斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

奈良高専探訪記4

2010年09月21日 21時43分42秒 | 高専訪問記
奈良高専の自慢2.まさか本物がおいてあるとは。。。T-6テキサン練習機です。飛行機です。昭和46年に防衛庁から管理換えを受けたものだそうです。T-6は世界でもっとも成功した練習機と言われ、17,096機が生産されたそうです。米軍からの供与で、保安隊時代の松島基地で使用され、その後航空自衛隊に移管された。昭和45年まで運用された飛行機で、ちょうど全国で引退した機体が全国の高専に飾られることになったそうです。そういえば、航空機のコレクションといえば、東京都立産業技術高等専門学校(旧東京都立航空工業高等専門学校)のものが有名ですね。旧航空高専ならある意味納得ですが、奈良高専にあったとは。奈良高専のシンボルになっています。こういう展示品が各高専にあることを期待しつつ、全国の高専を回ってみます。

奈良高専探訪記3

2010年09月21日 21時28分23秒 | 高専訪問記
奈良高専の自慢、その1.新幹線の台車が飾ってありました。住友金属が開発した、平行カルダン式歯車装置を備えた台車です。 この方式は、主電動機を台車枠のまくら木方向へ搭載しWN継ぎ手を介して平歯車で車軸を回転させる方式です。あまり時間がなくて、動力伝達機構をトレースすることはできませんでしたが、本物を見るのは初めてでした。この台車、かの有名なSTAR21で実際に使わせていたそうです。燕三条ー新潟間を最高時速425kmで走りました。平成5年12月21日だったそうです。

奈良高専探訪記2

2010年09月21日 21時14分14秒 | 高専訪問記
奈良高専に到着しました。冷水(ひやみず)校長先生にご挨拶して、今日の一日の流れを確認しました。冷水先生とは何度もお会いしていまして、気さくにお相手していただけました。今日の予定は、奈良高専の先生方と研究についていろいろと議論するというものです。(科研申請の極意の伝授だったりします)さすが、意識の高い高専だけありまして、たくさんの先生とお話することができました。私から極意の伝授など、たいへん失礼な話で、その程度の内容は先生方も重々承知であると、察知しました。逆に数名の先生から申請に関するアイディアをいただきまして、たいへん充実した一日となりました。

奈良高専探訪記1

2010年09月21日 21時07分34秒 | 高専訪問記
近鉄郡山駅です。大和郡山市、やまとぐんやましではありません。やまとこおりやまです。この駅から高専までは車で10分程度です。途中、ため池がありました。たしかの飛行機からみると、このあたりは一面池だらけです。郡山といえば、金魚の産地ですが、あまり明確に金魚の町というような宣伝がなかったように感じました。さてさて、これから初めて訪問する奈良工業高等専門学校にはどのような出会いがあるでしょうか。