ずいぶん前に、シネフロントにて。
♪あなた~の燃える手で~私を抱きしめて~ と歌ったのは越路吹雪だけれど、その元歌を歌ったのがエディットピアフ。「いつみても波瀾万丈」の番組には収まらない、彼女の一生を描く。若い頃と晩年とか、時代が行ったり来たりするのについて行くのが少し苦労。
でもそんなの関係ねぇ。とにかく圧巻なのは、主演マリオン・コティヤールの、まるでピアフが降臨したかのような演技。しゃがれた声で、捲し立てるようなしゃべり方を見れば見るほど、そうだったんだろうなと、説得力がある。
ボクサーであるマルセルとの大恋愛、試合中に流れる「愛の賛歌」、バラの花を散りばめた廊下…。うっとりとさせたところにやってくる、突然の悲報。取り乱した後、呆然と歩き出すピアフ。そして、そのままステージに上がってしまう。これがワンショットの長回しで表現されていて、ビッグスターである自分と一人の女性としての自分との間で揺れる彼女の内面を慮らずにはいられなかった。
♪あなた~の燃える手で~私を抱きしめて~ と歌ったのは越路吹雪だけれど、その元歌を歌ったのがエディットピアフ。「いつみても波瀾万丈」の番組には収まらない、彼女の一生を描く。若い頃と晩年とか、時代が行ったり来たりするのについて行くのが少し苦労。
でもそんなの関係ねぇ。とにかく圧巻なのは、主演マリオン・コティヤールの、まるでピアフが降臨したかのような演技。しゃがれた声で、捲し立てるようなしゃべり方を見れば見るほど、そうだったんだろうなと、説得力がある。
ボクサーであるマルセルとの大恋愛、試合中に流れる「愛の賛歌」、バラの花を散りばめた廊下…。うっとりとさせたところにやってくる、突然の悲報。取り乱した後、呆然と歩き出すピアフ。そして、そのままステージに上がってしまう。これがワンショットの長回しで表現されていて、ビッグスターである自分と一人の女性としての自分との間で揺れる彼女の内面を慮らずにはいられなかった。
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