分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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気ままに綴っています

発達障害が代謝障害なわけ

2018年09月08日 | 発達障害

まさか自分が発達障害だなんて思わない…

そんな人が大勢いる

 

さて。

誰でもかんでも発達障害にしてしまおう

という、そんな魂胆がわたしの中にあってこんなことを書いているわけでは決してありません。

 

ずっと長いこと訳の分からない生きづらさに悩んでいる人たちにとっては、

発達障害という概念は非常に重要であり、ひとつの”鍵になる”と思います

 

けれど、

ここでいくつか問題が出てきてしまいます

 

その問題とは、


特にスピリチュアルで言われるインディゴチルドレン

最近広まってきている繊細さんと言われるHSPの人たちが、発達障害という概念に辿り着くケースで、、

 ”自分はもしかして発達障害なのかな?”

 

と、思えてきたところで、、

 

と、思ってはみたものの、、

 

そもそも発達障害が何なのかよく分からない

本を読んでもあまり自分に当てはまらない

病院に行っても発達障害ではないと言われる

 

と、なることも多いということ

 

病院でも発達障害ではないと言われる…

ということについては、

 

確かに診断は医師から出して貰えないかもしれませんが、

結局のところ、診断してもらったところで現在の日本においてはフォローなんて期待できないのが現状だと思います

 

発達障害のせいで生じる生活苦であったり、様々な症状を、

軽減・改善される方法が、一応のところしっかり存在しているにも関わらず(そして効果もちゃんとある)

そしてそれがアメリカやイギリスでは診断後のフォロー体制として提示されるにも関わらず、

 

日本ではそれが浸透していない

というか、

医師たちもそのこと(軽減・改善策のこと)を知らないことが大半なのです

 

 たとえば、

アメリカではADHDと診断された子供は、まずおやつの指導から入ることでしょう

砂糖たっぷりのお菓子や清涼飲料水は、さらに彼らの興奮を高める材料となることを知っているのです

 

グルテンやカゼイン、有害物質(重金属・添加物)の弊害について知り得る機会も、日本よりはるかに多いと思います

 

が、日本の場合、食事やおやつの指導なんて、まあまずないと思います

何を食べ、何を食べないか、

は、彼・彼女たちにはかなり重要なのです

 

食事指導のみならず、ABA(応用行動分析学)における行動変容のためのプログラムなんかにも、

早急に取り掛かることが出来るかもしれません

(これは子供にだけに限らず、大人にもとっても有効です

 

日本の場合はどうか…

 

発達障害と診断されたはいいが、せいぜい支援機関をすすめられるか、、

中枢神経系薬、又は非中枢神経系の薬を処方してもらうか、、、

 

具体的なフォローを教えてくれる医師なんていなければ、

発達障害は治りませんよ」

という、絶望としか思えないような診断だけくだして、はい診療終わり…

なんていうことがほとんどではないでしょうか?(言い過ぎか?)

 

つまりは、

診断を出してもらえようが、貰えなかろうが、

結局のところなんの解決にもなっていない

 

と、なってしまうことも少なくないと思います

 

ここで、、

発達障害を、代謝障害という視点で一度見てほしいと思います

 

近年発達障害が代謝障害と言われるようになってきていますが、

代謝障害と言われたところで、それでもやっぱり発達障害同様、ピンと来ない人がほどんとだと思います

 

代謝障害って何なんでしょう?

 

詳しくはHPの方でも詳しく書いているので、興味のある人は是非読んで頂きたいのですが

 

発達障害とは代謝障害である

という視点で見ると、定形発達と、発達障害(代謝障害)の人というのは非常に線引きが難しく、

スペクトラムであることが分かってくると思います

 

 (それを理解するためには、自分である程度知識をつけるために勉強しないことには無理だと思います)

 

わたしたち生命体というのは、代謝することで生命活動を支持しているわけですが、

代謝とは簡単に言うと、

口からの摂取で入ってきたAというものを、体内という大きな工場のなかでXやYという別の物に作り替えていく過程のことです

 

わたしが書いたHPの記事の方では、これを食品《加工工場として例えて紹介していますが、

工場には毎日様々な原材料が入荷されては、それを基に工場で様々な加工品が様々な機械や大勢の人の手によって作られていくわけです

 

