自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

大人のチョコよ~ん

2005-01-24 | 食べもの・飲みもの
昔からある定番のチョコなんだけれど、いつでもどこでも置いてあるわけじゃぁない、ロッテ ラミー チョコレート。
だから、見かけるとついつい買ってしまう。
カカオは身体にいいというのを大義名分にしてね。

近くのスーパーに、この時季はいつも置いてあるはずなのに、ない。
……と思っていたら、あった。
バレンタインチョコのコーナーに。

パックには注意書きがある。
この製品は洋酒が入っていますので、お子様やアルコールに弱い方、妊娠・授乳期の方、車の運転時はご遠慮ください。アルコール含有量3.7%。
ねっ、大人のチョコでしょっ。

買い占めようかな。自分用に。





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神戸ステーキ~立木義浩写真&神戸元気メッセージ展

2005-01-23 | 展覧会
大丸神戸店特設会場で立木義浩写真&神戸元気メッセージ展を見た。

立木義浩さんは震災直後にも被災地に入って写真を撮っているが、5年前に神戸で震災を乗り越え、いきいきと暮らしている人たちを撮影して写真展を開いている。

今年は節目の10年、再び「こうべの人たち」を撮影、展示している。新しく撮影された写真と並んで、5年前(実際の間隔は4年ちょっと)の写真が展示されているコーナーもある。その時、結婚式直後のカップルには2人のお子さんが誕生していたりする。

写真の被写体はごくごく普通の神戸に暮らす人たちの笑顔や風景なんだけれど、メッセージを寄せてくれているのは、本当にたくさんの著名人の方々だ。

blogのタイトルにした神戸ステーキ(タイトルには入れられなかったがハートがついている)というウィットに富んだメッセージは三宅裕司さん。立木義浩さんご自身は悲観主義は気分です。楽観主義は意志です。前川清さんはそして神戸 これからも神戸 みんなが元気に!。

ほかにもアニマル浜口さん、浜口京子さん、優香さん、大地真央さんはじめ元・現役タカラジェンヌのみなさん、プロレスラーの方々、NHK朝ドラ「わかば」の出演者の方々、藤原紀香さん、竹下景子さん、杉良太郎さん、西城秀樹さん、西川峰子さん、金本・藤本・今岡など阪神タイガースの選手たち、増田明美さん、デューク更家さん、浅越しのぶさん、不動裕理さん…………これでも半分以下だ。


会場入口近くにある大きなパネルの前に、この写真に登場しているお嬢さんが立って、若いきれいなお母さんと、おじいちゃんが写真を撮っていた。

私も撮らせてもらった。5年後も、10年後も元気で笑えてたらいいね!


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佐川君は今、一人ぼっち?

2005-01-22 | 
今週発売中の週刊新潮、週刊文春の目次には両誌らしいタイトルがおどっている。

記事の一つ、週刊新潮1月27日号の墓碑銘という1ページの連載コラムは佐川明さんの死を伝えている。この1月4日に、90歳で亡くなっているのだ。

晩年の四半世紀は心やすまる日などなかったに違いない。彼の長男一政が1981年6月、留学中のパリでオランダ人女性を射殺、遺体と交わったうえに、5日間に渡って食べ、残りをバラバラにして捨てたという猟奇的な事件を起こしたからだ。
私の記憶にもはっきり残っている忌まわしい事件だ。後に唐十郎さんが一政をモデルにした『佐川君からの手紙』という小説で芥川賞をとっている。

佐川明さんは当時、伊藤忠商事から経営危機の栗田工業に派遣され、みごと再建するという仕事人としては輝かしい経歴の持ち主だったが、父親としては子育てに大失敗したとしか言いようがない。

私は国外でとはいえ、これだけの事件を起こしながら、帰国した一政が罪に服することもなく、10冊を超える著作を上梓できたのが信じられない。父親がパリでは、一番といわれる弁護士をつけ、最後の最後まで息子をかまい続けたようだ。

佐川明さんは2002年7月、3度目の脳梗塞で倒れるまで息子の住む家の家賃を払い続けるなど面倒をみていたという。

私がなんとむごいと思ったのは佐川明さんが亡くなった次の日に、81歳の妻、一政を産んだ母親登美子さんが後を追うように死去したと知ったからだ。

佐川一政1949年神戸生まれ、55歳。たのむから出版社は彼に暴露的な手記など書かせないでほしい。彼の行動をみると、亡くなった両親を冒涜することなど、意に介さないようだから。






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小姑鬼千匹、じゃないよ!

