栗林に植えているササユリの花が咲いていました。うれしいものです。今年は、特にうれしいです。理由は二つ、一つは、この前、イノシシがはいってササユリの球根を食べていると報告しました。確かに、3つくらいは、食べたのですが、残っていたのもあったようです。春に芽が出て、こうして花が咲きました。3株ほどさいています。二つは、実家の庭には、今年はササユリが咲いていないからです。この15年くらい毎年咲いていたのですが、とうとう咲く株が今年はありませんでした。露地で植えていたのは、ほとんどイノシシに食べられました。鉢にも植えているのですが、昨年咲いていた株が芽がでていないので、確認したところ、球根がくさりかけていてダメになっていました。この鉢をとくになにかしたわけではないのですが、土を嫌ってきたのでしょうか。ササユリ栽培の難しさをあらためて認識しましたし、ササユリを増やすことは、ほぼ絶望的だと思っています。鉢植えの小さな株がまだ5つくらいはあるのですが、これも来年、再来年と生存しているかどうかは、まったくわかりません。
もう何年も種をとることができないので、本当に危機的な状況になってしまいました。
さて、画像ですが、よくみると変な感じでした。それで、中央部を除いてみるとウスバシロチョウがはいっていました。
吸蜜していたのでしょうか。気温上昇でウスバシロチョウも大変です。
こんな、感じです。ササユリの濃厚な匂いの中、蜜を吸っていたのでしょうか。
ウスバシロチョウもあとわずかです。うまく世代を残せたらいいがなあと思います。