ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

『カンナさん大成功です!』

2008-01-30 00:33:32 | 映画
水曜はみんな千円のアミューズCQNにて。

今回も簡単に書きます。
『ヘアスプレー』+『ラブソングができるまで』。歌手志望のおデブちゃんが音楽プロデューサーに恋して、そのために整形手術をして大変身というもの。ありがちです。

カンナさんはキレイになって大成功なんだけど、プロデューサーにいまいち魅力がない。というか、人間的にどーなのって場面がいくつかある。自分が男だからなのかもしれないけれど、感情移入できなかった。父親の件や友近似の友人の失恋、ライバル歌手のイジワルとか、ちょっとゴチャついてるのも。

あと、ポップなファッションやインテリアが目白押しで、女子好みな映画。だったらワーナー制作なんだから、アメリカで作ればいいのに。かつ原作漫画の日本でもなく、韓国で作るのであれば、韓国で撮る意味を入れてほしかった(整形手術の事情はあるにしても)。少なくとも「猟奇的な彼女」にはそれがあったように思う。

やり尽くされた感のあるラブコメを作るのは難しいようです。

【追記】
山田優主演でリメイク(って言えるのかこんなの)されるのね。ますます、期待できない。

落語haaaan!!!

2008-01-27 16:05:56 | 日々
タイトルは勢いで付けました。一昨日の金曜夜、新宿は三丁目の末廣亭へ行ってきました。落語は普通の人より聴く方だと思うけど、寄席には行ったことがなかったので。天文部の先輩に連れられて。

いやあ、面白いねぇ。噺家さんの巧さもそうなんだけど、お客との距離が絶妙で。一人語りの笑いの共有できる空間って、これぐらいなのかな。ホールだとかだと、笑いの反応に時間差あるだろうし。落語以外にも、三味線や踊り、自虐漫談、曲芸といろいろありました。トリの三笑亭茶楽師匠は、今日の客を見て若旦那とお女郎の艶話にしたそうな。そんなエロな客層だったのか!

入れ替えなしで2700円(学生は2200円ね)。映画が2時間で1800円だから、こっちは最低でも3時間は座ってたい。こんどは昼の部を弁当パクつきながらゆっくりみようかな。

『アース』 偉大なる再放送

2008-01-25 00:19:36 | 映画
NHKスペシャル「プラネットアース」は11回すべて観たから、大半のシーンは見覚えがある。だから言わばこれは再放送。それでも、この映画は観る価値がある。テレビでは味わえない、スクリーンだからこそ、地球を「体感」できるから。

まず、音。地響きのような風の音、数百メートル瀑布の轟音が腹の底から響き渡る。肉食獣の狩りでの息遣い、極彩色の鳥の求愛ダンスの羽音…サラウンドで聴くと、ゾクゾクっとしてしまう。

そしてもちろん、映像。映画だと影の部分が引き立つ。冬の北極は厳しさと美しさの同居していて、感慨深い。それから、動物のアップが迫力があるのは当然として、広角の映像に集団の生命力をビシビシ感じる。渡り鳥が何千羽と飛んでいる俯瞰シーンは、まるで人体を構成する細胞のようにも見え、逆に銀河に散らばる星々にも見える。超マクロな世界も超ミクロな世界も、実はそんなに構造的には差がなかったりして。ちょっと哲学的に考えてしまった。

映像に説得力があるから、クドいナレーションは要らないと思う。『ディープブルー』の時も思ったけど、これを撮った人たちのドキュメンタリーが見たい。あと、NHKが開発したスーパーハイビジョン(ハイビジョンの16倍の鮮明さ!)で見たいなあ。

…それにしても、映画館バイトの身としては、これにお客さんがたくさん入るのはいいんだけどさ、上映終了後に90リットルのゴミ袋が3ついっぱいになっているのを見て、「なんだかなあ」って思ってしまう。エコなのエコじゃないの?買ってるのはお客さんだけど、売ってるのは自分たちだし。そんなことをグルグル考えてしまうのでした。

『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』

2008-01-20 23:13:33 | 映画
今回も簡単に言います。

現代版『インディー・ジョーンズ』にルパン3世の風味を振りかけてみました。ってな感じで、こちらは大変おいしゅうございました。謎解きは雑だけど、アクション満載でお腹いっぱい。見終わったあと、心になにも残らないのがいい。

去年のアカデミー女優ヘレン・ミレンは、考古学者役。息子のニコラス・ケイジがバッキンガム宮殿から盗んできた木片に描かれた文字を解読。エリザベス女王を演じた後に、あそこから持ってきたものを鑑定するとは。女王本人からの食事会の招待をこの作品のために断ったとか。どこまで失礼なんでしょう(笑)。父親役のジョン・ヴォイトは市原悦子にしか見えない。

ちゃんと次作への布石も打ってあったけれど、国立公文書館にもバッキンガム宮殿にもホワイトハウスにも潜入したんだから、あとは、皇居に忍び込んで徳川埋蔵金を見事発掘して欲しい。その時は、石坂浩二と糸井重里を特別出演で呼ぶように。ナレーションはもちろん田中信夫で。


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『アイ・アム・レジェンド』

2008-01-18 23:48:09 | 映画
簡単に言います。

『宇宙戦争』+『バイオ・ハザード』=『アイ・アム・レジェンド』

ニューヨーク島から皆が逃げようとするシーンなんてまんまだし、紫外線に弱いゾンビが襲ってくるし。ワンちゃんは賢そうで実はおバカだし、ゾンビは意外に動きが速いし。

誰もいないニューヨークは、なかなか壮観な感じだけど、それ以上の見所が無いのが痛い。ラストも安易な感じだし。3度目の映画化だったら、もう少し捻って欲しかったなあ。 

"Is he legend?" 観た人にそう訊きたい。

今日から、明けましておめでとう

2008-01-12 00:50:33 | 日々
はい、無事(?)卒論を提出することができました。
世間では鏡開きとかでしょうが、私は今日から年明けです。
爆笑ヒットパレードは、タモリ倶楽部で代用してます。

最近の出来事で印象的だったのは、ワーナーがHD-DVDから撤退したこと。
これでブルーレイの勝ちは決まったようなもの。
なんかソニーの協調性の無さは毎度閉口ものだけど、
やっと規格争いが落ち着きそうで良かった。

まあ、そんなのはどうでもいいとして、しばらくゆっくりしよう。



…そう思ってた矢先、院試の出願が迫っていることに気が付く。
うちの学科だけ、研究計画書の文字数多いし。
まだ、自分の年が明けるのは先のようです。