分子栄養学講師の気ままなブログ

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低血糖と非行

2016年03月09日 | 身体・健康
少年院に入っている青少年の大多数が清涼、炭酸飲料水、スナック菓子らを多量にとり、低血糖症であったというのは良く聞く話です

青少年を対象にしたある結果がアメリカでも報告されています

アメリカの少年院で実施されたのは、彼らの食事から精製された砂糖、小麦らを排除すること

すると、更正率は上がり、院内での暴力事件、盗みなども大幅に減ったといいます

また、低血糖は《イジメ》とも関係してると言っても大袈裟ではありません

下がりすぎた血糖を上げる為、攻撃ホルモンとも呼ばれるアドレナリンが多量分泌され、イライラ、キレやすい行動に繋がるからです

血糖値の乱高下を招く精製された砂糖は《百害あって一利なし》とよく聞きます

しかし、実際にはどうでしょう

これだけ砂糖食品が溢れる現代の食生活の中で、子供の親である大人達がまず当たり前のように砂糖が多量に含まれる食品を購入し、口にして、その危険性については意外と無知だったりもします

子供の朝ご飯がスナックお菓子や菓子パンだったりします

健康に良いと思われがちなシリアルも砂糖の塊のようなもの

特に昔の人は"砂糖が脳には良い"と信じている人が多く、可愛い孫が欲するままにお菓子を与えているといったケースも少なくないようです

また、非行少年の多くが家庭環境に何らかの問題を抱え、彼らの食生活を管理する人物がおらず、安価で手軽に食べられる、更には中毒性の高いそれらに手が出るのは当然の事かもしれません
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