元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

緊迫・南シナ海 中国、西沙に対艦ミサイル配備か 軍事企業が分析

2016-03-31 06:18:08 | 日記

産経ニュース 【ワシントン=青木伸行】国際軍事情報大手IHSジェーンズは30日までに、中国が南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島にあるウッディー(永興)島に、射程400キロの対艦巡航ミサイルを配備したとの分析を明らかにした。

ウッディー島では2月、長距離地対空ミサイルの配備が確認されており、南シナ海の軍事拠点化を加速させている現状を、改めて浮き彫りにしている。

 対艦巡航ミサイルは地上配備型の「YJ62」。中国の短文投稿サイト「微博」に今月20日、ウッディー島での発射の模様をとらえた写真が掲載され、ジェーンズの分析はこれに基づいている。中国の軍事月刊誌にこれまで掲載されたYJ62の写真と、一致したとしている。

 配備された時期については、長距離地対空ミサイル「HQ9」(紅旗9)が確認された2月と、ほぼ同時期だとの見方を示した。

ジェーンズによると、中国軍は2008年から地上配備型のYJ62の運用を開始した。写真には、ウッディー島のドーム形のレーダーも写っていた。

 米国防総省のクック報道官は29日の記者会見で、配備の確認を避けつつ「係争中の岩礁や島を軍事拠点化する動きは、いかなるものであれ懸念の対象だ」と批判した。

 ベトナムと台湾もウッディー島の領有権を主張しており、さらなる反発を招くことは必至だ。

 一方、南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島では、クアテロン(華陽)礁など中国が造成した7つの人工島のうち、4島でレーダー施設が建設されていることが確認されている。

 パラセル、スプラトリー両諸島での中国の動向はリンクしている。米戦略国際問題研究所のマイケル・グリーン上級副所長は「人工島は、ウッディー島をモデルに軍事施設の整備が進められており、いずれ対艦ミサイルなどが運用されるだろう」との見方を示す。

 オバマ米大統領は31日、ワシントンで中国の習近平国家主席と会談し、一連の軍事拠点化の動きを中止するよう求めるとみられる。


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米軍巡視でも「中国の軍事的拡大抑止できず」

2016-03-31 06:14:56 | 日記

読売新聞  【ワシントン=黒見周平】米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は29日、ワシントンで行った講演で、南シナ海で実施した米海軍による巡視活動について、「中国の軍事的な能力拡大を止めるには至っていない」と述べた。

 中国は巡視活動後も、南シナ海で地対空ミサイルや戦闘機の配備を進めており、米軍の強い危機感を示したものだ。

ダンフォード氏は「中国は海軍を増強し、空軍の近代化、核兵器や宇宙、サイバー分野の能力向上を図っていることは明白」と主張。アジアに展開する米軍について「優位性は失われつつある」とも指摘した。


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国連事務総長「西サハラ占領」発言の騒動広がる モロッコ反発、潘氏批判の100万人デモ

2016-03-31 06:13:18 | 日記

産経ニュース【ニューヨーク=黒沢潤】約40年間にわたり領土問題が未解決となっているアフリカ西部の西サハラをめぐり、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が最近、実効支配するモロッコの「占領」が続いていると述べる一方、モロッコと対立する独立派勢力を擁護するような姿勢を示し、モロッコから「中立」でないと批判されている。

モロッコは、西サハラに展開中の国連平和維持活動(PKO)部隊の要員を撤収させるよう国連側に強く要求、PKO継続が危ぶまれる事態にもなっている。

 潘氏は今月上旬、モロッコの隣国アルジェリアにある西サハラ難民キャンプを訪問した際、西サハラがモロッコによって「占領されている」と発言した。

 これに対し、西サハラの実効支配は正当だと主張するモロッコが猛反発。首都ラバトでは、潘氏を批判する100万人規模のデモが起きたほか、モロッコ政府がPKO要員84人を撤収させるよう国連に要求、一部がすでに撤収した。

 モロッコは、300万ドル(約3億4000万円)にも上るPKOへの拠出を凍結し、同国が世界各地に派遣しているPKO要員約2300人全員を引き上げる方針も示している。

 潘氏は当初、「個人攻撃に対して怒りを覚えている」などと激しい口調で応じたが、国連のステファン・ドゥジャリク報道官は28日、「誤解が生じ、われわれは遺憾に思っている。潘氏は西サハラ問題で、どちらの側にもくみしない」などと釈明した。PKO継続に影響が及ぶ事態を危惧し、態度を一転させたもようだ。

 ただ潘氏は、「占領」発言自体を撤回せず、モロッコも態度を軟化させていない。両者の関係修復には時間がかかるとみられ、西サハラが一段と不安定化するとの懸念が出始めている。


