今朝、菜園を見回りにいく途中、菜園の外側で、獣の気配がしました。10mくらいの距離に近づいた時、逃げるのがわかりました。そして、目にはいってきたのが、菜園の外に仕掛けている捕獲檻です。あれ!アナグマがまた入っている。と思いと近づいてみると、アナグマではありません。タヌキがはいったと認識しました。ところがよく見ると様子がおかしい。檻を揺らしてみると、なんともう1匹小さいのがでてきました。少し小さい個体です。親子ではいったのでしょう。これにはびっくり、2匹入るのは初めてです。どうやってはいったものやら。
さて、親子ですし、タヌキです。最近タヌキは少なくなってきているようで、国道で死んでいる個体も少ないのです。山でもみなくなりました。そして、もうトウモロコシももうほとんど残っていません。植え遅れたのが小さく実ったのが、6本あるくらいです。タヌキは、アナグマほど賢くもなくトウモロコシへの執着も薄いと認識しています。
ということで、今回はまあ許してやるかと、檻を開けて逃がしてやりました。
ところが、そのあと、入口を開けて菜園に入ったのですが。・・・・
案の定、トウモロコシは全滅です。残っていた6本全部食べられていました。また食べ方が汚い。きれいに食べてくれていません。この食べ方には、少し腹が立ちました。許すのじゃなかったなあ。来年こういう感じでやられたら、頭にくるかも。
さら、キュウリがかじられていました。この大きさのキュウリは、1本しかなかったのです。これには、少し血圧があがりました。逃がす前にこれを見ていたら、死んでもらうことになっていたと思います。この前のミニトマトをかじっていたのもこの親子3匹だったのでしょう。
これは、はやまったなあと思いました。
そして、昼前、写真を見ると、あれ!しっぽに模様がある。そういえば、逃げた時もしっぽがふさふさしていて、タヌキのしっぽはこんなにふさふさしていたかなあとわずかに違和感をいだいていたのです。
タヌキではないかも、アライグマかもしれないとネットで調べてみると、これはアライグマでした。アライグマが三次市でもでていることは知ってはいましたが、まだ見たことはありませんでした。
やってしまいました。アライグマなら死んでもらう一択です。気の毒ですが、外来種で、悪いやつです。
この地域で繁殖しているのですね。どんな影響がでているやら。
アライグマのタスカル1家になってしまいました。これから、どんな悪いことをするやら。また他の生態系に及ぼすことやら。
一度、檻に入ったのが逃げると、学習してしまい、再びははいりません。このアライグマが馬鹿なら、またかかるかもしれません。どうでしょうか。
また報告することになるでしょう。
スイカなどは植えては、いません。カボチャをアライグマが食べるかは知りません。食べられたらいやですね。