Eが自由題で書いた詩を投稿します。
劫罰
私という生命体は
宇宙的な時間と空間に
浮んだ唯一の点
誕生しえた確率は
ほとんどゼロに等しい奇跡
生命が終焉した後にも
命そのものは
存在しつづけてゆくだろう
しかし 私という生命の
再生はあるのか
限りなく 文字通り限りなく
ゼロに近いだろう
現に私を構成している
億という粒子が再結集できたとしても
それが生命体となる確率は
気が遠くなるほど
微弱であろう
永い永い 永遠といってよい
永い沈黙
生命に科された劫罰
生きていることは
それほどの僥倖なのだ
劫罰
私という生命体は
宇宙的な時間と空間に
浮んだ唯一の点
誕生しえた確率は
ほとんどゼロに等しい奇跡
生命が終焉した後にも
命そのものは
存在しつづけてゆくだろう
しかし 私という生命の
再生はあるのか
限りなく 文字通り限りなく
ゼロに近いだろう
現に私を構成している
億という粒子が再結集できたとしても
それが生命体となる確率は
気が遠くなるほど
微弱であろう
永い永い 永遠といってよい
永い沈黙
生命に科された劫罰
生きていることは
それほどの僥倖なのだ