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金正恩は側近に殺される?米研究者がリアルに予測

2016-03-31 06:00:43 | 日記

 ワシントンの北朝鮮研究専門家の間で、「金正恩第一書記の暗殺」という突然の事態に備えるよう米韓両国に提言する論文が話題を集めている。

 発端は、韓国系の若手研究者が金書記の暗殺の可能性を4種類の具体的なシナリオとして描いたことだった。その内容が米国の論壇で広く提起され、論議を呼ぶようになった。

 論議の出発点となったのは、米国の朝鮮半島研究学者らが発表の場とする学術誌「朝鮮研究国際ジャーナル」の最新号に掲載された「金正恩暗殺の可能性に備える」という論文だった。筆者は韓国系の若手研究者で、ワシントンのジョージタウン大学の大学院に籍をおくスンミン・チョ氏である。

 チョ氏は、北朝鮮内部の不安定要因を考えると金書記の暗殺という可能性が十分にあり得ること、米韓両政府はその可能性に対応する行動指針などを決める必要があることを指摘していた。そのうえでチョ氏は、実際に起こりうる金書記暗殺の4種類のシナリオを提示した。

 すると3月23日、ワシントンで最大級の経済系シンクタンク「ピーターソン国際経済研究所」の北朝鮮研究部門が、それらのシナリオを「金正恩暗殺」という報告書で紹介した。同経済研究所はワシントンの政策形成の専門家たちの間で強い影響力を持つため、「暗殺シナリオ」は広範な注視を集めるようになったのである。

■ 歴史上の「暗殺」の4タイプ

 「金正恩暗殺」は仮定に仮定を重ねた推測ではあるものの、いかにも物騒に響く。だがこの論文では、米韓当局が金書記を暗殺するという設定ではなく、北朝鮮の内部でそうした動きが自発的かつ突発的に発生するという想定を立てている。

 チョ論文が描く4種類の暗殺シナリオは以下のとおりである。いずれも歴史上の実例を紹介し、北朝鮮で類似の動きが起きる可能性を指摘している。

 (1)ヴァルキューレ型

 「ヴァルキューレ」とは、1944年に未遂に終わったヒトラー暗殺計画とその後の反乱鎮圧計画の名称である(ヴァキューレは本来は北欧神話の女神の名前)。当時、ドイツの軍高官や政治家たちの複数のメンバーは、準備に長い時間をかけてヒトラー暗殺を計画し、ヒトラー排除後の国内態勢の構築案も具体的に決めていた。北朝鮮でも同様に、上層部の人民軍幹部や労働党幹部の集団が行動を起こすというシナリオである。

 (2)ブルータス型

 古代ローマの皇帝シーザーを、腹心だった元老議員のブルータスら数人が暗殺した事件が原型となる。この型は(1)に比べ、参加者の人数はずっと少ない。事前の準備期間も短く、事後の計画もほとんどない。北朝鮮では、金書記の側近の数人が行動を起こすというシナリオとなる。

 (3)オズワルド型

 1963年11月、リ―・ハーヴェイ・オズワルドは当時のジョン・F・ケネディ米国大統領を狙撃して暗殺した。ケネディとは直接的には接触のなかった人間が、公共の場に出てきたケネディを単独で撃って殺した。北朝鮮の場合だと、単に金書記の抹殺だけが目的となる。その後の政治態勢などへの考慮はない。

 (4)金載圭型

 1979年10月、韓国の朴正煕大統領は秘密の宴会場で数人で会食していたとき、旧友かつ腹心だった金載圭(キム・ジェギュ)KCIA(韓国中央情報部)部長に銃殺された。金部長は大統領から国内治安維持の不備について厳しく叱責されたことを恨み、単独行動に出たのである。暗殺後の政治態勢への準備はほとんどなかった。北朝鮮でも、金書記の側近によるこの種の行動が考えられる。

■ 韓国と米国の速やかな介入が必要に

 チョ氏はこの中で現実に起こる可能性としては(4)の「金載圭型」が最も高いという。その理由としては、金政権の上層部には相互不信が広がっており複数の幹部による共謀は秘密を守り続けることが難しい点、一般国民に対する監視が徹底している北朝鮮では公共の場でのテロ行動がきわめて難しい点、政権や軍から遠い距離にある人間には武器の調達が困難な点、などが挙げられるという。

 チョ氏はそのうえで、金書記の側近の1人が単独行動に出る「金載圭型」暗殺の場合、事後の混乱がとくに大きくなり、韓国と米国の敏速で大胆な介入が必要になると強調する。この種の暗殺後には必ず「権力の真空」が生まれる。そこに米韓両国が介入して、北朝鮮情勢を米韓側に有利に動かせるのだという。チョ氏は、その種の介入がなければ、北朝鮮は内部の混乱をきわめ、内戦さえも起きかねない、と警告していた。

 この論文を広く紹介した「ピーターソン国際経済研究所」の北朝鮮研究部門の代表マーカス・ノーランド氏は、チョイ論文の指摘は適切であると評する。そして、実際に暗殺が起きた場合には、米韓両国が中国と協議、連携することも欠かせないと強調していた。


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「もの言う新聞」編集者辞職=メディア統制に苦悩―中国

2016-03-31 05:54:51 | 日記

 【北京時事】中国で「もの言う新聞」として知られる日刊紙・南方都市報(広東省)の文化担当編集者が「あなたたち(共産党)を代弁できない」と辞職届に記し、同紙を去ったことが分かった。