2005-01-21 | 日常・身の回り
夫の妹が家(マンションの1室)をリフォームしたというので見せてもらいに行ってきた。

義妹は夫と血がつながっているとは思えないほど、
よくしゃべり→しかも、めっちゃおもろい。
よく食べ→しかも、おいしそうに、きれいに食べる。
着こなし上手→夫がいまいちなのは私にも責任がある。
そして、かたづけ上手だ。

私は関東に生まれ育ったので、自分の兄姉・縁者はほとんど関東住まいだ。だから、関西に暮らし始めて、時々義妹が声をかけてくれるのがとても嬉しい。

で、すっかり『美しい部屋』状態になった家でうどんすきをごちそうになってきた。
リフォームする前に、それこそ山のようにものを処分したそうだ。

残っている洋服の中で「これ着ない?」と、出してきてくれたのがMaxMaraのコート。ブランドにうとい私でも名前だけは知っている。とっても高価なものらしい。ありがたくいただいて帰る。

ところがポケットが飾りポケットだ。スーツやドレス、スカートに、シルエット優先でポケットがないのが多いのは知っている。
でも、コートにポケットがなかったら、おつかい行くのに手袋や回数券、入れられないやん。

私にMaxMaraは豚に真珠だったかも。 でも、ありがとね。






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頼 山陽にピアス~身延典子さん

2005-01-20 | 
ちょっとした時間に気軽に読むことのできるエッセイが好きだ。
長編小説を読む根気も登場人物の名前を覚える力も衰えたこともある。

この身延典子さんの頼山陽にピアス(南々社)は一つの話題が見開き2ページに収まっているところも読みやすい。言いにくいこともズバズバ言い切っている。

突然だが、田沼意次という人がいる。

こんな書き出しは、今度私も使ってみようかなと思ったりもする。
突然だが、おばさん女子大生になることにした。
突然だが、シカゴで暮らそうと考えている。
突然だが、Doblog止めようかと悩んでいる。

なんていう、突然だが書き出しシリーズはどうだろう?
もちろん、みんなウソだけれどね。

ところでこの本、血液型を講演の時間調整の話題にして、主催者側から差別発言だと指摘された、という話から始まっている。
広島県でのできごとだ。

頼山陽と彼をとりまく人たちを、ちまたにあふれる血液型分類に当てはめたら、講演終了とほとんど同時に、
「発言内容に問題がありました」とアナウンスされたのだそうだ。本人を目の前にして。その後、文書での抗議もあったとのこと。
たった4分類――ということは仲間は大勢いるわけで、たとえ血液型で負の部分をからかわれたとしても、そんないじめをはね返すことはできるんじゃないかなぁ。いじめ撃退の訓練になる。

この本で頼山陽…日本外史という、ほとんど「単語」でしか知らなかった人に骨格ができ、肉がつき、体温が感じられるようになった。本人は少年時代から言動に問題があり、遊蕩に走り、身重の妻を捨て、脱藩。あげく、座敷牢に入れられ廃嫡となる。それでも酒、女、借金とは縁が切れなかった、チョー親不孝息子だったらしい。

それでも「日本外史」は幕末の志士たちに大きな影響を与え、漢詩や書に長けた才能を発揮した。そして名前が今に残っている。

頼山陽が生活費を得るために豪商を訪れては揮毫するなど小旅行を繰り返したなどという下りを読むと、私が伊丹で見た「頼山陽の台柿」がグッと重みを増して思い出される。

さて、こんなblogを書き続けている私の血液型は何型と思われますか?





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散歩道~夕方の港

2005-01-20 | 港の風景
港を見るのは好きだけど、さすがにこの季節は寒い。

コンテナを引く船。
どうやって接岸させるんだ?


