ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

ヨドバシカメラ・アキバへ

2005-09-30 22:42:52 | 日々
え~、アキバ、アキバと申しますが、秋葉原の略は「アキハ」じゃねーかとツッコミの一つでも入れたくなります。でも、この土地はその昔、「秋葉ヶ原(あきばがはら)」と呼ばれていたんで、真っ当な略語と言えるんです。そんなことをマクラにして、ヨドバシ潜入記をば。

アキハバラデパートで、十年ぶりぐらいに「三点セット」を食べた。居ながらにしてお祭り気分を味わえる、焼きそば・お好み焼き・たこ焼きの盛り合わせ。味のしつこさは健在だった。腹を満たし、ヨドバシカメラのある昭和口側へ。

改札口を横切って外に出ると、デパート並みのでっかい建物が現れた。驚きながら、写真を撮ろうと後ろへ下がったら、同じことをしてる人が2人もいた。下がっても全体が入らない。広角レンズが欲しい。

建物に入って気が付いたのは、通路が広い。よく使う新宿のお店は、だいたい商品をたくさん置いていて通路は狭い。人とぶつかる。エスカレーターで上へ。最上階は、ゴルフショップとスクール。8階は、レストラン街。7階は、本屋の有隣堂とタワレコ。なぜか、6階にはヨドバシのDVD・CD売り場、2階にはパソコン書籍売り場がある。かぶってるけどいいのかなぁ。もしかして、まだ社員も誰も気づいてない?^_^;

音楽機材や自転車などの専門的な物も豊富でいいけど、全体的な価格は、やっぱり他のヨドバシと一緒。タイムセールとかを積極的に放送していたけど。そーゆーわけで、何も買わずに脱出。ヨドバシから直通のつくばエクスプレスに乗りたい衝動に駆られながら。

その後、電気街へ行って、ポータブルDVDプレーヤーGH-PDV700Aを1万5000円買いましたとさ。

阪神V!

2005-09-29 22:13:05 | 日々
♪ろーっこうおろーしにーさーっそうとー

と言うわけで、阪神タイガース優勝です!9回表の久保田のワイルドピッチや、最後のフライを金本がふらつきながら捕ったのは、ハラハラしたけど、ご愛敬。民主党の岡田は負けだけど、阪神の岡田は勝った。本当のところ、今年はあまり野球に興奮していなかった。去年のスト騒ぎから一転、気が抜けてしまったのだ。

それでも、優勝は嬉しい。JFKの安定感があり、繋げる全員野球で手にした勝利だと思う。まだ5度目の優勝だというのは、不遇の時代の長さを感じさせる。巨人を倒しての優勝は、戦後初だとか。アンチ巨人の阪神ファンとしては、願ったり叶ったり。

選手のみんな、ありがとう。次は20年ぶりの日本一だ!

『タッチ』

2005-09-28 21:18:04 | 映画
日比谷シャンテ・シネにて。改装してから初めて行った。内装がシックになってて、雰囲気良し。

みんなは、かわいいカワイイと言うけど、私は、長澤まさみという女優の顔をいつも忘れてしまう。よく思い出せないのだ。監督の犬童一心が「無個性という個性を持っている」と褒めているのか貶しているのか、よくわからないことを言っていたけど、この映画でもそれがモロに出ている。当たり障りのない演技で、誰からも好感を得られるような感じだった。でも、朝倉南はそんな子じゃない。「おぬし」とか「~だぞ」とか使い、今から考えればちょっとイタイ子だった。いや、当時でもそうだったかもしれない。こういう感じの子って、好きな人から見れば、全てが好意的に思えるけど、嫌いな人からは、徹底的に嫌われると思う。そこらへん違うんじゃない?新体操部にも入ってないし。

しかも、斉藤祥太・慶太は、棒読みとは言わないけど、言葉を発してるにすぎず、感情移入できない。微妙な三角関係、和也がいなくなった喪失感、求める南と逃げる達也、和解、告白って流れの中の心理変化がよく分からない。野球の試合シーンはTBSでやってた『H2』よりかは、マシだけど、それ以上のモノはない。まぁ、元々「野球漫画」という風ではないし。そして、かの有名な「上杉達也は浅倉南を愛しています。世界中の誰よりも。」をナレーションで済ましてしまうあたり、何か投げてしまっている感じがする。

30才のRIKIYAに、高校生をやらせるのはあまりにも酷。『バトル・ロワイヤル』じゃないんだから。でも、キャッチャーの孝太郎は、いっそのこと、こぶ平(いや違った、正蔵師匠)にやらせても良かったのでは?

