いつだって必死で、

乗り越えたくて必死で挑んでいるのに

それでもなぜか毎度毎度うまいこといかないのですから…

 

頭がパニックになって、処理が追い付いていっていないあの感じ

心の問題だったのなら、わたしはこの気合で絶対になんとかなっていはずだ…

と、そう思うのです。(笑)

 

そうして、わたしは、自分にはこういう困ったところがある

ということを、誰かに言う事が出来ません。。

(見た目には少しも出ないからです偏桃体がパニックにならない時は、どれも”ふつう”に出来ることばかりです)

 

”パニックになって、辛いんです”

と、人に打ち明けることが、どうしても出来ない…

口に出すと、泣いてしまうからです

 

親や姉妹にも言ったことはありません。。

 

すごく、みじめな気分です…

これを(出来ないことを)自分で認めることって、すごく勇気がいるよね…


そんなことを何度も何度も繰り返した挙句…

外に出るのが怖くなってしまう

自分は何をやってもダメなやつだと思ってしまう

甘ったれなやつだと思ってしまう

 

これで”引きこもり”にでもなってしまったのならば、

それこそが発達障がいの二次障害ってやつでしょう

 

わたしには、引きこもってしまう彼・彼女たちの気持ちが痛いほどよく分かります…

 

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コメント (3)
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