飛鳥がまた入港している。


横浜から航行してきて、
19日の午後入港、夕方5時にはパラオに向けて出航だ。
ポートターミナルも少し華やいだ雰囲気。外航だし。


車両を積み込むPOSEIDON TRUMPH号。
どこの国へ向かうのか。


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フォーレのレクイエム

2005-01-19 | コンサート・音楽・宝塚
1月17日(月)
神戸文化ホール中ホールで神戸市演奏協会第218回公演
管弦楽は神戸市室内合奏団、合唱は神戸市混声合唱団。ともに自治体が設立した初のプロ集団だ。
ソプラノは笠置雅子さん、バスは青木耕平さん。
指揮はゲルハルト・ボッセさん、小泉ひろしさん。

曲目は
B.ブリテン◆シンプル・シンフォニー
G.フォーレ◆レクイエム

ホールに向かう前に神戸市役所南側にある東遊園地の慰霊と復興のモニュメントに寄り、記帳と献花をする。


白菊を献花した水槽の下に、震災犠牲者の名前が刻まれた銘板が並ぶ瞑想空間がある。昼間は水越しに空が見える静かな明るい場所。今日は一面の菊だ。この中も外の広場も、ともに被災者を中心にした集まりで、人が大勢いるのに騒々しい感じがまったくない。

日も暮れかかり、竹筒に入ったろうそくの灯があたたかく揺れる。


フォーレのレクイエムは怒りや恐怖の部分を薄め、ラストに「天国で」という聖歌を足した、優しさと安らぎに満ちた独得のレクイエムだと言われている。たしかに全7曲を通じて穏やかな展開だ。心地よく、眠くなる。

アンコールで歌われたフォーレのラシーヌ讃歌に魅きつけられた。
この歌を聴けただけでも来たかいがあったと思えるほどだ。


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散 歩 道

2005-01-18 | 花・木・実・いきもの・自然
カモとハトのランチタイム

いつ行ってもこの池のそばにはパンくずをやる人が絶えない。そばの手すりやコンクリートの橋はフンだらけだ。
我が家のあるマンションの空き室のバルコニーはハトのフンが積もり、隣室の方は「フン」慨している。善意でやっているだけになかなか「ハト公害で困っている人がいるんですよ」と、声はかけられない。


ブルドッグの大ちゃん

一戸建てがまったくないこの地域で、お散歩しているのは室内で飼える小型犬が圧倒的に多い。珍しくブルちゃんが寄ってきてくれた。えっ?似てるからって?

名前は大。大統領の大だそうだ。



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沿道の「民」

2005-01-18 | 社会・時事
午前中、用事で外に出ると、あちこちに警察官の姿。
そういえば、今日(1/18)から神戸で国連防災世界会議が開催されている。そうか、天皇皇后両陛下が開会式に臨席されてお帰りになるんだ。

急いで用事をすませてデジカメ持って沿道に立つ。通過予定を教えてくれる警察官も立つ位置を指示してくる警察官もおそろしく感じがいい。何かと問題ありの兵庫県警、頑張ってるな。

ところが、交差点近くに集められたものだから、運悪く停車車両が視界を邪魔する。確かに開け放たれた窓から天皇陛下が手を振っていらした。でも、こうやって写真を見ると、はてさて両陛下はどの車に乗ってらしたんだろう。

天皇制のことを私は何か言える知識も、確たる思いもない。ただ、10年前の阪神・淡路大震災や昨年末の新潟県中越地震の被災地をお見舞いしてくださる天皇陛下のジャンパーが着慣れてお似合いなことやひざまずいて話しかけられる両陛下のお姿に温かみを感じるのは確かなのだ。

それにしても被写体を捉えられない私は皇室おっかけおばちゃんカメラマンにはなれそうもないな







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2005年1月17日、神戸の虹

2005-01-17 | 社会・時事
10年前の朝早く、
気がついたら布団の上に正座していた。

揺れている。

何が何だか分からない。
ボキボキ、メリメリ、シューシュー、ガタガタ、
ものすごい音を一斉にたてながら、

揺れている。

かすかにガスの臭いがする。
爆発するんだ。
これからどういうふうに崩れていくんだろう?
とっさにそんなこと考えた。

○○が、○○が、
夫に向かって娘の名前を叫ぶ。
布団の中から、
「大丈夫!」と元気な声。

よかった。

揺れがおさまると、恐ろしいほどの静寂だ。
外はまだ暗い。



2005年1月17日の朝、まるで演出でもされたように大きな虹がかかった。
私の家からは神戸港から空に向かって虹のスロープができたように見える。
アゴ上げて、胸張って生きて行け! とでも言われているようだ。




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