一番の謎は、平成17年が舞台になっていること。いま、タッチを映画化するのなら、素直に、昭和末期をちょっぴりノスタルジーに描けばいいのにさ。わざわざ現代の話にした感じが、いたる所に見受けられる。自分で首締めてる感じ。

いろいろ書いたけど、甘酸っぱい青春時代を送っていないピロシの僻みによるものです。たぶん。

『ゲス・フー/招かれざる恋人』

2005-09-26 23:30:35 | 映画
サイパンから東京に帰る機内にて。前から3列目の右側から、いわゆる席前状態で観た。

某アメリカドラマ風に言うと「黒人女性のテレサは、完璧な恋人サイモンを両親の銀婚式パーティで紹介しようとしていたが、ただテレサは両親に伝えていなかったことがあったのだ。彼氏は白人だったのです。」

1967年の『招かれざる客』という映画のリメイク。『招かれざる客』は、人種問題を喚起した社会派作品だったみたいだけど、これはコメディ。それでいて、黒人の彼氏に白人の彼女から立場が逆になっている。ふーん、そっちも観てみよう。彼氏と父親の意地の張り合いで、コメディとしてはちょっと微妙なんだけど、テレサのおじいちゃんが、サイモンのジョークにマジギレするシーンは、なんかおかしみがある。

終盤に、サイモンが「違うからこそ好きなんだ」と言うんだけれど、もはや婚約しようとする彼らの段階では、人種とか境遇とかではなく、相手のことをどれだけ尊敬できるかが大切なんだろう。それでも最後に残るのが、男と女であることの違い。難しいね。

『忍 SHINOBI』

2005-09-25 23:47:34 | 映画
池袋シネマロサにて。

仲間由紀恵、オダギリジョーと売れっ子を2人を主役に据えた、山田風太郎原作の忍者映画。全体のイメージとしては、和風『HERO』or『LOVERS』。ただ、15億円では、この程度までしかできませんでした感がありあり。邦画なんだから、ハリウッドと張り合おうとしてるわけじゃないでしょって言いたいけど、ワイヤーアクションとかCGの多用とか、低予算にも関わらず張り合おうとしているとしか思わざるを得ない。日本初の映画ファンドで話題を集めたけれど、初登場第4位では、15億の回収も心許ない。ユッキーへの愛で、1口10万円を投資しようかと思いかけたが、やめておいて正解だった。日本では、まだまだなシステムのようだ。

なんか、愚痴っぽくなっちゃった。ストーリーとしては、徳川家康の時代に、伊賀と甲賀が生き残りの闘いを始め、朧と弦之介の二人の恋が引き裂かれる…。つまり、『ロミオとジュリエット』であり、『ウェストサイドストーリー』であり、『ユーガットメール』である。こういう話って、だいたい馴れ初めがちゃんと書かれてない。この映画もそう。恋とは落ちるものなのか。

各々の忍者の特殊能力は『ファンタスティック・フォー』。キャラクターや衣装、デザインは、ゲームの『ファイナルファンタジー』の7や10。だって、セフィロスも、ルールーも、キマリも、アーロンもいるんだもの。他の作品を挙げるだけで説明できる映画も珍しい。浜崎あゆみのエンディング曲も邪魔。

でもね、やっぱり仲間様はお美しい。「緑の黒髪」という表現があるけど、彼女の青の衣装が映った「青の黒髪」に見とれてしまった。それで満足です。

祝!カレンダー「猫めくり」に採用

2005-09-23 23:54:00 | 日々
やりましたよ、ついに。日めくりカレンダー「猫めくり」の2006年度版にピロシの撮影した猫写真が載ります。重たい段ボールが宅配便で届いたから、何かと思ったら、「猫めくり」3冊。中に、採用されました、なんていう紙は一切なし。

ま、この写真なんだけどね。「版権は株式会社カミンに帰属します。」って書いてあったけど、版権=出版権だから、著作権は自分のモノだよね…?よく知らないけどこっちにも載せちゃえ。

