ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

24シーズン7:破(中)

2009-09-21 23:05:50 | 24-TWENTY FOUR-
18時から22時。物語は中盤に差し掛かり、あらあら今回はあんまり盛り上がらないなあって思ってたところに!

事件のカギを握るデュバクが拘束後に暗殺され、振り出しに戻ったかに見えたものの、舞台はホワイトハウスに移り、ついに大統領自身の身に危険が及ぶ。ホワイトハウスが襲撃されるという前代未聞の(というかこんなストーリーにしたら、これ以上の展開は作れないと思うのだけど)事態に。この場面はこのシリーズ最大の緊張感。と同時に、やっぱり恒例のバカ娘は健在だなあと。今回は大統領の娘だけど。対して、24で唯一信じられる男、アーロン・スピアーズの活躍。ぜひ彼でスピンオフをやってほしい。

そして、犯人制圧と引き替えに、ある命が犠牲になった。あっけなく、でも劇的に。思わずあっと声をあげてしまった。この人物を欠いて事件の解決はあり得るのか、まあ、解決するのだろうけど。やっぱり続きが気になります。

24シーズン7:破(上)

2009-08-10 23:15:11 | 24-TWENTY FOUR-
14時から18時。次なる標的が化学工場だと分かったときには、すでに残り15分。大気中に放出されれば、甚大な被害が出る。FBIから工場へ連絡が入るのだけど、電話を取った管理のおじさんは、並々ならぬ責任感の持ち主で、登場した途端に死亡フラグが立ってた…。他にも、デュバクの彼女も出てきた瞬間から役回りが透けて見えてしまって…。

デュバクを追い詰めるジャック。そして、お決まりの如く逃げられるジャック。悩むジャック。政府に協力を求めるジャック。いつぞやも見たような。軍事行動を進める大統領。撤退を突きつけられる大統領。旦那が拉致られる大統領。「テロには屈しない」大統領。これもデジャブ?

変化があったとすれば、ジャックはもはや痛みを感じない人間になってしまったようなので、その分、ルネが苦悩しまくります。ジャックに当たり散らします。そこら辺の役割分担がはっきりしてるかなと。

さてさて、18時前、事件は収束方向へ。あれ、まだ十数時間残ってるのに。ってそれはジャックたちには関係ないことか。とか思ってたら、トニーが新たな情報を持ってきましたよ。この感じ、シーズン1の正午に近い状況でした。

24シーズン7:序

2009-07-07 00:59:38 | 24-TWENTY FOUR-
2年ぶりに帰ってきました、ジャック・バウアー。アメリカ国内はもとより、中東、メキシコ、中国、ロシアなどなど、国際問題さえも引き起こすお騒がせ野郎。今回は、アフリカの内戦が背景に。

24リデンプションで、アメリカを脱出してアフリカの孤児院で過ごしていたジャックが子どもたちを助けるために、アメリカ大使館に出頭。帰国後、連邦議会の公聴会で拷問による捜査を問題にされていたが、そこにFBI捜査官のルネが現れ、ジャックを引き渡すように要求。で、いつものようにテロ云々に巻き込まれて参ります。

今回は、ついにCTUが解体され、後ろ盾(といっても元々そんなの無いのかもしれないが)を失ったジャックがどう動いていくのか、という点に注目しましょう。たぶん。シーズン5で死んだはずのトニーが生きてたという展開には、思わず閉口するけど、ここまで話がメタメタになってしまったのだから、しょうがないということにしましょう。なかなか出てこないと思ってたら、2時間経って、ビル・ブキャナンやクロエも出てきます。FBIにはクロエっぽい人もいて、クロエとハッキング合戦みたいなことをやらかしてて、ちょっと笑える。今までとは、逆の立場で。

いったい何人大統領が替わったんだ、と思わずにはいられない24の大統領たち。今作では初の女性大統領が誕生。シーズン2で初の黒人大統領が就任し、現実の世界でもオバマが大統領になったのだから、8年後は??ってことになるのでしょうか。でもその時は、ヒラリーでもペイリンでもなく、アンジェリーナ・ジョリーなのかな(ゴシップ誌の読み過ぎ)。閑話休題。アフリカのサンガラに対して軍事行動を起こそうとしていたのだけど、それが国内テロ計画と関連しているかもしれないという情報が…。

というわけで、午前8時から午後2時まで6時間分をレンタル開始日に一気見しました。全体の感想としては、ちょっと印象が弱い気がする。今までのシリーズの使い回し的展開が気になる。脚本家協会のストのせいで2年待っただから、もっともっとドキドキさせる脚本を書いて欲しかったなあ。そんなことを思いながら、ひと月後の次のレンタル開始日を待ってます。