 習近平国家主席が進めるメディア統制に苦悩した末の行動として、波紋を広げている。

 この編集者は余少※氏(※=金ヘンに雷)で、2000年から南方都市報に勤めるベテランジャーナリスト。28日夜、自身の「離職申請願」を撮影して中国版ツイッター「微博」に投稿し、「長い間、(党に)ひざまずいてきたが、もう膝が持たない」と書き込んだ。

習体制で強まる一方の言論統制に、ジャーナリストとして限界が来たことを示したものだ。投稿は削除されたが、中国版LINE「微信」などで拡散している。 


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安保法が施行。最強国との同盟が戦争リスクを40%減し、日本を守る

2016-03-30 17:21:55 | 日記

安保法が施行 戦争リスクを減らす「ある方法」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11136

集団的自衛権の限定的な行使を容認する安全保障関連法が29日、施行された。同法に反対する民進党や共産党などは、自衛隊がアメリカの戦争に巻き込まれる「リスク」などを強調。夏の参院選を見据え、安倍政権への攻撃材料にする構えを見せている。

また左翼的なマスコミも、反対する野党を援護射撃。朝日新聞は同日付一面で、「集団的自衛権容認、専守防衛を転換」と、専守防衛のスタンスを放棄したかのように紹介した。東京新聞も、「海外で銃構える自分 想像できない」という自衛隊の声を見出しにして、安保法を批判的に報じた。


◎北朝鮮はリアルな危険ではない!?

だが、安保法の議論では、しばしば「日本をどのように守り抜くのか」という視点が欠落しがちになる。それを象徴するのが、共産党の志位和夫委員長が、2015年11月7日のテレビ番組で発言した次の言葉だ。

「北朝鮮にリアルな危険があるのではない」

しかし、北朝鮮が、核実験やミサイルの発射を繰り返し、日本に重大な脅威を与えていることは明らか。北朝鮮以外にも、日本は、驚異的な軍拡を遂げる中国からも、核ミサイルの標的とされている。

核で脅されている状況を考えれば、集団的自衛権だけで日本を守り切るのは心もとない。


最強国との同盟が日本を守る

では、日本がとるべき外交とは何か。それは、日米同盟を堅持、そして、より強化することだ。

明治から大正時代にかけて、日本が、世界最強国と謳われたイギリスと同盟を結んでいた時代は、平和が保たれていた。だがその後、日英同盟が解消されたことで、日本はアメリカなどと戦争せざるを得なくなった経緯がある。

つまり、最強国との同盟が切れたために、「戦争に巻き込まれた」と言える。

当時のイギリスと同様に、現在のアメリカは、世界中に友好国と同盟国を有し、世界最強の軍事力を誇っている大国。最強国と同盟関係にあることが、最大の抑止力になる。


同盟国を結ぶと戦争リスクが40%減る

また、同盟を結ぶことは、戦争リスク自体をも減らす。

嘉悦大学の高橋洋一教授がたびたび紹介している、アメリカ人国際政治学者が記した「Triangulating Peace」。同書には、1886年から1992年にかけて起きた戦争データを数量分析しており、それによれば、同盟関係を結べば、戦争リスクが約40%減少するという。

中国や北朝鮮の脅威を踏まえれば、安保法だけでは不十分だ。「ふさわしい同盟とは何か」という外交を考えるとともに、防衛においても、核装備も視野に入れなければ、日本を守ることは困難である。(山本慧)

【関連記事】
2016年3月25日付本欄 オバマ氏が広島訪問を検討 「戦勝国史観」の反省が世界平和への第一歩
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11121

2016年3月23日付本欄 「共産党は破防法の対象」と政府答弁 共産党の根底に流れる暴力思想
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11087

2016年3月16日付本欄 北朝鮮が大気圏再突入のミサイル試験に「成功」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11063

2016年3月10日付本欄 金正恩氏「核の小型化成功」に初言及 日本は核武装も視野に入れた国防体制の強化を
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11041


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日本の最西端・与那国島に自衛隊が配備

2016-03-30 17:21:32 | 日記

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11135


(1) 日本の最西端・与那国島に自衛隊が配備

国境の警備を強化するため、沿岸監視隊を組織した陸上自衛隊は28日、沖縄県与那国町の与那国島で、同隊の隊旗授与式を開いた。

監視隊は約160人。主に、周辺海域を往来する艦艇の監視にあたる。

海洋進出をねらう中国に対する、南西諸島の防衛力強化の「第一弾」。今後、鹿児島の奄美大島、沖縄の宮古島、石垣島への対艦ミサイル部隊などが新設される。

与那国島は、晴れた春の日には肉眼で台湾が見える。それほど、中国大陸に近い。

軍事アレルギーの強い東京新聞などは、29日付の紙面で「『島の自治は自衛隊の意向に左右される』と地方自治の観点から不安視する」と、「軍隊=怖いもの」というトーンで伝えている。

