アサギマダラの迷足譜

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クワガタムシ初見

2017年06月30日 | 三次北部の自然

クヌギの木に、今日は、クワガタムシが4匹きてくれていました。いずれも、ボクトウガがつくった穴に隠れていました。画像では2匹見えますが、1匹はコクワガタのオスでもう一匹は、メスでしょうか。はっきりはしません。

昨年も書きましたが、一番みたいのは、ミヤマクワガタです。もう何十年もみたことはありません。小学生のころ、数はすくなかったけれど、いたのはいたので、絶滅したとは、思えないのですが。人気のオオクワガタも見ないですね。

テレビなどで映し出される、カブトムシとクワガタムシの場所取り争いなどがみられたら最高ですね。

まだまだ、このクヌギの木、ひとつで楽しめそうです。

                 虫よこい  こっちのクヌギは ああまいぞ

            もっと集まるようにバナナも用意しております。


クヌギにムカデもくる

2017年06月29日 | 三次北部の自然

オオムラサキがきているかとクヌギの木を毎日点検しているのですが、今日みつけたのは、大きなムカデでした。ムカデも樹液が好きなのかなあと思っていました。

ネットで調べてみると、ムカデは肉食とのことでした。ということは、樹液めあてではなく、樹液に集まる虫を捕っていたのでしょう。となると今回は見逃したのですが、次回は、おとすしかないですね。

昨年は実家の家で、ムカデに母が咬まれておおさわぎになったことがあります。大したことはなかったのですが、かゆかったようです。

これまた調べてみると、ムカデが家に侵入するのは、ゴキブリ目当てだそうです。実家はそこまでゴキブリ屋敷ではないのですが・・・

そのことがあってからは、家のまわりでムカデをみつけたら殺すことにきめています。

ムカデに遭遇することはたくさんあるのですが、まだ咬まれたことはありません。痛いのでしょうね。

ムカデに咬まれたら、冷やしてはいけないそうです。症状がひどくなるそうです。お湯で洗い流すのがいいそうです。そのあとステロイド軟こうをぬるのが早く治癒すると書いてありました。

                ムカデ咬む 冷やしていけない 湯で洗え

都会の人などは、ムカデを近くで見たらギャーでしょうね。

 


オオムラサキ初見

2017年06月28日 | 三次北部の自然

今年も、そろそろと思っていたところ、昨日、オオムラサキのオスを初見しました。場所は栗林外側のクヌギの木です。この木を数年前から傷をつけて、樹液を出やすくしていたのです。そこにきて、樹液を吸っていました。よほどお腹がすいていたのでしょうか。まったく近くによってもにげませんでした。しかし、羽を広げることは、せず、美しいむらさきは撮影できませんでした。もうしばらくはチャンスがあるでしょう。

クヌギの木はこの前、傷をつけました。昨年はあまり樹液がでませんでした。今年もあまりでている雰囲気ではありません。調べてみると、傷をつけても樹液をだすことは、むづかしいとのことです。自然は蛾の一種が木にもぐりこんで、うまく樹液をだすようです。なたなどで、傷をつけるのは、木をいためつけるだけでやめたほうがいいという記事が多かったです。

さて、オオムラサキのほうですが、近くに大きなエゾエノキがあります。この木はこの前まで、ムクノキだと思っていたのですが、どうも違うようで、調べてみるとエゾエノキでした。この木を食草にしているのでしょう。

ギフチョウの生息数はカンアオイの株の数に相当依存しているようですが、このオオムラサキは、エゾエノキの大木があるにかかわらず、少ししかみることはありません。これまた数パーセントの羽化率です。増やしたいと思ったら、温室みたいにかこって、エノキの木をそだてないことには、いろいろな天敵にやられるのでしょう。きびしい世界です。エゾエノキの若苗はあっちこっちにはえています。メスを捕まえて囲いをして、そこに産卵させる手もないわけではないのですが、メスもすくなすぎて、こわくてそれはできません。もう少し自然の中で増えたらなあと思っています。


キュルルと鳴く鳥は?

2017年06月27日 | 三次北部の自然

1週間前から、栗林の北の杉林で、キュルルと私には聞こえた鳥の鳴き声を耳にするようになりました。けっこう大きく鳴き、美しいさえずりです。初めて聞いた鳴き声なので、なんの鳥かはわかりませんでした。ネットでキュルルと鳴く鳥で調べてもヒットしません。鳴き方が、そこで鳴いたと思ったら、すぐにあっちに移動するという感じです。鳥を探してキョロキョロするのですが、鳥を見つけることは、まったく不可能のような感じです。これは、ホトトギスの仲間にちがいないと、ネットでツツドリやジュウイチといった私がまだ聞いたことがない鳥の鳴く声を探してみましたが、どうも違うようでした。

それなら、鳴き声を録音した動画を撮影し、このブログにのせれば名前がわかるのではないかと考えました。このブログの読者で、鳥好きなかたがいらしゃいますから。ところが、カメラを用意していると、近くでは鳴いてくれません。

