図書館から借りてきた本を読み終えました。
「落陽」朝井かまて著
新聞社の記者たち4人の中で色々な記事を書きスクープを描いて行く中で
明治天皇が京都から江戸へ下って、現在の「明治神宮」を創設する
内容で記者たちの苦労・苦悩などが描かれています。
最後に出来上った明治神宮の前で「雲も木々の葉も金色に輝く」
4人そろって「落陽だ」と叫ぶ
沈みながら、天地を照らす。
美しい夕日は翌日が好天になる兆しである。
いにしえの歴史の中の様子が伺えて、作者の深い教養と表現力に
感動しました。
一昨日の落陽 丁度完読した後の落陽を見ることが出来ました。