湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

サードエイジ連続講座逗子文学の回

2017-11-12 20:53:56 | 文学
サードエイジ連続講座第3期(全4回)が本日開講。第1時限はAが講師を務める「文学で見る地域の変遷」でした。

逗子ゆかりの文学を3つの時代に分けて解説。第3章芥川賞作家の時代(戦後~現在)では、参加者にこんなクイズを出しました。
Q 女性初の芥川賞受賞者となった中里恒子は、文壇の大家と師弟関係にありました。それは誰でしょう。
逗子・鎌倉にもゆかりの大作家ですが、想定以上に難易度高めだったみたい。逗子マリーナで亡くなったというヒントで、ノーベル文学賞を受賞した川端康成という正解に皆さんたどり着きました。
川端康成著として世に出た「乙女の港」は、女学校を舞台にしたいわゆるシスター小説的な作品ですが、中里恒子が横浜の紅蘭女学校、今の横浜雙葉学園に通っていた時の体験を基にして書いた作品に川端康成が添削をして書き直させ完成させた小説です。
中里恒子が逗子・葉山を舞台に書いた「乗合馬車」他で女性初の芥川賞を受賞したのは昭和14年でした。

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