泣く子も閉口する、昨今稀に見るヒドい邦題。配給は何を考えてるんだか。東北新社か…。
ミシェル・ゴンドリーは『エターナル・サンシャイン』、『恋愛睡眠のすすめ』と来て、今作でさらにそのグダグダ感、くだらなさを増しております。だってストーリーが、変としか言い様がないんだもの。今の時代、本当にビデオしか置いていないレンタルビデオ屋。常連客のジャックブラック演じるジェリーは、発電所での事故で電磁波男になってしまい、結果、店のビデオが全て消えてしまい、どうにかごまかすために、自分たちでビデオを撮り始めるのだが…。
超有名作を次々とリクエストしてくるお客たち。ジェリーと店員のマイクは、ビデオカメラ片手に街の至る所で、思いつきだけでハチャメチャに撮りまくる。その様子がバカバカしくも、とても楽しげで。当然、時間もお金も掛けられないから、ローテクのアイディア勝負。稼ぐことしか頭になかった往年の作品たちを軽々と超えた迷作が次々と誕生させていく。
終盤、制作が間に合わなくなった二人は、お客も巻き込んで撮影を始める。それを上映したときのみんなの笑顔。この映画作ってた人たちも同じ気持ちだったんじゃなかろうか。うん、そうだと思う。
パロディを通して、作り手と観客があまりにも遠くなってしまった映画へのメッセージを表してたのかな。市川準監督と通じるものを何か感じさせる映画だった。
ミシェル・ゴンドリーは『エターナル・サンシャイン』、『恋愛睡眠のすすめ』と来て、今作でさらにそのグダグダ感、くだらなさを増しております。だってストーリーが、変としか言い様がないんだもの。今の時代、本当にビデオしか置いていないレンタルビデオ屋。常連客のジャックブラック演じるジェリーは、発電所での事故で電磁波男になってしまい、結果、店のビデオが全て消えてしまい、どうにかごまかすために、自分たちでビデオを撮り始めるのだが…。
超有名作を次々とリクエストしてくるお客たち。ジェリーと店員のマイクは、ビデオカメラ片手に街の至る所で、思いつきだけでハチャメチャに撮りまくる。その様子がバカバカしくも、とても楽しげで。当然、時間もお金も掛けられないから、ローテクのアイディア勝負。稼ぐことしか頭になかった往年の作品たちを軽々と超えた迷作が次々と誕生させていく。
終盤、制作が間に合わなくなった二人は、お客も巻き込んで撮影を始める。それを上映したときのみんなの笑顔。この映画作ってた人たちも同じ気持ちだったんじゃなかろうか。うん、そうだと思う。
パロディを通して、作り手と観客があまりにも遠くなってしまった映画へのメッセージを表してたのかな。市川準監督と通じるものを何か感じさせる映画だった。