小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

研究授業やりました。たぶん30回目くらいの。

2017-11-16 21:40:46 | 教師力UPの攻略法
んで、研究授業が終わりました。
ん~ 60点くらいかな。笑
十年後に覚えてる授業にはなったかなと思います。
というのは、今回の授業は難しいことにチャレンジしたつもりの授業だったからです。
4年生の算数「式と計算」の単元で、いわゆる「交換・結合・分配法則」を適用させる問題として、複合的な形に並んだシールの枚数を数えるという問題を、自作で準備して授業しました。
2段階の授業編成になっていて、最初に式を工夫してシールの枚数を求め、次に求め方によって形の違うたくさんの式を、各法則を使って同じ式に変えていくというものです。
シールの枚数を求める前半、楽しくて盛り上がりました。
式を変形させていく後半、難しすぎて子どもたちがうなり出しました。笑
そのうなる場面の中で、対話的な学び合いを活性化させようと、いくらかの手立てを講じてみたのですが、それが60点くらいだったかなと。
そう簡単にはいきませんね。
私もまだまだです。

まだまだな私ですが、研究授業でこんなチャレンジをあえてするようになったのは、私なりに「研究授業慣れ」してきたのかなと感じました。
授業を構想する際に、自然と根底にあったのは
「研究授業で普通の授業をしてもつまらない」
みたいな感覚でした。
特に今回は公開授業などではなく、校内でするこじんまりとした研究授業です。
ミスってもいいから、見に来る先生たちみんなに考えさせる授業にしたい。
そう思いました。

明日、研究授業をします。たぶん30回目くらいの。

2017-11-14 21:31:09 | 教師力UPの攻略法
明日、研究授業をします。
ふと考えました。
「これで何回目だろう」
研究授業や公開授業というのを、私は何度やってきたのだろうかと。
だいたい、1年に1~3回ぐらいのペースでやってきているはず。
平均2回として… 
30回くらい。

これが他の先生たちと比べて多いのか少ないのかはさておき、自分としてそんなにたくさんしてきた実感はないですね。
ペースとしては、おそらく早いほうでしょう。
私、感心なことに研究授業は進んでするんです。笑
好きなんです。
私にとってこれはなかなかなスリルが味わえる勝負事のように感じられるもので。

でも、その30回の一つ一つを思い出すなんてことも無理です。
そのうち、思い出せるほど印象に残ってるのは10あるかないかぐらいな気がします。
あとの20は… たいして力を入れてないってことでしょうか。

うーん、そんなことはないと思うのですが、実際そんなものなんですねぇ

思い出せるもののうち、自分なりの
「ベストな授業」
は何だろうと考えてみます。

うーん、これもパッとしない。笑
どういうことでしょう。笑
それほど授業は甘くないということでしょうか。
逆に
「ワーストな授業」
は?

お、これは思い当たるのがありそうです。笑
しかも2、3浮かびます。笑
研究授業で失敗したときのあの屈辱感って最悪ですよね。
大事な試合に負けた跡の敗北感に似ています。
その感触、まだ覚えています。笑

さて、新しい学校での最初の研究授業です。
今回はどんな研究授業になることやら。

職員バレーの練習が始まったけども

2017-11-10 22:47:56 | 雑談
職員バレー大会は、何とか参加者を確保して出場はできるようになりました。
ほっとしてます。
しかし、ここまで3回ほど放課後の練習がありましたが、その練習に出る人が、まあ少ない…
毎回5人くらいです。笑
こないだなんて、時間に体育館に行くと、誰もいなくて、まあすぐ集まるだろうと、1人でネットを張り出しましたが、いっこうに誰も来る気配もなく、結局1人でネットを張り上げてしまいました。泣
その後ポツンと1人でいたら、ようやく「お疲れさまでーす」って感じで若手が入ってきました。

うーん

寂しい。
これまでいた学校ではこんなことはあり得ないことだったし、もしあったとしたら私が黙っていないところでした。笑
まずは若手に、
「先輩にネットを張らすな~!お前たちが一番に体育館にこーい!」
次にちょっと上の先輩たちに
「何やってんですか~!もう練習始まってますよ~!」
そしてかなり上の先輩たちに
「先生~ 練習しとかないと本番で恥ずかしいプレーしますよ~」
と渇を入れて回るところです。笑

しかし今回、私はこの学校1年目。
ムズムズ…
立場を気にして言えない自分が情けない。笑

はあ、あと数回練習はあるし、本番も近いのですが、今年はあんまり期待はできないかな…

うちのクラスに「ごんぎつね」がいます

2017-11-09 20:11:50 | 学級生活の攻略法
変なことに、4年生「ごんぎつね」の授業をしてから、クラスにいるやんちゃぼうずが、私にはなんだか「ごん」に見えてきました。笑
いたずら好き、悪さ好き。
同時に変に賢くて、鋭い。
洞察力はあるが、立ち振る舞いは不器用。
ぴったりです。笑