だが、中国の軍隊がどれだけ怖いものか。侵略されれば、島の自治がどうなるか。島民がどんな扱いを受けるか。そして、その後に起こり得る、沖縄、本土への影響をこそ考えるべきだろう。

【関連記事】
2015年10月1日付本欄 台風被害の与那国島 侵略を想定した備えも必要
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10257


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次々と人が行方不明になる中国 G7サミットは議論するチャンス

2016-03-30 07:55:04 | 日記

次々と人が行方不明になる中国 G7サミットは議論するチャンス
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11138

中国のWebサイトに、習近平・国家主席の辞任を求める匿名の手紙が掲載されたことで、サイト関係者や著名コラムニストなど20人が行方不明になっている。中国の治安当局に連行された可能性が高いという。

問題となった手紙は、3月4日、政府系のニュースサイト「無界新聞」に掲載された。内容は、「親愛なる習近平同志、我々は忠実な共産党員だ」と始まり、経済低迷、言論弾圧、個人崇拝の推進などの問題点を挙げ、「(習氏は)中国を未来に導く能力がない」と指摘したもの。

当然のごとく、ただちに削除された。

さらに、この手紙との関連を疑われたアメリカ在住の著名な中国反政府活動家ウェン・ユンチャオ氏の、広東省に住む家族3人も拘束された。ウェン氏は、この書簡については何も知らないと話しているという。

国家元首や政治家に対する批判が、新聞やテレビ、ネットに流れることは、民主主義社会では日常茶飯事だ。しかし、中国では前例がなく、当局は厳しい対応で臨んでいる。


◎中国では言論弾圧の事実も報じられない

習氏は2月、国営テレビや新聞のオフィスを視察し、記者としての仕事は何よりも共産党に従うことだと発言した。

中国の不動産王で、共産党員の任志強氏は、この発言について、ネット上で批判的な書き込みをした。中国当局はこれに対し、厳重に処分する方針を示している。

その他にも、中国当局は、習氏に批判的な書き込みをした短文投稿サイト「微博」のアカウント閉鎖を命じるなど言論統制を強めている。ちなみに、こうしたニュースは、中国国内では一切報道されない。


◎G7に中国は入っていない。身勝手な振る舞いに歯止めを

中国の国内外での横暴な振る舞いについて、近年、先進国は見て見ぬふりを続けてきた。だが、多くの人々が政府の弾圧に苦しめられているのならば、国内問題であっても、他国は厳しく指摘すべきだろう。

5月末に開催されるG7伊勢志摩サミットのメンバーに、中国は入っていない。中国の人権侵害について議論するのにうってつけの場だ。

安倍晋三首相は、4月に広島市で開くG7外相会合で、南シナ海問題での結束を確認し、サミットの首脳宣言で「法の支配」の重要性を明確に打ち出すとみられる。

そうであるならば、自由、民主主義、法の支配、人権といった基本的な価値観を共有する先進国のリーダーが一致団結して、中国国内の人権問題も議論すべきだろう。

経済的、軍事的な影響力を増す中国を前に、これまで先進国は有効な手を打って来なかった。もう残された時間は多くない。国際社会、特に先進国は、中国な身勝手な振る舞いに歯止めをかける必要がある。

そして、こうした議論を、議長国である日本政府がリードすることを期待したい。(小林真由美)

【関連記事】
2015年4月16日付本欄 中国軍の元制服組トップを拘束 習近平氏が進める「恐怖政治」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9481

2014年10月15日付本欄 中国本土の報道は「香港の抗議活動は終わった」 真実はおろか事実すら知らされない中国人
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8568

2014年9月21日付本欄 中国で言論弾圧が強化 高齢の作家を拘束 相次ぐ弾圧に日本は声を挙げよ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8437


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陸上自衛隊が与那国島に初めて配備、中国は反発=米国ネット「日本は軍隊を強化すべき」

2016-03-30 06:00:18 | 日記

2016年3月28日、ロイター通信によると、日本は同日、与那国島(沖縄県与那国町)に初めて陸上自衛隊を配備した。 

東シナ海をめぐり、日本と中国は領有権問題で対立しており、沖縄県の尖閣諸島周辺で中国が活発な海洋進出を行っている。これまで、沖縄本島より西の地域には陸上自衛隊はなかったが、今回の配備により、レーダーなどで周辺での中国の船や航空機などを監視が行われることになる。

日本がレーダーを設置したことについて、中国国防部はロイター通信に送付した文書で「国際社会は、日本の軍備拡張に厳戒態勢で対応する必要がある」と述べた。 

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。 

「中国が強硬に進出して他国をいじめている。世界はそのことにもっと関心を向けるべきだ」 

「中国と日本はすべての歴史問題を解決するために、今すぐ戦争をすべきだ。核戦争になるとしても、戦争すべきだ」 

「あらゆる問題を解決するために、世界は中国に対する戦争開始を宣言すべきだ」 

「日本は中国と北朝鮮に対抗するために、軍隊を強化すべきだ」 

「他のどの国の国防についても中国が腹を立てる権利などない」 

「中国を怒らせることは、何であっても私にとってはうれしいことだ」 

「中国はいつも何かに怒っているな」


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北朝鮮 飛翔体は中朝国境付近に落下 「米国は敵視政策撤回すべき」と核安保サミットも牽制

