小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

職員室の中での自分の存在

2011-08-20 11:10:44 | 教師力UPの攻略法

夏休み後半になり,職員室も少しずつ慌ただしくなってきました。

旅行や帰省から帰ってきた先生たちも集まりだし,会議や研修,部会などが始まりだします。

出校日にやってきた子どもたちと同様で,まだ先生たちも頭の中は夏休みモードいっぱいで,ボケーっとしている人が大半です。(笑)

もちろん私もその一人(笑)

昨日は2学期にする研究授業に向けて指導案を提出しましたが,なんとなく検討会もスカスカな感じがしましたねぇ

さて

会議や研修をしていると,職員室の中でもそれぞれの先生の個性が表れます。

積極的に意見する人

ほとんどものも言わない人

共感的な立場の人

批判的な立場の人

いいこと言う人

言ってることが混乱をもたらす人

言い方が柔らかい人

言い方がきつい人

知的な人

知的でない人     ・・・・

いろんな先生がいて,一つの組織となるわけですが,その中での自分の存在や立場というものも意識してみたいですね。

自分はこの職員室内でどんな役割を果たしているだろうか。

まず気をつけたいのが

自分がボトルネックになっていないか!

ということです。

ボトルネックとは,「瓶の首の狭いところ」ということから,「組織の妨げになるもの」という意味で使われます。

学校の職員室で言うならば…

・消極的すぎて役に立っていない

・やる気がない

・意見が建設的でなく,害を及ぼしている

・利己的すぎて,組織の利益を考えていない

・仕事の力量が著しく低い

そういったことをする人を指すと思います。

職員室の組織の中で,自分がそんな存在になっていないかをいつも気をつけることは,組織の一員としての基本です。

恐いのは,仕事に一生懸命なのは分かるのですが,自分の殻にこもってばかりで,自分の存在というのを客観的に見れなくなっているときです。

けっこう,そういう先生って少なくないのかもしれません。

また,先生は頑固な人も多い。

いつも「俺流」「私流」でやってばかりで,それが組織の害になっていることに気付かない場合もあります。

もう一つ。

「スーパーボトルネック」

という言葉があります。

これは,仕事に関しては大変有能なのですが,それが強烈すぎて,逆に組織に馴染んでいない人のことを指します。

「10」しか戦力がないチームの中にいて,自分ができるからといっていつも「20」のことをいつも要求するのは,メンバーにとってはつらいことです。

そういう立場の人は,仕事ができるのに,やっぱりネックになってしまいます。


1 コメント

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はじめまして。小学校の教員をやっています。 (マサ)
2011-08-26 20:58:12
はじめまして。小学校の教員をやっています。
人に求めすぎるのも・・・と知り、どきっとしました。自分ができるわけではありませんが、教務という立場もあってか、求めてしまっているかもしれません。周りをよく見ようと反省しました。
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