しかしそう思えるようになってから、この子を前よりも温かい目で見られるようになっている気がします。
だって「ごん」は、その悪ガキぶりの内面には強烈な「孤独」があることを、子どもたちと一緒に学んだからです。
ごんの立ち振る舞いの根拠にはすべてその孤独があるとさえ思えました。
ごんはかわいそうな存在であり、可愛げもあり、少なからず人間の誰しも共通点が感じられる存在でした。
あの物語を読みながら、いつしか「ごんを救いたい」と思うようになった子も少なくないはずです。
幼いが故に、未熟な上に、不器用にしか振る舞えないごん。
もっと小さい頃になにがあったのだろう。
きっとつらい過去を背負っているに違いない…

ごんのせいで、そんな変な感情移入がおこってしまい、クラスのやんちゃぼうずを見る目が勝手に変わってきました。

でも、本当に、この子も内面に抱えている何かがあって、だからこそやんちゃな行動をしているというのは、その通りなんだと思います。

救ってあげたいです。

ん!?まさかの、教職員バレー大会出場ピンチ!?

2017-11-07 21:27:58 | 教師の仕事術の攻略法
また、教職員のバレー大会の時期になりました。
秋の大会です。
バレー好きの私にはうれしい時期ですが…

もちろん先生みんながそういうわけではありません。
バレーが苦手な先生、好きだけど忙しくてできない先生、そんな先生もたくさんいます。
そこで、バレー大会となると、まず最初にクリアしなくてはいけない壁は
「メンバー集め」
です。
少なくとも9人はいないと出られないし、できればそれよりたくさんのメンバーをそろえて、盛り上がって出場したいところです。
学校の規模にもよりますが、ここで苦労する学校も少なくないのです。

そして本校。
規模的には十分大きいし、バレーが好き、できるという先生もそこそこいるので、ぜひ出場したいところです。
そこで、本校の場合チームの世話役となるのが若い「親和会長」です。
この子も元気な先生で、
「バレー大好きです!がんばりましょうね!」
と声を張ってくれるうれしい存在です。
そしてこの先生が、職員朝会で勢いよく話しました。
「皆さん!またバレー大会があります!回覧を回しますので、参加してくださる先生は○を付けてください!よろしくお願いします!」
そして回覧が回り始めました。
私はもちろんすぐに○を付けましたが…

数日がたち、回覧が一通り済んで、また親和会長のところに返ってきましたが、それを見ながら会長が困った顔をしていました。
どうやら、参加の集まりがいまいちだったようです。
そこで、慌てるように、その場で会長が声を上げました。
「バレー出られる先生もういませんか!?もうすぐ出場締め切りなんですけど~!」

どうやら、若い会長のやり方がもう一歩だったようですね。
まだ経験も浅い先生だからよく分かります。
このバレーなんてのは、
「絶対に出る!」という白と、
「絶対に出ない!」という黒の、間のグレーなところにいる先生がいっぱいいるんです。
こういう先生たちはデリケートなところにいて、味気ない回覧ごときでは前向きな気持ちになれないんですね。
そして「×(ごめんなさい)」とか「△」とか付けてしまうんです。
じゃあどうすればこんな先生たちを巻き込めるか。
それはただ一つ。
「個別に依頼する」
ことです。
世話役は大変ですが、いちいちその先生のところに足を運んで(できれば回覧を回すよりも先に)
「先生、今度のバレー出ましょうね!」
「え~私下手だよ~」
「知ってますよ~ だからがんばってもらうんですよ~」
「何それ~」
「うそうそ!また楽しみながらやりましょうよ!ね!先生が出てくれたらみんな喜びますから!」
「そんなこと思ってないでしょ~ まったく~ はいはい、分かりましたよ!」
って会話をするんです。
こうして、個別に参加者を増やしていく努力が欠かせないんです。

私はその役目をずーっとやってきたのでよく分かります。
「がんばりましょう!」
だけではだめなんですね。
要は関係作りです。
「お前が言うなら、仕方ない。やるよ」
って思ってもらえる、そんな関係を築くことです。
今回の若い会長はどうやらそれがないまま大きな声だけを出していたので、いまいち手応えがなかったようです。

このままでは会長がかわいそうですし、もし本当にバレーに出られないなんてなると私が一番困るので(笑)人集めを助けてあげようと思います。