2016-03-30 05:36:51 | 日記

 【ソウル=藤本欣也】北朝鮮が29日、短距離の飛翔(ひしょう)体を発射した。18日にノドンとみられる中距離弾道ミサイル2発を日本海に発射するなど、今月に入り、ミサイルや新型多連装ロケット砲の試射を相次ぎ行っている。今回は内陸部に向け発射されており、韓国軍関係者は「命中度を高める狙いがある」と分析する。

 聯合ニュースによると、今回落下したのは中朝国境から60~70キロしか離れていない地点とみられ、中国が反発する可能性もある。

 米ワシントンで3月31日に始まる核安全保障サミットや、同日の開催が決まった日米韓首脳会談を牽制(けんせい)する思惑も指摘されている。

 ラヂオプレス(RP)によると、北朝鮮メディアは28日、同サミットについて「無駄な謀議を繰り広げるのは犯罪行為だ」と非難。「米国は(対北)敵視政策撤回など現実的代案を見いだすべきだ」と要求した。


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日本海沿岸から短距離飛翔体=ロケット砲か、内陸に落下―北朝鮮

2016-03-30 05:34:08 | 日記

 【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮軍は29日午後5時40分ごろ、日本海に面した江原道・元山付近から北東方向に短距離の飛翔(ひしょう)体1発を発射した。

 飛距離は200キロと推定される。韓国軍関係者によれば、北朝鮮北東部の内陸に落下した。陸地にある標的に向けて発射実験を行ったとの見方が出ている。

 韓国軍関係者は「分析中だが、飛距離からみて、口径300ミリの新型ロケット砲の発射とみられる」と述べた。北朝鮮は21日にも日本海に向け、飛距離200キロの飛翔体を発射。北朝鮮メディアは新型の大口径ロケット砲と説明していた。

 北朝鮮は今月に入り、国連安保理の制裁決議や米韓合同軍事演習に反発し、新型ロケット砲や短距離弾道ミサイル「スカッド」、中距離弾道ミサイル「ノドン」の発射実験を相次いで実施。

韓国大統領府への攻撃に言及するなど、威嚇をエスカレートさせている。31日から米ワシントンで始まる核安全保障サミットに合わせ、新たな挑発行為に踏み切るのではないかと警戒する見方も出ている。 


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北「中国の策動、核爆風で打ち砕く」 指示文書、後ろ盾「制裁決議賛同」に焦り

2016-03-30 05:26:48 | 日記

 北朝鮮の朝鮮労働党が、国連安全保障理事会の対北制裁決議に賛同した中国への対抗方針を指示したとされる文書を産経新聞が27日までに入手した。「全ての党員と勤労者は、社会主義に背く中国の圧迫策動を核爆風の威力で断固打ち砕こう」と題した内容。金正恩(キム・ジョンウン)政権が敵対姿勢を示す米韓にも増して、強硬措置に転じた中国に対する強い反発がうかがえる。

 北朝鮮消息筋によると、対抗方針は、安保理決議が採択された後の今月10日、党中央本部から各地方を統括する道党委員会に対し、地方幹部に通達するよう指示したものだという。

 文書は、北朝鮮による1月の核実験後、「中国が国連制裁の美名の下、覇権的地位が揺るがぬよう、われわれへの制裁に本気で賛同している」と中国の「対(北)朝鮮敵視策動」を強く非難。「中国に毛の先ほどの幻想も抱くな」とする金正日(ジョンイル)総書記の「遺訓」も持ち出し、「中国と同等に対応し、われわれを見くびる態度を変えさせねばならない」とくぎを刺した。

 その上で、「より過酷な試練が迫っても、ひたすら金正恩元帥さまの周囲に団結し、主体革命の終局的勝利に向け、力強く戦っていこう!」と呼びかけた。

 中国とのパイプ役を担った金正恩第1書記の叔父の張成沢(チャン・ソンテク)氏を2013年末に処刑して以来、関係を冷却化させた中国に対し、正恩政権は不満を募らせてきたとされる。しかし、習近平政権が最も神経をとがらせる「核」で威嚇し、「敵視策動」と名指しで批判するのは極めて異例だ。

 国際的非難の中、後ろ盾となってきた中国は、今回の安保理決議を受け、北朝鮮船舶の事実上の入港禁止や石炭の原則輸入中止といった厳しい措置を打ち出している。金正恩政権は、これを朝鮮戦争時代に血で結ばれたとされる同盟関係に反する“裏切り”と受け止めているようだ。

 一方で、中国の措置が北朝鮮経済に波及することは避けられず、「試練」に対する団結を改めて鼓舞し、党員や住民らに動揺が広がるのを押さえ込む狙いもあるとみられる。


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実話体験談)娘は天国で生きている。その事実が私の心を救った