24シーズン6 06:00-12:00

2007-09-07 23:58:33 | 24-TWENTY FOUR-
台風が列島を縦断する中、ツタヤの午前10時の開店に合わせて並ぶ。そういえば、レンタル初日に並ぶなんて初めてだ。もう24も長寿シリーズと言っていいだろう。早速、うちで「1/4(クウォーター)一気見」をした。

テロ事件が続いている中でのジャックが中国から帰還。ひどく拷問された様子は窺えるが、前作のような衝撃の幕開けではない。地味な出だし。クロエはシーズンが進むごとにコギレイになっていくように見えるけど、それがちょっと腹立たしい。悪態もちょっと和らいだ感じだし。モテてるみたいだし。

新キャラクターのレノックス大統領主席補佐官役はピーター・マクニコル。『アリーmyラブ』ジョン・ケージの奇行癖を思い出して、シリアスな役にも関わらず、いつ爪を噛み始めるのかちょっとワクワク。ジャック・バウワーの父親と弟が初登場。父親は、『ER』シーズン8に死期の迫る司教役で出演したジェームズ・クロムウェル。てっきり、キーファ・サザーランドのリアルお父さんである、ドナルド・サザーランドかと思ってたのに。弟は、同じく『ER』でロマノを演じたポール・マクレーン。あれ?シーズン5に敵役で出てなかったっけ?倒されなかったっけ?記憶の曖昧さを恨む。それにしても、見知った顔がいるのはうれしいもんだ。

爆発シーンは今まで以上に迫力あるできになったけど、どうも今作は物語的には、派手なところがメインではないみたい。仲間を失い続けながら、かつての敵と手を組まなくてはならない矛盾を引きずっているよう。この先、ジャックの精神状態をチェックしながら見たいと思う。ああー、次のレンタル開始の9/21が待ち遠しい。

『24シーズンV』観了

2007-04-05 23:48:44 | 24-TWENTY FOUR-
いやぁ、「最初の10分ですべてが変わる」といううたい文句はホントだったね。あの人があんなことになって、ああなっちゃうんだもの。ネタバレしないように、伏せ字だとツラいなぁ。とにかくシリーズ最高傑作でしょう。苦渋の決断の連続。シーズン3の、シャペルの件やホテルで一般人が危機にさらされたりするシーンの緊張感を超えた。

前シーズンで副大統領から昇格したローガン大統領のだらしなさが、最初のうちは笑えるのだけど、そのうち顔が引きつってしまう。たった数年のうちにこれだけ大統領が替わる国って、どーなのよ。威信もひったくれもない。

『ER』のロマノ役ポール・マクレーンが敵役で登場。不気味感たっぷり。『ER』降板後も元気にやってるようで一安心。バウアーの娘キムも、シーズン4に出演せず今回復帰。といいつつ、どうでもいい役。面白くない。バカキム復活願う。このドラマで唯一信頼の置けるのが、大統領SPのスピアーズ。いつもは地味な役回りだけど、今回は大活躍。うれしかったな。

やっと今作でエミー賞を受賞。キーファ・サザーランドも。ご苦労様です。出尽くした感があるけど、シーズンは続いております。今年の夏はお台場での一気見に参加したいなあ。

24シーズンIII 21:00-06:00

2005-10-16 22:57:39 | 24-TWENTY FOUR-
mini AQUAってのを右のところに付けてみました。なかなかカワイイ。

フジテレビでのシーズンIII放映が終わってしまった。。。つまり、完全に世間に遅れを取ってしまった。でも、いいです。自分のペースで観ます。1日1話。まだ観てない人がいたら、他人かTSUTAYAから借りるか、買うか、いずれにしろ観るに値するテレビドラマですので。

さあさあ、ウィルス取り引きが行われる中盤ですよ。ここであの二人の女が現れる。一人は、かつてCTU捜査官だったニーナ・マイヤーズ。前回に引き続き裏稼業の人間として現れるのだが、表情がスゴイ。凄みがあるというか、堂に入っているというか。ゲスト出演扱いながら、ジャック・バウアーとの攻防は、狂気を超えた狂気を感じさせた。

そして、もう一人、シェリー・パーマーだ。またまた大統領に呼び出され、スキャンダルの揉み消しに躍起になる。まー、この人には「やり手ババア」の称号を差し上げたい。今回も、大統領周辺を見事に引っかき回す。この二人は、全2作からキーポイントであり、物語のターニングポイントを演出してきた。だから、「24」は女性たちの物語でもあった。しかし、それは「点」ばかりで「線」になるキャラクターがいなかった。

ウィルスを確保できないまま、午前3時を迎える。主役は、ジャック・バウアーからウィルス拡散の標的になったホテルに派遣されたミシェル・デスラーに移る。密かにウィルス確保に努めるが、ホテルの乗客が気づきだし、パニックになりかける。彼女は、流れゆく時間の現実に直面し、困惑しながらも、冷静で的確な判断を求められる。やっと「線」になる女性が現れたのだ(スピンオフするなら彼女が主役だろう)。午前5時から始まる第17話は、この追い込まれた人間の表情、やりとりがとても興味深いものだった。


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24シーズンIII 13:00-21:00

2005-09-21 22:58:59 | 24-TWENTY FOUR-
9/29からフジテレビで放送開始。DVDトリロジーボックス買っちゃいましたけど、なにか?

