元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

2017年どうなる? 中国の「内憂外患」をざっくり読む・後編「内憂」

2016-12-30 16:20:37 | 日記


http://the-liberty.com/article.php?item_id=12407

2016年、特に後半の国際的なニュースで話題になったのは、アメリカの大統領選でした。

2017年1月20日に、ドナルド・トランプ氏が新しく大統領に就任しますが、世界中がその動向に注目しています。

今回は、トランプ新政権誕生後に本格化する「トランプ革命」を、もっとも警戒している中国にとって2017年はどのような年になるか、見ていきます。


◎中国の資産が海外に逃げている

今回は、「内憂」です。

中国でもっとも懸念されていることは、やはり経済の問題です。

いま中国の富が、どんどん外国に出ていく「資本流出」が起きています。

これは、中国の経済がクラッシュすることを恐れる人々が、「国内に持つ資産の価値が下がるのが怖い。海外に持ち出した方が安心」と考えて起きていることです。外国の不動産や金融商品を買ったり、外国に留学している子供に送金したり、さまざまな形で資本の流出が起きています。


中国では、個人が人民元から外国のお金に両替できるのは、一年間で5万ドルと決められています。年が明けると新たにゼロから両替できるので、国内経済に不安を抱く人々の外貨への両替、すなわち、資本流出が加速するという見方もあります。

こうした状況に、冒頭の「45%関税」などが重なると、中国経済の見通しはますます「視界不良」となるでしょう。

中国にこれまでなかった「相続税」を2017年3月に法制化する動きや、「環境保護税」を2018年1月から導入する動きからも、中国経済はかなり厳しい状況にあると見ていいでしょう。


◎「皇帝」を目指す習近平

もっとも大きな「内憂」、それは「権力闘争」の激化です。

共産党の独裁である中国は長年、複数の党幹部(近年は7〜9人)が集団で国を指導する体制を敷いてきました。ところが、習近平は自分一人に権力を集中させる「一強」体制を敷こうとしています。

2017年秋、5年に一度の共産党の党大会が開かれますが、ここから習近平政権の二期目が始まります。二期目は2022年までで、この時、習氏は69歳。本来なら引退しなければいけませんが、それを阻止するために、いま習氏は、68歳定年制を廃止して、死ぬまで「皇帝」であり続けようとしています。

「腐敗を一掃する」という国民に受けのいいスローガンを掲げて、金銭スキャンダルなどで政敵を失脚させてきましたが、これもすべて、「皇帝」になるためのプロセスと言えます。

17年秋の党大会に向けて、権力闘争はさらに激しくなるでしょう。


◎3つの空母艦隊でアジア支配を目指す

最後に、そうした「内憂外患」が進むと、習氏が何をしたくなるか。歴史を振り返ると、やはり、対外的に敵をつくって、国民を団結させたくなります。つまり、紛争や戦争です。

先日、中国の空母「遼寧」率いる艦隊が、沖縄の宮古海峡を通過した後、台湾の東側、バシー海峡を通って、海南島に移動しました。これは明らかに、トランプ氏と蔡氏の会談をけん制したものと言えます。

専門家は、「中国共産党創立100周年の祝杯は、北京ではなく、台湾の台北で挙げる」と指摘しますが、その節目の年は2021年です。習氏は、念願の「台湾統一」を果たすとともに、「皇帝」の座を確立するために、二期目(2017〜22年)のどこかの時点で、台湾侵略に打って出ることも考えられます。

もちろんその他にも、尖閣諸島や沖縄を含む東シナ海、軍事施設を造った南シナ海など、習氏が紛争を起こしうる地域は、アジアにいくつも存在します。

中国は、「遼寧」の他に、2017年初めにも進水すると言われている国産初の空母を大連で製造中であり、2隻目の国産空母を上海で建造しているといいます。3つの空母艦隊が完成すれば、日本や台湾、東南アジアの国々にとって極めて大きな脅威です。

トランプ氏は、こうした中国を経済的な面から弱らせようとしています。日本もその流れに乗って、世界1位と3位の経済大国である日米ががっちりとタッグを組み、中国と対峙することが、長期的な国際社会の繁栄につながるはずです。(山下格史)
(おわり)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『繁栄への決断 〜「トランプ革命」と日本の「新しい選択」』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1785

【関連記事】
2016年12月10日付本欄 トランプ氏の安保アドバイザーが都内で講演 「アメリカは生まれ変わる」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12308

2017年2月号 見えてきたトランプの大戦略 - TPPアメリカ離脱で日本はどうする?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12349


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幸福の科学の立宗から30周年 世界を救う宗教としての歩み

2016-12-30 16:14:17 | 日記

 
http://the-liberty.com/article.php?item_id=12409

大川隆法・幸福の科学総裁が幸福の科学を立宗して2016年で30年となった。宗教として「一世代」という一区切りを迎えるなか、幸福の科学はどこに向かっているのだろうか。

幸福の科学は、地球系霊団の最高大霊である「エル・カンターレ」への信仰を中心に、「全人類救済」を使命として活動している。個人としても幸福な人生を送ることができ、さらに、社会全体もより良いものへと発展していく教えが説かれている。