2016-03-29 08:02:19 | 日記

平穏な朝の風景

最愛の娘、Mが亡くなったのは、19歳のとき。準備していた振袖を着ることもなく、20歳の誕生日を迎える前に、悲劇は起きました。その日――9月3日の朝、私は娘を助手席に乗せて、当時高校生だった長男に忘れ物を届けようと、車を走らせていました。

約束の場所に着くと、助手席の窓を開け、弟に忘れ物を手渡しながら、「勉強、頑張りや」と、声をかける娘。「わかっとるわ」と答える長男。けれど、それが、仲よしだった姉弟の、最後の会話となってしまったのです。


帰宅すると、娘は、出かける支度を始めました。ファッションが大好きだった彼女は、有名アパレルメーカーに就職し、家から通えるH市内の店舗に勤務していました。その日は仕事が休みで、幼なじみのTちゃんとショッピングに出かける約束でした。


化粧品関係の仕事をしていた私も、出勤する時間です。「気いつけて行きな」。娘は、鏡に顔をくっつけるようにして念入りに化粧をしながら、仕事にでかける私に、そう声をかけてくれました。元気な娘の最後の姿でした。

事故

その日の夜の8時ごろ。私がいつもよりも遅く帰宅すると、主人と、同居している私の両親は、すでに夕食を始めていました。

「遅くなって、ごめんな。夕方、Mに、お刺身買って帰るように連絡したんやけど、まだ帰ってないの?」
すると、電話が鳴りました。
「おばちゃん、ごめん。Mが事故った……」

娘の親友、Nちゃんからでした。詳しいことは分からないと言うので、きっと大したことはないのだろうと、私は主人と、市内の病院へ向かいました。

そこに、救急車がすべり込んできました。ストレッチャーで搬送されてきたのは、血だらけの我が子でした。両手を力なくだらんとさせて、声も出せない状態です。

娘は、そのままICUに運び込まれました。「いったい、何があったん?」と、私は、遅れてかけつけた娘の友達2人に問い正しました。


夕方、Nちゃんがショッピングに行った2人を呼び出し、3人で回転寿司を食べたあと、彼女の会社の同僚の男の子と、コンビニで合流し、1人ずつ彼の車に乗せてもらうことになった。最初にMが乗り、自分たちはコンビニで待っていたが、なかなか戻らない。

救急車が通ったので、見に行くと、コンビニ近くの田んぼに車が突っ込み、大破していた――。

「頭蓋骨骨折、脊椎損傷、意識不明の危険な状態です」
医師の説明を受けても、その言葉は私の頭を素通りし、私は、「娘は必ず助かる」と信じていました。そして、娘の手をずっと握り続けたのです。けれど、Mは、その手を握り返すことなく、翌々日の夕方、静かに息を引き取ったのです。

悲しみにくれて

葬儀がすむと、私は娘の部屋にこもりきりになって、携帯に残されたメールを見ながら、泣き暮らしました。
「弁当箱、自分で洗わへんかったら、次、つくらんよ」


私は、社会人になった娘に、少しは自立してもらおうと、そう言っていました。けれど、かわいそうに思って、弁当を詰めてやった日には、「おかん、弁当、サンキュー!」とメールをくれた娘。


(厳しいこと言わんと、毎日つくってやればよかった。Mに会いたい!) 
いくら悔やんでも、もう娘は戻ってきません。眠れない夜は、夜中に事故現場まで車を走らせ、(何で、私を残して、こんなところで死んだんや! )と、大声で泣き続けました。

加害者の少年

車を運転していたKくんは、大したけがもなく、葬儀が終わった数日後、両親といっしょに謝罪にやってきました。19歳の彼は、事故を起こしたとき、100キロを超えるスピードを出し、ハンドル操作を誤って電柱に激突したのです。


「乗せてと言われたから、乗せた」


彼が反省の色も見せず、そう言ったとき、その場にいた家族や親族は、怒りに震えました。

温厚な父までもが、「お前、わしの車に乗れ! 殺したる!」と怒りをあらわにしました。初孫のMを、父は、それはそれはかわいがっていたのです。

優しい父に、そんな言葉を吐かせるほど悲しませた少年を、私は本当に憎いと思いました。私は、少年を責め、友達を責め、何よりも自分を責めました。


(もし、あの日、Nちゃんが2人を呼び出さなければ……。私が、「絶対、夕飯のおかず買って帰って!」と、強く言っていれば……。私のせいや。ごめんな、M。許して……)

娘はどこに

四十九日が明けるまで、7日ごとに僧侶が家にやってきて、供養の読経をしてくれました。私は、すがるように僧侶に尋ねました。


「娘は、どこに行ったのでしょうか?」
「はい、お浄土です」


ただそれだけです。何度きいても同じでした。私は、とても失望しました。娘があのまま消えて無くなってしまったとは、どうしても思えなかったのです。


「にぎやかなのが好きで、さびしがりやのM……。たった1人で、どこへ行ってしまったの。Mがどこに行ったのか、知りたい」


そして、ある日の夜。以前、勤めていた会社の同僚だったSさんから、電話がかかってきました。
「娘さんのこと大変やったね。きっとあなたが、『Mはどこ?』ってずっと苦しんではると思って。

