アサギマダラの迷足譜

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クリスマスローズ開花

2024年02月29日 | 園芸

知人の庭で、見事にクリスマスローズが咲いていました。忘れていました。実家にもクリスマスローズがあることを。ただし、以前、よく目に映るところのクリスマスローズは、なくなってしまいました。それで、探してみたら、ツバキの下に隠れて、咲いている株がありました。これも以前、ポットの苗をそこに移植したのでしょう。除草剤を近くにまいていたのですが、運よく免れています。

クリスマスローズに皆さんと同じように、15年前くらいには、興味がありました。知人から、種や苗をもらったり、また園芸ショップで、八重咲きの苗も買いました。

でも結局残っているのは、この一番初めの普通の種類のヘレボラスです。場所が適しさえすれば、いいのです。雨や寒さや暑さにも一番強いようです。

水揚げが悪いのが難点です。生けるのは、ほんの一瞬になっています。次の日見ると、だらーとしています。

2番花まで咲くので、3月いっぱいは、楽しめそうです


ユキワリイチゲ開花

2024年02月28日 | 園芸

セツブンソウに続いて、まだかまだかと待っていたユキワリイチゲの開花ですが、今日のお昼、開花していました。これまで、日当たりがあまり良くなかったのと、日射しがなく曇りだったので、遅れてしまいました。

今日は、朝はマイナス3度の大霜でしたが、気温は、どんどんあがり、早春の陽光を浴びれることになりました。

ユキワリイチゲは、日が射さないと花は、開きません。

うす紫の比較的大きな一輪は、太陽に向かって、輝いて咲いています。オシベもだいぶ成熟しているようです。大きな株では、種をつけることもありますが、ほとんどの花は、種をつけることはありません。塊茎が長くなって、分かれていって、子孫を増やす戦略のようです。

自生地も少しありますが、そちらは、もっと日陰なので、咲くのは3月になってからでしょう。そこも保護しているので、株数は、増えています。

セツブンソウにしろユキワリイチゲにしろ、保護してやれば、増えることが容易な植物です。周囲の大型外来種の雑草を除去すること。除草剤をかけないこと。掘って持ち帰らないことを守れば、美しい早春のこれらの花は、温暖化の影響がなければ、咲き続けると思っています。


タヌキのため糞

2024年02月27日 | 獣たち

カンアオイを移植しているところで、タヌキのため糞を見つけました。この前、タヌキは減少していると思うと書きましたが、ここには、生息しているようです。少し安心しました。

ギンナンがあります。調べてみるとタヌキは、イチョウの実を丸のみするそうです。ギンナンには、メトキシピリドキシンという成分があって、人は、たくさん食べ過ぎると、中毒症状がでるそうです。タヌキは、それがわかっていて、ギンナンの方は、食べないのでしょうか。タヌキの歯なら、ギンナンの殻は、簡単に割れそうなものです。

このギンナンもここで、発芽すれば、イチョウの木に何十年してなるのでしょう。山際で、秋に目立つイチョウの木は、タヌキがそこまで、運んでくれた結果なのかもしれません。

 


カンアオイの発芽

2024年02月26日 | ギフチョウをよぶ

昨年6月に種を蒔いたカンアオイが発芽してきています。16穴プラグに蒔いているのですが、置き場所確保のため、蒔いてから今まで重ねています。今日、上のプラグをとってみると、下のプラグのほうは、もう発芽してきていました。このまま5月まで置いておいて、そこで、7.5cmポットに移植予定です。目標苗数は、1000個くらいを期待しています。

こちらは、2年目の株です。画像は、成長がいい株です。本葉がだいぶ大きくなっています。この調子なら4月にギフチョウが卵を産んでくれる株になります。この大きさの株は、山に定植しても、活着はするのですが、大きくならないので、もう1年、育てます。

3年目です。12cmポットに移植しています。この株は、花がついていないようですが、花が咲いて種がとれる株もできてきます。これなら、山に移植できます。

小プランターに植えている、4年目あるいは、5年目の苗です。これなら、花も2つ以上咲いて、種も獲れます。また葉っぱも多く、ギフチュウの食料の役割を十分にはたしてくれます。

写したのは、順調な株ばかり、実際は、白絹病にやられたり、炭疽病にやられたりで、3分の1も山に移植はできません。それでも、山では、すこしずつ増えてきていると思います。そこでもまたシカに相当数の株がダメになってしまうのです。

あと1か月もたたないうちに、ギフチョウを見ることができそうです。今年は、どのくらい成チョウになってくれるかしら。楽しみにして、しゅくしゅくと移植作業をしています。


シカがお墓のお供えの花を食べる

2024年02月25日 | 獣たち

今日、三次市の南部の吉舎町に行きました。親戚の49日の法要と納骨に参列したのです。山際の大きなお寺の墓所で、シカの話を聞きました。シカがこのあたりむちゃくちゃ増えているそうです。シカは、お墓のお供えの花まで食べるそうです。そういわれたので、近くの遠い親戚のお墓を見ると、画像のように食べられています。おそらくキクの花だったのでしょう。近くの庭木でも、葉っぱがありません。綺麗に先だけらべられていました。

シカは、町中の道も堂々と歩いているのを目撃されたこともあるそうです。

調べてみると、シカが多いところでは、霊園などで、お墓の花が食べられて問題になっているようです。

また、お花屋さんで、シカに食べられないお供えの花を販売しています。それは、スターチスです。何故か、シカはスターチスの花を食べないそうです。食べ応えが悪いのでしょうか。

シカにバチが当たったというのは、聞きません。奈良ではどうしているのでしょうか。店先には、お花を飾っていないのでしょうか。数年前に行った時は、シカがいるところでは、雑草が一つもないのが、印象的でした。

お寺の裏山では、ウグイスが鳴いていました。またヤマガラやシジュウカラも鳴いていました。そのあと鳴いたのは、シカでした。近くにいるようでした。