この写真を撮ったのは、Myデジタル一眼istDsを買ったその日。初めての撮影したものが採用されるとは。モデルの猫は、残念ながら数ヶ月後に死んでしまったけれど、これでいい供養になったろう。しかも掲載されている日にちは、2月22日。ニャンニャンニャン。猫の日なのだ。是非、お買い求めを。

『デンジャラス・ビューティー2』

2005-09-22 23:02:35 | 映画
サイパン行きの飛行機の機内上映で。なんでか知らんが、始まってから10分ぐらいイヤホンから音が出ず、1を見てない身としては、置いてけぼり食った感じ。

その中から推測できるストーリーとしては、ミスアメリカコンテスト爆破事件を解決したグレイシー・ハートは、売れっ子タレントのような生活をしていたが、そのミスアメリカが誘拐されてしまい、彼女は捜査に乗り出す。ついでにサムというライバル捜査官も現れる。

ドタバタアクションの連続。グレイシーの勝ち気な性格と暴れ方は豪快で、気持ちいい。ラスベガスでグレイシーが自分の知名度を活かして情報を得ようとする場面は、面白かった。でも、「金曜ロードショー」で観ればいいやって感じも否めない。前作との繋がりも結構あったようなので、観ておけば良かったかな。だから、続編特有のお約束感が楽しめなかったのが残念。


デンジャラス・ビューティー 2

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24シーズンIII 13:00-21:00

2005-09-21 22:58:59 | 24-TWENTY FOUR-
9/29からフジテレビで放送開始。DVDトリロジーボックス買っちゃいましたけど、なにか?

シーズンIIIは、前作から3年が経っている。麻薬密売組織に潜入捜査していたジャック・バウアーは、自らもヤク中に。それでも、バイオテロに立ち向かっていこうとする。禁断症状の出てるヤツに捜査なんかされてたまるかって普通思うけど。3年経っているので、就任したばかりだったパーマー大統領は、再選に向けて討論会に臨んだのだが、相手候補にスキャンダルをぶつけられてしまう。

今シーズンの最初の注目点は、バウアーの娘・キムがCTUの職員になっていること。いくらなんでも親バカもいいところ。こいつのせいで何人が犠牲になってるか。しかも、彼氏はCTU捜査員のチェイス。このことを知ったバウアーはチェイスを捜査から外したのだが、勝手に行動し始める。バカ娘にバカ義理息子。こいつら今回も足手まといになること必死。ちょっと面白かったのは、1話目は、提供のフォード社が「24にCMを入れません」キャンペーンを行ったので、よりリアルタイムに近くなっている。全話でやればもっとすごかったのに。

序盤は、いろいろ起こるのだが、どれものれんに腕押しでなんだか空回りばかり。午後9時手前で、おー、と驚くような展開に。これのせいだったかのかって納得させられる。のどに小骨の刺さったような感じだったけど。それにしても麻薬密売人のラモン・サラザールは、『シンデレラマン』のラッセル・クロウに見えてたまらない。

第57回エミー賞発表

2005-09-20 13:54:36 | 海外ドラマ
9月18日にエミー賞授賞式があり、各最優秀賞が発表された。

■最優秀ドラマ
「LOST」

■最優秀コメディ
「Hey!レイモンド」

■主演男優賞(ドラマ)
 ジェームズ・スペイダー 「ボストン・パブリック」(原題)

■主演男優賞(コメディ)
 トニー・シャローブ 「モンク」

■主演女優賞(ドラマ)
 パトリシア・アークウェット 「ミディアム」(原題)

■主演女優賞(コメディ)
 フェリシティ・ハフマン 「デスパレートな妻たち」

■助演男優賞(ドラマ)
 ウィリアム・シャットナー 「ボストン・パブリック」(原題)

■助演男優賞(コメディ)
 ブラッド・ギャレット 「Hey!レイモンド」

■助演女優賞(ドラマ)
 ブライス・ダナー 「ハフ」(原題)

■助演女優賞(コメディ)
 ドリス・ロバーツ 「Hey!レイモンド」

■監督賞(ドラマ)
 「LOST」

■監督賞(コメディ)
「デスパレートな妻たち」

詳細はこちらへ
「ザ・ホワイトハウス」「24」を抑え、前評判通り、無人島を舞台にした「LOST」が最優秀ドラマ作品賞を受賞。うーん、見たい。CSに入らないとなぁ。「LOST」は、J.J.エイブラムスが監督賞を受賞。彼は「エイリアス」も制作総指揮を執っている。「エイリアス」も面白いんだよ~。見始めたばかりだけど。来年公開のミッションインポッシブル3の監督もやってる。当たり男だね。「ER」はゲスト男優賞のみ。カーターもスーザンも抜けて、もぬけの殻となってしまうのか?

