アサギマダラの迷足譜

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ギフチュウだより・・5齢幼虫の蛹化場所への移動///卒業生進路指導失敗した

2017年06月16日 | ギフチョウをよぶ

ギフチュウだより・・5齢幼虫の蛹化場所への移動

昨日、蛹化場所への移動を見たことがありません。夜間に行うのでしょう。と書いたばっかりなのですが、昨日の夕方、5齢のギフチュウが移動しているのを見つけました。たくさんあるカンアオイ畑の区画への移動というより、明らかに、カンアオイがない方向に向かっていたので、蛹になる場所を探して移動しているのには間違いありません。注意していなかったら、あやうくふみつぶすところでした。さて、この幼虫が向かっている場所は、私が勝手にカンアオイ畑の隣に用意した、場所ではありませんでした。それで、すぐに、その場所付近に戻してやったのですが、10分してまたでてきています。もう一度同じことをしたのですが、またそこから飛び出して、西に向かっているのです。そこは、栗の木の下なので、そのあたりで蛹になったら栗拾いの時にふんずけたり、栗のイガを焼く時に一緒に焼いてしまったり可能性が結構高いのです。しかし3回目はあきらめました。この幼虫が引き寄せられるところがあるのでしょう。すでにカンアオイ畑からは5mは離れています。まだまだ元気で、遠くへいくのでしょう。

アゲハチョウやキアゲハなどは、蛹を見つけたと思ったら、近くに食草がなくびっくりすることがあります。どのくらいの距離を移動するのでしょうか。

自然界でギフチョウの蛹を見つけるのは、ほとんど無理のようです。

昨年、1匹の蛹を見つけた場所は、カンアオイ畑のとなりにおいていた木の皮の裏側でした。また今年羽化したてのメスをみつけたのも1mも離れていない場所でした。幼虫によってどう選んでいくのでしょうか。おもしろいところです。

幼虫の移動速度は秒速1cmというところでしょうか。となると1分間に60cm、1時間では・・・・3600cmということは、36m?栗林から離れますね。10m離れても、困ります。まだまだ、周辺をきれいにして、カンアオイ畑をひろげようと思っているのですが・・・。


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