そこには入荷した材料の質や、工場の機械の性能や設備、その日の気温や従業員の体調なんかも関係してくることでしょう

 

”代謝障害がある”

とは、

言ってしまえば工場の機械や性能の設備に不具合がある(身体・又は脳の中の問題)ということです

 

機械がちょっと錆びていたり、欠陥があったり…古い機種すぎたり…

 

けれども、加工食品の完成には、機械の性能だけが全てというわけではありません

機械のみならず、材料の質や働く従業員など、様々な要因が絡んでひとつの加工食品が完成するわけです

 

たとえば機械に問題はなくとも、質の悪い粗悪品の材料ばかりを仕入れていたのならば、

加工食品の出来はイマイチとなってしまうかもしれませんし、

 

そういった粗悪品食材で機械を回し続けたことが原因で、

本来最新機種だったはずの機械が、その性能を発揮出来なくなってしまっている可能性もあります

 

これが発達障害(代謝障害)と定形発達がスペクトラムになっている理由のひとつとも言えると思います

 

たとえば、

 

工場の性能に不備があるせいで、

幸福感や安定した心を作るのに重要な役割をしている神経伝達物質のセロトニンが作られにくく。

いつも鬱っぽくなってしまう


または、

工場は万全だったのに、そのセロトニンを作るための材料の仕入れがストップしてしまっているせいで、

セロトニンが作られない

 

症状はどちらも鬱っぽく現われてきます

 

どちらも本来成されるべき代謝がスムーズに回らなくなっている、回っていないことが原因です

 

もし仮に、同じように質の良い材料が毎日仕入れ出来ていたとしても、

機械にもともと不備がある前者は、後者に比べると、セロトニンを作る過程も一苦労となってしまうことが何となく分かると思います

(また、もしセロトニンが人より作られ難いのであれば、幸福感がいつも希薄でも、些細なことでイライラしても、

”あぁ、わたしって人よりセロトニン少ないせいでまたこうなっているかもね…

と、冷静に自分を見つめ、ワンクッション置く訓練にも有効になりますし、またその訓練をする必要もあると言えます)

 

また逆に、

どんなに万全の機械を備えていても、仕入れる材料や働く従業員の質が悪ければ、加工品に影響が出るということでもあります

 

この、機械の持っている本来の性能とは、個人のDNAの違いを意味していますが、

機械に不備があると言っても、その不備の度合いによっても変わってきますよね

 

ちょっとだけの不具合で済んでいる人もいれば、なかなかの不良品かもしれない

Aラインはそうでもないけど、Bラインを動かす機械はかなりの不良品である可能性もある

 

もともと代謝を抱えている人というのは、

確かに機械に不備ない人に比べると、フォローが大変かもしれません

気を付けなくてはならないことも沢山あるかもしれません

 

が、しかし

完成する加工食品というものが、機械だけに懸かっているわけではないことが理解出来れば

発達障害(代謝障害)、定形発達の線引き関係なく、

元気で健康に生きるためには両者ともに代謝のメカニズムを意識して生活することは大切なことと言えるはずです

 

よく、

「発達じゃないのに発達障害と誤診されて…

などと聞きますが、

 

確かに不規則な生活習慣や栄養不足の食事を繰り返したせいで、

発達障害のような症状が出てしまっていたことも考えられますが、

 

それがもともとの発達障害のせいだったのか…、

はたまた生活習慣、食生活のせいでそうなっていたのか…

 

それってそんなに重要でしょうか?

 

もし仮に、そいうった代謝障害の理解がないくせに、

発達障害と誤診されて可哀そうに…

ありのままで良いのに…

 

なぁんて言ってしまうと、

相変わらず食生活も生活習慣も変えられず、代謝障害はフォローされていかないということになります…

その方がよっぽど可哀そうです…

 

食事や生活習慣のせいでそういった症状が出ているだけなのか、

はたまたもともと生まれもったDNAによってそうなっているのか、

結局は代謝障害による結果なのだから、対処もまた同じです

 

どちらにしたって、ただ黙ってそれ(代謝フォロー)をやれば良いだけです

 

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