ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

中野にて。

2008-09-23 00:36:03 | 日々
小雨交じりの午後、中野へ出てみる。久しぶりにフジヤカメラを覗く。我がペンタックスistDsのタムロンレンズが瀕死だったから。そしたら、今年初めに発売されたDA18-55mmF3.5-5.6AL IIが1万円。ボディごと全取っ替えという案も考えてはいたが、その数分の一でとりあえず事足りるのならば、それでいいだろうと。即決即買。IIになって何が変わったのかイマイチよく分からないのだけど。

中野通り沿いのでかい本屋にも寄る。後期のゼミで、ベネディクト・アンダーソンの『想像の共同体』を使うというので。読んでいなかったし、けど手に取るには億劫だったから、ちょうど良い機会。その横にあった『ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る』という新書も買ってみた。

隣のベローチェで一休み。上杉隆の『ジャーナリズム崩壊』を読み切る。記者クラブ制度の弊害を衝いて、日本のマスコミの馴れ合い主義を憂いている。固有名詞も出ていてなかなか刺激的。何ページにもわたる訂正検証記事や、痛烈な批判も紙面に載せてしまうアメリカの新聞に対して、筆者は敬意を表している。ならば、911の時のあの扇動的な報道はどうだったのか(ニューヨークタイムズは検証記事を載せたとは言うが)、もう少し踏み込んでほしかった。

半年前に買ってそのままだった、灰谷健次郎の『子どもへの恋文』も読む。最初の章に、「おかん」というのがあり、貧しいながらも優しくピシッと凛とした母親像が浮かんできた。今朝のニュースで福岡の小1殺害事件で、母親が逮捕されたとやってたけど、怒りというより、ただ虚しさだけ。それから、昨日買ったクイズマジックアカデミーDSをやる。面白いのだけど、問題の難しさにムラがありすぎ。特にアニメとスポーツが。知らねぇよってタイトルや選手名がポンポン出てくるのには辟易。店の外に出る頃には雨も止み、空は薄いオレンジ色に光っていた。

さてさて、帰宅して総裁選のニュースを聞きながら、うちのニャンコを撮ったのが上の写真。前のレンズよりも暗くなったし室内だから、感度を上げざるを得ない。まあ、しゃーない。画はクリアになったのだから。

なぜ、こんな日記を書いたかだって? 観た映画が10本以上溜まってるのに、書く気力が無いからです。とりあえず、生きてますよ、って。