Kやんにも、Mちゃんにも幸せになってもらいたくて、電話したのよ」
私は、Sさんの気持ちが嬉しくて、Sさんが信者になっているという幸福の科学の支部に行く約束をしました。

幸福の科学の支部で

(わぁ……明るい! それにきれいやわ。ここが宗教?)
Sさんの案内で、初めて幸福の科学の支部を訪れた私は、とても驚きました。支部長は、「私たちが信じているのは、主エル・カンターレという神様で、大川隆法総裁は、その化身です」と、教義である仏法真理※を説明してくれました。

そして、人の生命は永遠で、転生輪廻を繰り返していること。あの世は美しい世界で、事故や病気で亡くなっても、あの世に還れば元の元気な体に戻ることなどを教えてくれました。


私は、「この教えは本物かもしれない」と思いました。娘も天国で元気に暮らしているのだったら、どんなに救われることでしょう。それからしばらくして、Sさんが、何年も前に息子さんを亡くしたという女性、Iさんを紹介してくれました。


「幸福の科学の精舎で研修を受けたら、瞑想のなかで、天国の息子に会えたんや。『素晴らしい世界にいるから、心配せんで』って。Kさんの娘さんも、きっと天国から見てはるよ」
彼女は、柔らかい笑顔でそう言いました。

支えてくれる仲間

私は、さびしくて悲しくて、どうしようもなくなると、支部に行くようになりました。
「あの世にも、天国・地獄があってな。善い心で生きたら天国に、悪い心で生きれば地獄に行くんや」
「泣いてばかりいると、天国の娘さんも悲しむよ。今は悲しくても、いつか、必ず会えるから」


霊的人生観や信仰の話を分かりやすく教えてくれた法友※のみなさんや、私を慰め、涙を流しながら何時間でも話を聴いてくれた支部長。

「この人たちの言うことなら、信じられる」と、私は、三帰誓願※を決意したのです。そして、家に閉じこもってばかりでは、かえって落ち込むからと、仕事にも復帰しました。


※仏法真理:主エル・カンターレが説かれる、人類普遍の教えのこと。
※法友:主エル・カンターレを信じ、共に幸福の科学の教えを学び、高め合う仲間のこと。
※三帰誓願:仏・法・僧の三宝への帰依を誓い、仏弟子としての精進を誓うこと。入信の儀式。

笑顔が消えた家族

けれど、娘が亡くなって以来、わが家では、悪いことばかりが続きました。父の認知症は悪化し、空き巣に入られ、私も車で事故に巻き込まれ……。

長男までもが、人が変わったように荒れ狂い、私や母に暴力をふるうようになりました。車で買い物に出かけても、気に入らないことがあると、「お前のせいや!」と、後部座席から私を殴って暴れる長男。

優しかった息子の変わりように、涙があふれました。長男も、姉の突然の死で、悲しみのあまり、もがき苦しんでいたのです。


「Kさんが悪い心でいると、悪いことを引き寄せて、自分も家族も不幸になるよ」
「恨み心で恨みは解けないよ。人を憎んだり、悲しい悲しいと暗い気持ちでいると、その暗い心に悪霊が寄ってきて、悪いほう悪いほうに行くんだよ」
法友はみな、そう言いました。


(そんなん言われても……。私の悲しみなんて、誰にも分からない!)
しかし、言われてみれば、暴れている長男は、別人のような目をしていました。悪い霊が憑いているのなら、納得がいきます。

私は、支部や精舎で、「悪霊撃退祈願」を受けました。私自身も、体が鉛のように重かったのが、祈願を受けると、心も体も軽く楽になりました。
(このままでは、いけない。私が心を変えなければ)

私が祈願を重ね、心を調えていくと、長男も少しずつ落ち着きを取り戻していったのです。

 

娘が夢に

年が明けて、お正月。私は不思議な夢を見ました。それは、私と娘との、ありふれた日常の光景でした。「あんたには、もう、ほんまに困るわ。まったく……」。

私はそう言って、娘の頭に手を置き、クシャクシャっと、髪の毛をなでてやったのです。

たったそれだけの夢でした。けれど、夢から醒めると、娘の髪の毛の感触が、ありありと私の手に残っていたのです。


(あれは絶対、夢なんかやない! Mは、ほんまに生きとるんや!)
笑顔で出てきたM。きっと天国に還ったのだと、私は心から安心しました。

 

「与える側」の人生へ

天国の娘のためにも笑顔で生きていこう――。そう誓ってはみたものの、心はすぐに、事故が起こったあの日に逆戻りしてしまいます。

街で、楽しそうに買い物する母娘の姿を見かけると、うらやましくて、涙が止まりません。私は、大川総裁の御法話CDを聴き、経典を読んで、自分の心を励ましていきました。


「苦悩や悲しみがあるということは、私たち人間に、選択をせまっているのです。選択とは、何か。つまり、私たちのひとりひとりが、与える側の人生を選ぶか、与えられる側の人生を選ぶか。

