出張で出た担任の補教で1年生のクラスに入りました。
任された授業は
「国語 くじらぐも」
活動の内容は
「くじらぐもに手紙を書こう」
ということでした。
活動については事前に担任が手紙となるプリントも準備してくれていて、書き方も子どもに説明してくれていました。
なので、私が急きょ授業に入っても、活動はスムーズに進みました。
(ちなみに、担任によってはこんな事前の準備をまったくせずに行っちゃう人もいて、それはかなり困ります)
普段は5年生と6年生の算数しかしない私にとっては、1年生のクラスに入ることにも、国語の授業をすることにも新鮮さがあり、子どもの書く手紙を見ながら、楽しむことができました。
実は、私ずっと前に1年生担任をしたことがあって、そのときにも「くじらぐも」の授業をしました。
その授業でとてもよく覚えている、というか悔いが残っていることがあります。
単元の終わりぐらいの授業で、こんなアイディアが浮かびました。
「くじらぐもから子どもたちに手紙を届かせよう」
ということで、私がくじらぐもになりすまして手紙を書きました。
内容は
1年○くみのみなさん
まいにち、おべんきょうやうんどうを、よくがんばっていますね。
えらいですね。
おそらから いつも見ていますよ。
こんど、みんなにあいにきますね。
くじらぐもより
みたいな感じだったと思います。
子どもたちが喜ぶ姿を想像しながら書きました。
そして、私のプランとしては、子どもたちにばれないように運動場の真ん中にその手紙を置おいておき、国語の授業を始める。
そして、授業がある程度進んだところで、
「空から何か落ちてきたよ!?」
と騒ぎ立て、みんなで運動場に駆けつける。
子どもたちが手紙を見つけ、大喜び。
というものでした。
そしてプラン実行。
私自身わくわくしながら手紙を運動場に置きにいくと…
「せんせい、なにしてるの~」
「な!?」
油断…
子どもに目撃され、敢えなく失敗。
ショックでした。笑
このときの悔しさはよく覚えていたのですが、偶然にもそれを晴らす場面がやってきました。
「ここでやるしかない!!」
補教の先生が勝手なことして申し訳ないですが、きっと担任の先生も喜んでくれるはず。
そう勝手に思い込み、プラン実行。
今度は手紙を置く際に見られないように十分に気をつけ、設置完了。
そして国語の授業開始。
子どもたちがくじらぐもに手紙を書き終えたくらいに、演技スタート。
「みんな、いいお手紙が書けたね。
(窓の空を見上げて)はぁ~今日は天気がよくて、本当にくじらぐもがやってきそうだね。」
「来ないよ」とつぶやく子どもあり。
無視して演技続行。
「ん?なんか、今、空から落ちてきたよ。」
子どもたち
「え?」
「あれ?だれも見なかった。ほら、今ひらひらって、空から紙が落ちてきたよ」
「うそだ~」
「だって、ほら、その紙があそこに落ちてるよ」
「え~!」
「どこどこ~!」
「わっ 本当だ~」
「なんだあれ~」
私
「もしかして、くじらぐもがみんなに手紙をくれたんじゃない!?」
「ありえな~」
「よし、じゃあ見に行こう!」
運動場へ駆け出す1年生。
と私。
最初に拾い上げた元気ものの男の子が
「おぉ~!」
そして何人かで手紙を読み上げる。
「1年○くみのみなさん…」
「なんだこれ~」
「うそでしょ~」
「先生が置いたんでしょう~」
「先生教室いたじゃん!先生じゃないよ」
「え~じゃあだれ!?」
「くじらぐもだよ~」
騒ぎが収まらない子どもたち。
作戦どおりです。笑
数年越しの作戦成功でした。
任された授業は
「国語 くじらぐも」
活動の内容は
「くじらぐもに手紙を書こう」
ということでした。
活動については事前に担任が手紙となるプリントも準備してくれていて、書き方も子どもに説明してくれていました。
なので、私が急きょ授業に入っても、活動はスムーズに進みました。
(ちなみに、担任によってはこんな事前の準備をまったくせずに行っちゃう人もいて、それはかなり困ります)
普段は5年生と6年生の算数しかしない私にとっては、1年生のクラスに入ることにも、国語の授業をすることにも新鮮さがあり、子どもの書く手紙を見ながら、楽しむことができました。
実は、私ずっと前に1年生担任をしたことがあって、そのときにも「くじらぐも」の授業をしました。
その授業でとてもよく覚えている、というか悔いが残っていることがあります。
単元の終わりぐらいの授業で、こんなアイディアが浮かびました。
「くじらぐもから子どもたちに手紙を届かせよう」
ということで、私がくじらぐもになりすまして手紙を書きました。
内容は
1年○くみのみなさん
まいにち、おべんきょうやうんどうを、よくがんばっていますね。
えらいですね。
おそらから いつも見ていますよ。
こんど、みんなにあいにきますね。
くじらぐもより
みたいな感じだったと思います。
子どもたちが喜ぶ姿を想像しながら書きました。
そして、私のプランとしては、子どもたちにばれないように運動場の真ん中にその手紙を置おいておき、国語の授業を始める。
そして、授業がある程度進んだところで、
「空から何か落ちてきたよ!?」
と騒ぎ立て、みんなで運動場に駆けつける。
子どもたちが手紙を見つけ、大喜び。
というものでした。
そしてプラン実行。
私自身わくわくしながら手紙を運動場に置きにいくと…
「せんせい、なにしてるの~」
「な!?」
油断…
子どもに目撃され、敢えなく失敗。
ショックでした。笑
このときの悔しさはよく覚えていたのですが、偶然にもそれを晴らす場面がやってきました。
「ここでやるしかない!!」
補教の先生が勝手なことして申し訳ないですが、きっと担任の先生も喜んでくれるはず。
そう勝手に思い込み、プラン実行。
今度は手紙を置く際に見られないように十分に気をつけ、設置完了。
そして国語の授業開始。
子どもたちがくじらぐもに手紙を書き終えたくらいに、演技スタート。
「みんな、いいお手紙が書けたね。
(窓の空を見上げて)はぁ~今日は天気がよくて、本当にくじらぐもがやってきそうだね。」
「来ないよ」とつぶやく子どもあり。
無視して演技続行。
「ん?なんか、今、空から落ちてきたよ。」
子どもたち
「え?」
「あれ?だれも見なかった。ほら、今ひらひらって、空から紙が落ちてきたよ」
「うそだ~」
「だって、ほら、その紙があそこに落ちてるよ」
「え~!」
「どこどこ~!」
「わっ 本当だ~」
「なんだあれ~」
私
「もしかして、くじらぐもがみんなに手紙をくれたんじゃない!?」
「ありえな~」
「よし、じゃあ見に行こう!」
運動場へ駆け出す1年生。
と私。
最初に拾い上げた元気ものの男の子が
「おぉ~!」
そして何人かで手紙を読み上げる。
「1年○くみのみなさん…」
「なんだこれ~」
「うそでしょ~」
「先生が置いたんでしょう~」
「先生教室いたじゃん!先生じゃないよ」
「え~じゃあだれ!?」
「くじらぐもだよ~」
騒ぎが収まらない子どもたち。
作戦どおりです。笑
数年越しの作戦成功でした。