湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

神奈川新聞文芸コンクール表彰式

2018-11-11 02:31:39 | 文学
昨日横浜で、Aが入賞した神奈川新聞文芸コンクールの授賞式がありました。

前列中央が今回の現代詩部門審査員、H氏賞詩人の中島悦子さん。
授賞式後の講評会では各作品に対するコメントの後に、現代詩の状況についても話が及びました。
現代詩という究極の言葉の冒険に対してシャッターを下ろす人が多いけれど、抽象的で難解でも敬遠せずにたくさん読んで、文学における最先端の表現に目が利くようになってほしいという中島さんの訴えには、きゅっと身が引き締まりました。
詩が趣味や手すさびという意識では立ち向かえない領域にあることを、改めて認識させられました。
講評を聴きたいからまた応募したという受賞者もいるくらい、この講評会はいつも貴重で有益な時間になっています。
中島さんは「最優秀賞を獲ったら卒業して、別に挑戦の場を求めるのが粋な応募ですよ」とも。
Aは現代詩部門で5回目の入賞。短編小説部門との同時受賞もありましたが、どちらの部門でもまだ最優秀は獲得していません。
詩を続けるきっかけになったのがこのコンクールなので、最も愛着があります。講評会目当てに次回も応募しようと思います。
コメント
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