教務主任として仕事を始めて、考えること、勉強になること、本当にたくさんある毎日です。
新しい環境に身を置くことは、いいことですね。
自分を磨くいい刺激に心地よさを感じています。
年度のスタートということで、先生たちはみんな忙しそうです。
やっと学級開きができたと思ったら、もうすぐ家庭訪問が始まります。
それが終われば本校は運動会です。
まだまだ息つく間もなさそうです。
私はというと、その忙しい先生たちの中で、また違った忙しさの真っ只中にいます。
学級を作ったり、子どもたちとの関係を築いたりする忙しさではなく、その忙しさの中にいる先生たちが少しでも仕事をしやすい環境を作るために、忙しくしています。
教務主任の役目です。
「先生が教務になって、仕事がしやすくなったよ」
って言われたいです。
「先生が教務になって、仕事がしにくくなったよ」
とは絶対に言われたくありません。
必死に勉強していこうと思っています。
こないだは、柄にもなく夜遅くまで残って仕事をしていました。
「柄にもなく」というのは、担任時代は残業をしなかったからです。
そんな私が遅くまでいる姿を見た先生たちは
「どうしたんですか!?」
みたいに驚いていました。
「忙しそうですね…」
気遣ってくれる先生たちも。
私自身も、周りが見えなくなっていて、そんな言葉をかけられて初めて、自分が慌しく仕事をしていることに気付きました。
しかし、すぐに思いました。
教務主任がバタバタとしていちゃあ、いかんなと。
教務主任が息つく間も忙しそうにしていて、周りから声もかけにくいような雰囲気を醸し出してしまっていては、これは仕事がしにくい環境を作っていることになります。
気をつけようと思いました。
忙しい中にも、自分を客観的に見る目、みたいなものをいつも持っていたいです。
職員室の中で、どんとゆとりを持って構えていられる教務主任に、先生たちは安心感をもつんじゃないかと思います。
自分が担任だったころを思い出しても、そんな教務主任を求めていましたから。