原題は『ROCKET MEN』。つまり宇宙空間を目指した人々のドキュメンタリー。邦題は勘違いを生む。よろしくない。
戦後の冷戦期に始まるアメリカの宇宙開発。その歴史を映像でつなぐ。巨額の費用と人材をつぎ込み、ソ連に負けじとロケット実験を繰り返す。そのソ連に関しての言及はほぼ無い。次いでケネディのアポロ計画、その後のスペースシャトル計画を時系列通りに並べて、クルーとヒューストンのスタッフとの交信を中心とした映像。うーん。確かに宇宙開発はアメリカがずっとさきがけてるけどさ。
加えてナレーションがいただけない。例えば月面着陸の時は「(アメリカは)一時だが月面を征服した」。スペースシャトル・コロンビアが着陸直前に爆発した時は「…しかし、彼らは命をなげうっても構わないほどの絶景を目にしたのだ」とか。宇宙飛行士は死ぬかもしれない覚悟を持ってシャトルに乗るのだろうけど、こういう言い方は無いと思う。
それでも、人は宇宙へ向かう――。崇高な夢なのかもしれないけど、これはNASAのプロパガンダ映画なのだ。だったらタダでネットで流せばいい。
戦後の冷戦期に始まるアメリカの宇宙開発。その歴史を映像でつなぐ。巨額の費用と人材をつぎ込み、ソ連に負けじとロケット実験を繰り返す。そのソ連に関しての言及はほぼ無い。次いでケネディのアポロ計画、その後のスペースシャトル計画を時系列通りに並べて、クルーとヒューストンのスタッフとの交信を中心とした映像。うーん。確かに宇宙開発はアメリカがずっとさきがけてるけどさ。
加えてナレーションがいただけない。例えば月面着陸の時は「(アメリカは)一時だが月面を征服した」。スペースシャトル・コロンビアが着陸直前に爆発した時は「…しかし、彼らは命をなげうっても構わないほどの絶景を目にしたのだ」とか。宇宙飛行士は死ぬかもしれない覚悟を持ってシャトルに乗るのだろうけど、こういう言い方は無いと思う。
それでも、人は宇宙へ向かう――。崇高な夢なのかもしれないけど、これはNASAのプロパガンダ映画なのだ。だったらタダでネットで流せばいい。
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