昨日、それならと中国新聞社が出版している広島県の鳥という手元にもっている本を見てみると、鳴き声が書いてあるではありませんか。そしてヒットしたのは、アカショウビンという鳥で、キョロロロロと特徴ある声で鳴くとかいてありました。それで、ユーチューブでアカショウビンの鳴き声を聞いてみると確かに私が聞いた鳥の鳴き方だったのです。耳の悪いわたしは、キョロロロがキュルルに聞こえていたわけです。キョロロで調べれば、アカショウビンにはたどりつけていたわけですから。

                  キョロロロと アカショウビンは どこにいる

アカショウビンというのは、そういえば、このブログで時々、コメントをいただく菜の花さんのブログで見たことがありますね。それで、一度は見たい鳥でした。こういう風に鳴くのでしたか。

アカショウビンはカワセミの仲間で、小魚や魚などを捕るということです。このあたりの谷には、小魚はタカハヤ(どろばえ)がほんの少しいるだけです。どこで餌をとっているのだろうかと思っています。鳴いているのは、オスなので、メスはいるでしょうか。あまり環境としては、よくなさそうなのですが・・・・よかったら今までにもきていたはずですから。

下の画像は、江の川流域で見られる鳥たちという本の付録CDからいただきました。撮影は隣地区のようでした。さすがにきれいにとれていますね。ほれぼれするような写真です。

うまくいけば、鳴き声を録音できたらまた報告します。いい声です。

 


栗林にギフチョウを呼ぶ・・・2017年まとめ

2017年06月26日 | ギフチョウをよぶ

栗林にギフチョウを呼ぶことを実行しはじめてから、今年で5年目になりました。まとめをしてみました。

ギフチョウ:ここで、昨年幼虫から蛹になった個体がはじめて羽化した。

       4月9日 初見  4月30日 今年最後に見た日

       オス 4羽確認、 メスは2羽同時に産卵していたが、その数はわからず、産卵数からいってももう少し多い感じです。

       4月15日  産卵開始    産卵数 250個以上300未満 ほとんどが、日当たりのよいところに植えていたり、置いていたりした2年目の株に  産卵した。

       5月5日  1齢幼虫孵化開始   

      5月17日  1齢幼虫を累計で250匹は確認するも、同時にはやくも100匹以上はいなくなっていた。

      6月中旬  5齢幼虫は50匹以上80匹以下程度存在していたか。

      6月23日  5齢幼虫を最後にみた日

      6月26日  蛹、蛹場所はいまだ1匹も未確認 

      天敵:卵につくダニなど未確認

          1齢幼虫から3齢幼虫まで、大きさによって数種類のクモに捕獲されていた。とくにまとめて、10匹くらいの幼虫がいなくなっているところが何か所もあった。

          オオアリがカンアオイの葉にあがっているが、捕獲現場は見なかった。

          寄生バチらしい蜂は多数、カンアオイの付近を飛行しているも、産卵場面やハチの羽化場面、幼虫が死んでいるところなどは見なかった。

          鳥による被害はない模様。とくに遮光ネットをはっているので、鳥も侵入しにくい。

カンアオイ:昨年発芽した苗が1000株以上あり、肥培(マグアンプ、ハイポネックス液肥)した結果大きくそだったが、11月ころから、カンアオイの葉が黒く穴があき、枯れていく黒星病?や葉がちじれていじけているウイルス病?に感染し、それが急激にひろまっていった。ただし、幼虫は、罹患した株の葉っぱも病変部分をのけて、食べているようです。

          カンアオイ 3年目以上の株 葉っぱ2枚から10枚以上 200株は幼虫が90%は食べたつくした。

          カンアオイ2年目株(2015年6月種まき、2016年3月発芽)1000株以上 葉っぱ1枚から2枚は幼虫が20%は食べつくした。

          これが、産卵数に比べてすくないのは、2齢幼虫の段階で、2年目株の葉っぱをちぎり、3年目以上の大株の株元にもっていき、幼虫をほとんど移動させたためである。

          6月11日 栗林カンアオイ種取り、種まき開始。5000個くらいは、種をとり、ポットにまいた。

          今年発芽したカンアオイの状況:2016年種まき、2017年3月発芽、1000株は確保したが、すでに双葉の段階で、黒星病と思われる穴あき苗を10%程度みつけています。

          このようにカンアオイの病気は蔓延しています。2年目株で、感染した株は70%以上になっているでしょうか。まだ枯死した株は100株もないかもしれません。しかし、いつ増悪するかもわかりません。罹患した葉の病変が大きくなると除去することぐらいしか現在はおこなっていません。バラ黒星病などに効果ある、農薬の使用も考えています。

 

来年4月の目標は成蝶12羽というところでしょうか。ただし、5齢幼虫が150匹を越えると葉っぱはたりなくなりそうです。

食べられたカンアオイの株も早いものでは、もう葉っぱがでてきています。