湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

小坪まち歩き15日に開催

2016-05-10 11:43:42 | イベント
以前Aが講師をさせていただいた逗子まちなかアカデミー・サードエイジの課外講座「小坪のロマンと夢を語るまち歩き」のリハーサル企画に、先月末参加しました。
よそから来た人が「日本じゃないみたい!」と言う逗子マリーナと昔っぽい漁村が共存する珍しいロケーションも市民にとっては見慣れたものですが、普段聴けない話を伺い普段見られないものを見て大充実の体験でした。
 担当・小谷さんのコース説明
特に興味深かったのは海前寺ご住職のお話。寺の裏山は小坪坂古戦場であり、野村昇司さん(逗子市逗子)作の児童文学「砲台に消えた子どもたち」でも描かれている終戦直後の爆発事故が起こった壕もあった場所。これらで亡くなった人たちの供養をしている寺なのだそうです。
「津波がすぐそこまで押し寄せたんです」
海前寺は、逗子市津波ハザードマップの表紙に使われている大正関東地震(1923年)の絵図にも描かれています。
 御本尊の阿弥陀三尊立像
御本尊を間近で拝観させていただきました。観音の両脇に配置された菩薩像は来迎の姿勢(極楽浄土から迎えに来た姿)を表現するためかなり強く腰を前にかがめていて、倒れたり壊れたりしやすいデリケートな木像。室町時代から大切に守られてきたこの二体は、市重要文化財に指定されています。
他に住吉城址、六角の井(矢の根井戸)、和賀江嶋などを巡り、最後に海藻博士・高橋昭善さん(小坪)のお話を聞きました。
本番は5月15日(日)に行われます。参加したい人は「広報ずし」5月号16ページをご覧ください。

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