シーズンIIIは、前作から3年が経っている。麻薬密売組織に潜入捜査していたジャック・バウアーは、自らもヤク中に。それでも、バイオテロに立ち向かっていこうとする。禁断症状の出てるヤツに捜査なんかされてたまるかって普通思うけど。3年経っているので、就任したばかりだったパーマー大統領は、再選に向けて討論会に臨んだのだが、相手候補にスキャンダルをぶつけられてしまう。

今シーズンの最初の注目点は、バウアーの娘・キムがCTUの職員になっていること。いくらなんでも親バカもいいところ。こいつのせいで何人が犠牲になってるか。しかも、彼氏はCTU捜査員のチェイス。このことを知ったバウアーはチェイスを捜査から外したのだが、勝手に行動し始める。バカ娘にバカ義理息子。こいつら今回も足手まといになること必死。ちょっと面白かったのは、1話目は、提供のフォード社が「24にCMを入れません」キャンペーンを行ったので、よりリアルタイムに近くなっている。全話でやればもっとすごかったのに。

序盤は、いろいろ起こるのだが、どれものれんに腕押しでなんだか空回りばかり。午後9時手前で、おー、と驚くような展開に。これのせいだったかのかって納得させられる。のどに小骨の刺さったような感じだったけど。それにしても麻薬密売人のラモン・サラザールは、『シンデレラマン』のラッセル・クロウに見えてたまらない。

24-2 0:00AM-8:00AM/視聴完了!

2005-04-18 01:08:57 | 24-TWENTY FOUR-
やっとこさっとこ24のシーズン2を見終わった。
開戦にひた走る政府。その根拠となる証拠が捏造であると踏んだジャックは、事実を追ってまたもや単身で敵陣に乗り込む。大統領は、強行に進めてきた方策へのしっぺ返しがやって来る。CTUもバックアップしにくくなり、ギリギリの状況で、それでいてより悪い方向へ転がっていく。

いやー、面白かった。シーズン1よりも。特に今回は、大統領になったパーマーを巡る権力についてのストーリーがスリリングで良かった。シェリーの相変わらずの執拗さにもしびれた。ヒステリー暴動とか、パニックで電話がかかりにくくなったりするのも物語上なかなかいい障害になっていた。

ただ、キムの馬鹿さ加減が一人歩きしているだけで、本題から離れてしまったのは残念。シーズン3では、キムはCTUの捜査官になっている。絶対に捜査官なんかにしてはいけない人物なのに。(笑)今回のラストは、次のシーズンを予告するような終わり方だった。無理矢理な展開でも、ストーリーをグイグイ進めて行く力は失わずに、次も楽しませて欲しいな。

24-2 20:00PM-0:00AM

2005-04-07 21:40:19 | 24-TWENTY FOUR-
核爆弾とその真相に近づいていく。

ある人物が死ぬ。まあ、毎回毎回、たくさん死んでるけど、これはかなり印象深い。ありえねー感も素晴らしい。これに関連して、キムが錯乱状態になって、またもや馬鹿な行動に出る。どうしてこうなんだろね。

一件落着かと思いきや、今度は世界戦争の危機に陥る。ここから、パーマー大統領の政治駆け引きのドラマ性が色濃くなってくる。社会の混乱が広まってきて、それが、ジャックたちの行動にも影響が出てくるのも面白い。前作はあまり無かった部分だと思う。

24-2 16:00PM-20:00PM

2005-03-27 00:19:21 | 24-TWENTY FOUR-
物語も中盤にかかってくると、ネタバレが多くなってきて、あんまり書けなくなってきた。ちょっと強引な感じの展開もあるし。

まあ、いろんなことが目まぐるしく起こるんだけど(抽象的だなあ)、特筆すべきは、家族の疑惑に巻き込まれるケイト・ワーナーだ。サラ・ウィンターという女優がやっているんだけど、周りの人間に翻弄される続ける一市民を好演。ジャックとの行動が多いので、画面によく映る。

それから、パーマー大統領は強硬な策に出る。権力の威厳とその恐ろしさも垣間見られて、政治駆け引きのも『ザ・ホワイトハウス』に匹敵する緊張感がある。


…NHKで放送されてた『エイリアス・2重スパイの女』のDVDが2枚で2500円のキャンペーンをやってた。いろいろ割引クーポンとか使ったら、1シーズン6枚で6000円ぐらいで買えた。また観るものが増えてしまった。