今日、地元の谷に正体不明のエビネの花が咲いているかどうか見に行ってみました。そこは、カンアオイが自生していて、種取りに訪れたところです。昨年の6月18日に、正体不明のエビネを見つけたと記事にしています。その時、、ジエビネではない、花は5月に咲く。ということはわかっています。また葉っぱの大きさからキエビネでもないのだろうと思っていました。
わくわくどきどきで花を探しました。印をつけていたわけではないので、このあたりだったがなあという探し方です。ありました。けれど、花はほぼ終わりかけていました。3つの花のうち一つは完全に枯れていて、残りも雨にやられたせいでしょうか、花茎はおれ、花びらがもう傷んでいました。
それでも、少し、花茎をなおし、上記の写真を撮影しました。その時は、サルメンエビネかなあという感じです。そして、帰ってネットで確認したところそうでした。
サルメンエビネを写真以外でみるのは、初めてです。地元では、30年前くらいは、見ることがあったと母が話していました。それで、25年くらい前、地元のいろいろな野草を調べていた私には、サルメンエビネは見つけたい花でした。4分の1世紀をへて、やっと出会いました。
このあたりを詳しく調べてはいません。咲いているところは、小さな谷のヘリにあります。谷に降りないと見つけられないのと、他の植物も入り込めないところです。シカも食べにくところです。
1株だけですが、どこかに子孫を残しているでしょうか。
来年は、もう少し早く、4月下旬に見に行く予定です。
この次に見たいランは、コケイランです。この10年間まったく見なくなってしまいました。杉林の谷川沿いに残っているとは思います。
それを報告できたらうれしいと思います。