アサギマダラの迷足譜

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カンアオイブーケを作る

2022年05月31日 | ギフチョウをよぶ

ギフチュウたちも、もうだいぶ卒業したでしょうか。

3齢や、4齢まで手元で育てて、栗林に送っています。そこでは、わずかに残っているカンアオイ畑と、小プランター、ポットのカンアオイが日陰で待っています。

そこへ放したのは、なんと200匹を数えました。この前報告したように、1齢幼虫2齢幼虫が次から次にやられて、その数も150匹を超えていたのです。それでも、200匹も3齢幼虫に無事なりました。それを順次に送りこみました。

最初は、十分カンアオイの葉っぱは、足りていると思いました。ところが、5齢幼虫ともなると知足という言葉は知らないようです。用意したカンアオイの葉っぱは2週間ですっかりなくなってしまいました。

それで、リスク分散のために、栗林周辺などよそに植えたカンアオイの葉っぱを採って、そこに、置いてあげるのです。ところがこの暑さのために、しおれるのが速いのです。少々しおれていても、幼虫は、葉っぱを食べるのですが、あまり綺麗ではありません。それでしたのが、カンアオイの葉っぱのブーケ作りです。ネットで、ギフチョウの飼育のページにでていました。濡らしたキッチンペーパーを切り口にまいて、さらにアルミ箔を巻いて保湿するのです。

最初は、1本に1個作っていましたが、アルミ箔をまくの、結構面倒なので5本くらいまとめてブーケにしてみました。

こんな感じです。それを昼と夕方しています。それぞれ20枚くらい補給しています。

それでも、たった40枚ですから、1匹1枚なら、全然足りません。あと何匹4齢、5齢幼虫がいるやら。ほとんど5齢ですが、一番最後頃に孵化した数匹の4齢のもいます。

もってきた葉っぱがまったくなくなったら、それは大変です。周囲には、もうほとんどカンアオイの葉っぱはありません。10mくらい離れたところにわずかに残っているでしょうか。おそらくそれを求めて、旅を始めることになるでしょう。最初にたどり着いたものは、少しは食べて満足でしょう。けれどすぐになくなります。

それで、一日3回ここにきてカンアオイの葉っぱの残り状況を確認しながら、追加しています。

葉っぱを採りにいくのも大変なので、最初のころ、食べなかった茎だけを集めてみました。

これでも食べます。葉っぱと栄養は、どのくらい違うのかわかりませんが、足しには、なるでしょうか。

もうひと頑張りです。


ホトトギスが鳴いている。

2022年05月30日 | 三次北部の自然

先週の後半、ホトトギスが鳴いていたようです。いたようですというのは、あまりにも遠くでないていて、正確には、確認できなかったのです。昨日、それなりに、近くで、大きく鳴いたので、わかりました。昨年より、1週間は遅く鳴き声を認識しました。

この時期、ホトトギスの鳴き声を聞かないと、落ち着きません。この前、書いたように、ツバメは少なくなってきています。秋のジョウビタキも少なく感じます。

私が、わかる渡り鳥は少ないので、なおさらホトトギスの存在は、大きいのです。

以前、実家の近くの木で鳴いてくれたこともあります。またそのくらい近くで鳴いてくれないかしらと思います。夜や、明け方にも鳴きますが、子供のころ、ちっとも知りませんでした。

画像は、ホトトギスがくるのに合わせて咲く、ウツギの花です。

 


カタクリの種まき

2022年05月29日 | 園芸

この前から、カタクリの種まきを行っています。この前からというのは、今年は、種子の量が多くて、一日では、飽きてしまうからです。

最初は、9cmポットに3粒蒔いていたのですが、今は、5cmポットと2段階小さいポットに種まきしています。いったいいくつのポットに種まきしたやら。

ほんの10年前は、カタクリの種を100個集めるのに、大変だったのですが、今は、その10倍の種を採っています。もうあまりたくさん採らなくてもいいのではと思うのですが、丁寧にポットで蒔いてやるほうが、発芽率は、断然いいので、よそに、カタクリを植えたいので、種は採ることになります。

カタクリの種を蒔くときは、いつも思います。この種から、花が咲くとき、自分や世の中は、どう変わっていくのであろうかと。

昨年の2年間は、コロナを思い、今年は、ロシアのウクライナ侵略。花が咲く年、それは、どうなっているでしょうか。それと、年を取るにつれて、そういう社会情勢より、自分などのの体のことを心配します。花が咲く年、健康で、花をめでることができるでしょうか。

そういいながら、毎年のことで、もうそれが10年以上続いています。その積み重ねがあって、今年は、ずいぶんと花が咲きました。

数年前までは、種を蒔いた時、何年に蒔いたかをラベルに書いていましたが、今は、数が多いので、そういうことはしません。

小さいポットで数年育苗することは困難なので、来年、芽がでてくると、早々と路地に下してあげるつもりではあります。

カタクリの種まき、いろいろと思うことがある作業になりました。


ツバメが危機的に少なくなってきている

2022年05月28日 | 三次北部の自然

残念なことに、今年は、実家の車庫では、ツバメは巣を作ってくれませんでした。一度は、見にきてくれたのですが、ほこりだらけのため、第一候補には、はいらなかったのでしょう。

4月初めから、ずっとツバメは少なかったです。毎年4つくらい巣を作るおうちが、今年は、巣が一つだと嘆いておられました。

5月にはいって、最初のころ、まったく見なくなりました。少ないなあ、カラスやスズメやヒヨよりも少ないのではないかと思っていました。

最近は、少しは、見ます。けれど、昨年の半分以下でしょうか。

50年前と比較しても仕方ないのですが、その時の1%くらいでしょう。

10年前と比較しても、10%以下と思います。

10年前は、ツバメが減少したのは、カラスのせいだと考えていました。カラスが増えて、カラスのヒナが大きくなってくるときに、ツバメのヒナも大きくなってきて、それを襲い、ヒナに与えていました。朝早く、人間が活動しない時に、カラスが襲います。

ところが、最近の減少は、それでは、ないと思います。そこまで、カラスもたくさんいません。

なにが、原因なのかはっきりしません。

題に危機的と書きましたが、この大田舎で、何がおこっているやら。

ツバメにとって、ここは、ふるさとです。ふるさとが子育てできない環境になってきているようです。

ふるさとが原因出なく、鳥インフルエンザとかいう病気なのかもしれません。

どちらにしろ、ツバメが去年より少ないのは、間違いありません。

来年、もっと少ないとグチを言わなくすむように願います。

庭に咲いているササユリです。この個体が本来のササユリの色です。

 


アサギマダラ初飛来!

2022年05月27日 | アサギマダラ

待ちに待った(10日ほど)、アサギマダラが実家の庭に来てくれました。今朝、7時半、庭のプランターに植えているスナビキソウに近寄っていました。私は、気が付かなかったので、あわてて、逃げていってしまいました。

スナビキソウに止まってくれないかなあと思って、少し待っていましたが、とまったのは、イヌマキ?の若木でした。望遠で遠くから撮影しました。

スナビキソウの花は、もうおしまいです。それでも、アサギマダラを引き寄せるフェロモンはあったようです。

昨日、アサギマダラのことを書きましたから、それも引き付けたに違いありません。

大分県の姫島の方では、今が北上の盛りでしょうか。そこから、ここに来たのかもしれません。

秋にまたね。

といっても、この個体の子供たちです。