ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

ER9-06「はかない希望」ONE CAN ONLY HOPE

2005-11-20 16:10:59 | ER緊急救命室
末期の肺気腫患者のアリソンが延命拒否にサインした。それを見かねたネイサンは、別の治療法を提示する。自分のパーキンソン病という境遇と重ね合わせて、生きる希望を見出して欲しいと思ったのだろう。しかし、それは今後、政府が認するかどうかも分からない方法だと、カーターは怒る。思いやりのある行動だったけれど、医学生の身としては、行き過ぎの行動だったのかもしれない。

今回のタイトルは、キャリーオーバーの膨らんだ宝くじにもひっ掛けている。いい雰囲気になったプラットとチェンがいる部屋に弟レオンが、「当たった」と乱入。服もちゃんと着ずにチェンは逃げ帰る。あれだけプラットを嫌がってたのに、なんでこんな風になるんだろ?縁は奇なるもの。

薬物を飲まされた上、レイプされたと思われる14歳の少女に、エリザベスは打ち明けようとしたが、少女は急に怒りだし、実は自分自身で薬物を飲み、セックスしたのだと言い出した。目を輝かせて「20人もボーイフレンドがいるの」と言う彼女に、とてもやりきれない気持ちになった。エリザベスも同じ心情だったのだろう、二の句が継げない。

ネイサンの患者を想う気持ちと自身の病気と。駅のベンチで立ち上がれなくなってしまったネイサンの姿は、悲哀が漂っていた。

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