湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

プレバト秋の京都俳句

2018-11-08 21:02:45 | 文学
今日オンエアのプレバト!!、兼題は「京都の紅葉と渋滞」でした。
特待生は2人とも、残念ながら昇格ならず現状維持。
渋滞追ひ越す八坂の冬鴉(中田喜子) 添削 渋滞の頭上八坂の冬鴉
「追い越す」が説明っぽかったんですね。夏井先生は言及しなかったけれど元の句は句跨りになっているしね。 
秋日和和日傘回すMAIKOSAN(千原ジュニア) 添削 MAIKOSANになりきり秋の和日傘を
季語「秋日和」以外に夏の季語「日傘」も入ってしまっているのを、添削で見事に解決。さらに助詞「を」で終わらせて、読み手に想像の余地を残す形に修整しています。

2句とも添削で動詞が退治されました。動詞を安易に使ってはいけないことに気付かされた回でした。
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鎌倉霊園掃苔

2018-11-07 15:38:34 | 文学
鎌倉霊園に潜入。近所なのに初めてです。広大な公園みたいです。

上の写真で鉄塔の見えている頂上のあたりに、川端康成の墓がありました。

風格がありますね。
反対側の丘の上の方には丸谷才一の墓が。

玩亭とだけあって丸谷家と彫ってないから、最初通り過ぎちゃいましたよ。
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初時雨俳句

2018-11-06 22:47:07 | 文学
行きは北久里浜まで自転車、帰りは雨になったので輪行で、カナブン初級俳句を受講。
兼題「初時雨」で本選まで行ったのはこんな句でした。
疎ましき人やって来る初時雨
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横須賀美術館

2018-11-05 22:05:44 | 三浦半島
11月3日文化の日は横須賀美術館までサイクリングしました。なぜって無料観覧日だったから

1万メートル・プロムナード・ウォークというイベントのゴールにもなっていたので、大賑わいですね。
横須賀美術館には逗子在住の島田しづ、逗子にアトリエと自宅があった中村岳陵の作品も収蔵されています。
今やっているのはモダンアート再訪展。
先日の湘南文芸合評会で話題に出たダリの「ポルト・リガトの聖母」や、芥川賞作家尾辻克彦こと赤瀬川原平の「千円札」を鑑賞できて大満足。
「千円札」に肖像が描かれていた風倉匠のパフォーマンス「ピアノを打つ」映像では思わず笑ってしまいました。
所蔵品展会場ではこんなブロンズ像を鑑賞。

この持ち帰れる解説カードによると、南太平洋の島で倒れ土に還っていった戦友の声にならない声を形に残したいという思いから生まれた彫塑だそうです。
次回の無料観覧日は来年2月17日です。
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横須賀カルチャーセンター文章講座

2018-11-04 09:18:01 | 文学
横須賀カルチャーセンターでAが講師を務めるもっと楽しく書きたい文章が書ける講座が、明日から本開講します。
随筆でも自分史でも評論でも童話でも手紙でも、今いちばん自分が上手に書きたいなと思うジャンルの文章をレベルアップできるという意味を、タイトルの「書きたい文章が書ける」という部分に込めました。
作品提出は任意。自分が伝えたいことがこれでちゃんと伝わるのかな?と思う作品こそ、出していただくと効果が上がりますよ。
他の受講生と作品を共有し意見をもらう、いわゆる合評式の文章講座がよくありますが、本講座はそうではありません。
講師添削とアドバイスの朱字を入れたものを作者に直接お戻しします。提出作品については講評で部分的に触れる形式です。
毎月第1月曜日10:30~12:30。受講者随時募集中。

横須賀カルチャーセンター
横須賀市本町2-1-12 ショッパーズプラザ5階
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湘文新テーマ

2018-11-02 20:57:33 | 
今日は湘南文芸11月の定例合評会でした。集まった全ての作品を合評し終えることができたので、今月の臨時合評会はありません。
12月の定例合評会は7日(金)14:00~@逗子市民交流センターです。
新しい共通テーマは 濁 冬 疑う に決定。これまで2つのテーマでやってきましたが、今回は3つにしてみました。1編に複数のテーマを入れても、全く入れず自由題でもOKです。提出締切は12月4日(火)です。
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飲の詩パート4

2018-11-01 00:37:14 | オリジナル
共通テーマ「飲」でSが書いた詩を投稿します。

キクちゃん

キクちゃんがいるかぎり
アルコールはやめられない
シンブンをよむように
一筆書きで
コーヒーのようにのむ
キクちゃんの母の妹がわたしの母
母が死ぬとわたしはキクちゃんチに引き取られることに
キクちゃんはたんすからふるいパンツを
かきあつめばらばらわたしにむかって
投げる わたしは拾わない

こんな過去でも
ないよりましだが幸福なキクちゃんを
にくむからそうだのもうということに
血がわく
大酒のんだ祖父のDNAだろう
と思う

煩悩からそろそろ
抜けるときだ
注文の多いわたしを
埋めにいかねばならない
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