斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

本日の大学院講義

2011年06月06日 15時34分57秒 | 講義記録
先ほど終了した大学院講義について、いくつか連絡をします。
1)課題が出ています。岩塩構造、ダイヤモンド構造および閃亜鉛鉱構造の3種について、空間群を決定して、さらに各原子あるいはイオンが位置するサイト記号を確定してください。レポート用紙に解答を記入して、6月13日(月)17時までに斎藤教授室(物質・材料系427)に提出のこと。

2)授業アンケートに目を通しました。2単位にしてほしいという希望は意外と少なかったので、来年も1単位の予定でいきます。いつくかあった意見・希望・感想について簡単に触れます。
① 講義室が狭い
これについては、反論ありません。私もそう思います。そもそも大学院の専門科目の講義に90名以上の院生がくることを想定していませんでした。前回などは机、椅子の数と院生の数が同じという状態まできてしまいました。ただ、月曜日の3限にA講義室などの大部屋を大学院の講義で占有するのもなかなかむずかしいのが現実です。

② 板書の字がきたない
なにか、個性まで否定されているように感じます。社会に出てから、こういう物言いは慎むようにしてください。同じことをいうなら「ゆっくり丁寧に書いてください」という言い方が社会では適切です。相手が工夫できる余地を残しつつ要望するのが大人の世界です。

③ 解答やさまざまな通知をブログに書くのはやめて欲しい
あなたがどう思うかは、あなたの自由です。これが私のやり方です。

④ ブログに解答を載せるときに絵を使ったほうがよい
そのとおりですね。せっかく画面が使えるのだから、絵などでわかりやすく表現すれば講義でわかりづらかった点がわかりやすくなると思いました。

院生の皆さん、学部で受けた学生の皆さん、たくさん講義を聞きにきてくれてありがとう。しかも寝る人がほとんどいなかったので、講義に熱が入りました。