湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

詩「夏の海」

2014-08-02 23:45:02 | オリジナル
会の名称TAKのイニシャル順でお送りしてきた詩の連載。最終回は、北斗七星第3号に収められたKの作品です。

ジリジリ 砂焼く夏の陽は
ジリジリ 人の肌も焼く
焼かれりゃ 辛いはずなのに
油を塗って こんがりと
顔焼く 背を焼く 腹を焼く
誰かに召せと 言うのだろうか
不思議な 不思議な 夏の海

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