アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

落陽

2020-10-20 14:48:11 | 読書

図書館から借りてきた本を読み終えました。

「落陽」朝井かまて著

 新聞社の記者たち4人の中で色々な記事を書きスクープを描いて行く中で

 明治天皇が京都から江戸へ下って、現在の「明治神宮」を創設する

 内容で記者たちの苦労・苦悩などが描かれています。

最後に出来上った明治神宮の前で「雲も木々の葉も金色に輝く」
 4人そろって「落陽だ」と叫ぶ

 沈みながら、天地を照らす。

 美しい夕日は翌日が好天になる兆しである。

いにしえの歴史の中の様子が伺えて、作者の深い教養と表現力に

感動しました。

 一昨日の落陽   丁度完読した後の落陽を見ることが出来ました。

 

コメント (4)
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