その教えの前提は、「人間の本質は肉体ではなく、魂である」という霊的人生観だ。つまり、人間は皆、あの世からこの世へと、人生の目的と使命を持って生まれてくる存在だという人間観がベースになっている。

大川総裁は初期のころから、「愛・知・反省・発展」という四正道を基本として、「この世でも、あの世でも幸福」になれる生き方を説いている。

例えば、「愛は奪うものではなく、与えるもの」という教えを学び、相手に愛を求めるばかりであったことを反省し、葛藤を抱えていた家族と和解した人も少なくない。

また幸福の科学では、病気が治る奇跡も多数起きている。「人間の心には創造性があり、病気を作ることもできれば治すこともできる」「創造主たる神への信仰が、現実を変えていく」という教えにのっとり、宗教的な反省行に取り組んだり、祈願を通して、末期ガンが消えたり、難病を克服した例は枚挙にいとまがない。


◎霊言による霊界の証明

幸福の科学はまた、霊言によって霊界の存在証明を行っている。

1981年、大川総裁は天上界から初めてのメッセージを受け取り、それ以降、『日蓮聖人の霊言』を皮切りに、数多くの霊言集を刊行してきた。それによって、各霊人には統一した個性があり、高級霊でもその意見には違いがあることなどが示され、霊界の実在が証明されてきた。

90年代に入ると、理論書の発行を中心とした活動に変わっていったが、2010年からは再び、霊界の証明のために数多くの霊言を収録。公開の場で収録された霊言は700回を超える。

例えば、その中には生きている政治家の守護霊霊言もある。これは現実に、国家戦略を占う上で重要な情報をもたらしてきた。

例えば、オバマ大統領が2008年、大統領に当選した翌日に収録した公開霊言で、オバマ氏の守護霊は「将来、アメリカは『世界の警察』ではなくなる」と発言していた。すると就任後、オバマ氏は実際に「アメリカは世界の警察官をやめる」と言い出している。

他にも、中国の習近平・国家主席の就任前の2010年の段階で守護霊霊言を収録したところ、当時「穏健派」との報道もあったなかで、日本占領の野望を抱いていることが明らかになった。その後、内外の報道は習近平氏の危険性に注目したものへと変化していった。

他国の指導者の本音をいち早くキャッチできることが、日本の政治のかじ取りに与えた影響は計り知れない。

さらには、この数年の間に、「魂の存在」や「生まれ変わり」「運命」といったものが実在することが、文化のレベルで浸透してきた。2016年に大ヒットした映画「君の名は。」や、主題歌の「前前前世」というタイトル、また石原慎太郎氏が田中角栄氏の「霊言」という体裁で綴った『天才』がベストセラーになったこともその表れだろう。


◎世界に影響を与える大川総裁の言論

大川総裁は2007年から、海外巡錫を開始。ハワイを皮切りに、5大陸で大講演会を行っている。こうした講演の一つ一つは、「世界教師」(ワールド・ティーチャー)としての活動であり、実際に世界に影響を与えている。

2009年にオーストラリアで行われた講演では、親中派だった当時の政権に対し、中国の危機を訴えた。その後、政権は中国と距離を取り始めている。また、中国返還により自由が失われつつあった香港では、中国に飲みこまれるのではなく、中国に繁栄を教えるようにと講演。その後、香港では民主化を求める大規模なデモが起こった。

2016年のアメリカ大統領選においては、1月の時点でトランプ大統領の勝利を期待。10月にアメリカ・ニューヨークで行った講演においても、トランプ氏には世界の問題を解決する力があると指摘していた。

混沌とした世界において、あるべき姿を指し示しているのが、大川総裁の発信となっている。


◎21世紀の問題を解決する教え

21世紀に人類が直面する問題には、中国や北朝鮮など、無神論・唯物論国家にどう対峙するかということ、さらに宗教の違いによって生まれる憎しみをどのように乗り越えるかということがある。いずれも、解決策の出ていない問題だ。

ここ数年、世界は「イスラム国」(IS)の問題に翻弄されている。その背景にあるキリスト教とイスラム教の対立についても、大川総裁は「根源は同じ」であるとし、両者には愛と寛容が必要だと説いている。それが言えるのは、「エル・カンターレ」が、イエスが「天なる父」と呼んだ存在であり、ムハンマドが「アッラーの神」と呼んだ存在であるからだ。

イスラム教とキリスト教であっても、相互の教えを理解し、憎しみを乗り越えることができるようになる。

大川隆法総裁が、「世界教師」、そして「地球神」として説く教えの中には、人類すべてを救う教えが含まれている。最新刊『伝道の法』は、その教えのスケールの通り、個人の幸福のための教えから、世界人類へのメッセージまでを含んでいる。

来年2017年から幸福の科学の次の30年が始まる。その発信に、ますます注目が集まりそうだ。

【関連書籍】
幸福の科学出版 『繁栄への決断 「トランプ革命」と日本の「新しい選択」』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1785

幸福の科学出版 『伝道の法』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1777

【関連記事】
2012年8月号 現代の大救世主・大川隆法総裁とは - 特集・現代に救世主はいるか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=4489


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