日本もこういうドラマ賞を創設すべき。

サイパン漫遊記

2005-09-19 23:04:36 | 日々
3泊4日のサイパン旅行をちょっと思い出してみます。

【1日目】
成田から午前10時半発の飛行機で3時間、サイパン国際空港着。外に出るとどんより曇り空。でも、ホテルに着いたらすぐに、目の前の海へ。水が思った以上に温かかった。繁華街へ探索に出かけると、英語に混じって日本語、中国語、ハングルがあんまりにもたくさんあって、変な感じ。「コンビニエソヌ」は、もはや狙ったものとしか考えられないよ!そして大人の店と題した建物(廃墟)に書かれていた「こうふんするしげきね」という言葉が、仲間内で流行語となった。

【2日目】
マウンテンバイクで疾走する、エコ・アドベンチャーに参加。途中、バンザイクリフトとスーサイドクリフに立ち寄る。今年、天皇が慰霊したところだ。ここから見る海の色は、植物の緑と空の青と対比されて、どこまでも鮮やかで深い色だ。この光景に、高屋窓秋の「ちるさくら うみあおければ 海へちる」という句を思い出しながら、石碑に手を合わせた。下り道をマウンテンバイクで駆け下りるのは、最高に気持ちいい。楽だし。忌野清志郎がオレンジ号に160万円も掛けた理由がちょっと分かったような気がした。その後は、海で泳ぎ、プールで泳ぎ、スパで泳いだ。リゾートな気分で過ごす。
夜は、屋台で買った揚げ物詰め合わせ弁当みたいなのを食べた。ヘビー。この時、NHKのBSニュースでノースウェスト航空の破産を知る。行きも帰りもこの会社である…。あと、ERを初めてアメリカで観た。もっとも、来週から新シーズンだから、再放送だろうけど。ついでにアゴオジサン(名前は知らん)のTonightShowも観られた。

【3日目】
バナナボートに乗ってマニャガハ島に出かける。島に到着する直前、意図的に振り落とされる。ああいうとき、人間はスローモーションに感じてしまう。メチャ水を飲み、むせかえる。無人島という割には、人で溢れかえっている。シュノーケルで海の中を覗くと、ナマコだらけ。日本じゃあり得ないような色の魚もたくさんいた。刺身には、まずそうだ。
ボートに乗り、パラセーリングを体験。徐々にボートから身体が離れていくのだが、周りから見ているほど高さの恐怖感はない。ただ、風に煽られ、ボートに乗っているとき以上に揺れる。眺めは気持ちいいのに酔ってしまって気持ち悪い、なんて奇妙な感じだった。場所を移動し、今度はマリンジェットに挑戦。まさに水上スクーターといった感じ。チャリンコしか運転したことのない自分には、扱いこなすのはなかなか容易ではなく、危うく海へダイブするところだった。でも、S氏は頭文字D並に、まくりまくって何度も自分を追い抜いていった。

【4日目】
最終日は、車を借り島巡り。ついに疲れが出て、グロッキーだったがなんとか付いていった。フラフラしながら最後に寄ったアメリカメモリアルパーク。半旗のアメリカ国旗の周りに、戦没した兵士の名前がぐるりと取り囲んでいた。空港へ向かうと、荷物検査に長蛇の列が。冷房も何もないところだったから、大変だった。警備に厳重なのは分かるけどさ。
飛行機は午後7時過ぎに成田着。ここから、家までの2時間を考えると、サイパンって近いような、遠いような。

今回の旅行で印象に残ったのは、とにかく、海の色。日の光によって、碧になったり、藍色になったり、にび色になったり、オレンジになったり。七色亜茶の味よりも変化がある。そして、頼りになるメンズとキュートなガールズと共に旅に出かけられたのは、本当にうれしかった。ありがとう。

そんな中、いま一番心配なのは、潮風にさらし続けた一眼デジカメが、錆びないかどうか。