その選択です」。経典『太陽の法』には、そう書かれていました。苦しくても、悲しくても、愛を与える側に立つ。私にとっては、とても高いハードルで

した。
息子さんを亡くし、泣いてばかりいたIさんも、支部長に、「いつまで愛を奪って生きるつもりですか!」と叱咤され、与える側に立とうと決意した日があった、と話してくれました。

私も、仕事で若い女性にエステをすると、娘のことを思い出して落ち込んでいましたが、娘の代わりに、この子をうんときれいにしてあげよう、と気持ちを切り替えると、自分も元気になれました。


けれど、月命日に自転車に乗って、1人で線香をあげにくるK少年を前にすると、私の心は揺れました。反省しているようには見えず、「許せない」という思いが募ります。それでも、彼も「仏の子」。私は、無表情で無反応なこの少年にも、何とかこの真理に気づいてほしいと、幸福の科学の書籍や布教誌を手渡し、支部にも連れて行きました。

法廷での意見陳述

7月の終わりごろ、事故の裁判が始まりました。法廷は何度か開かれ、9月の最後の公判で、私は「意見陳述」をしました。

意見陳述
愛娘のMを失って、はや1年がたちました。立場は違えど、同じ事件を巡って苦しむ者として、加害者側もさぞつらかろうと、言いたいことも我慢してきました。

親御さんも、せめて命日くらい、花を持たずとも、お参りに来てくれていたなら、私たち遺族の気持ちも少しは癒されていたことでしょう。

私たちの気持ちを知ってもらうことなく、今日を迎えたように思います。


けれど、恨みつらみの暗い心で、病気になったり家族がバラバラになったりしたら、Mはきっと苦しむ。そんな思いは絶対にさせたくない!

ならば、一日一日を大切に、周りの人に感謝し、前向きに生きることが、Mにしてあげられる唯一のことだと思い、私も日々、努力してきました。


Kくんには、命の尊さを十分認識し、2度と私たちのように悲しむ人をつくらないと誓ってもらいたいと思います。一瞬の驕りから起こしてしまった重大な事故により、あなたの人生も険しいものになったことでしょう。

けれど、まだまだ未来ある若者です。あなたでしか分からないこと、あなただからこそできることもあろうかと思います。今は天使になっているMも、あなたのこれからの生き方を見ていることでしょう。厳しい道かもしれませんが、どうか前向きに頑張ってください。」

少年に下った判決は

10月5日、判決が下りました。危険運転致死罪。6年の求刑に対し、3年の実刑判決でした。しかし、驚いたことに、

少年側は、控訴したのです。
(何で? あなたは私に、どんな刑でも受ける、一生かけて償う。そう言うたやん!)
少年の意思ではなかったのかもしれません。けれども私は、大きなショックを受けました。控訴審は、翌1月、大阪の高等裁判所で行われました。

公判当日、裁判所の廊下を、弁護士と2人だけで歩いてくる少年を見て、私は胸をつかれるような思いがしました。彼の両親は、息子の人生が決まろうという最後の法廷に、何と、姿を見せなかったのです。


(ああ、この子。たった独りで。この子も、かわいそうな子なんやなぁ……)。一瞬ではありましたが、心をよぎった少年への思い。その慈悲のかけらのようなものは、今でも私の心の片隅に残っています。

 

娘を偲んで

結局、控訴棄却で3年の実刑が確定し、Kくんは、その年の2月から服役しました。私は静かに娘のことを偲びたいと思い、11月、主人といっしょに、総本山・那須精舎で「『故人の徳を偲ぶ瞑想』研修」に参加しました。研修の1日目に、故人に宛てて、手紙をつづりました。

M。あなたは、心が純粋で優しい子でしたね。小さいころ、私が疲れて仕事から帰ると、「おかあちゃん、お帰り」と走ってきて、ほっぺにキスしてくれました。

それだけで、私はとても癒されました。あなたのおかげで、私は、幸福の科学と出会うことができました。今度は、あの世で会いましょう。ありがとう、M。

 

翌朝、書いた手紙を、お焚きあげしてもらいました。その日は雲ひとつなく、真っ青な空が、どこまでも広がっていました。手を伸ばせばすぐそこに娘がいて、私たちを見守っているように感じました。


娘を失った悲しみ、加害者の少年とその両親への憎しみ、幸せそうな母娘への嫉妬。あらゆるドロドロした思いも、仏の慈悲の光で、きれいに洗い流されていくようでした。仏の大いなる御手に優しく抱かれているような安心感に包まれて、私は、心から癒されていきました。

天国で娘に会えるその日まで

数年後。Kくんが、予定よりも半年早く出所してきました。

以前より太った彼の姿を見て、(刑務所の塀のなかで楽してたん?)と、心が揺れなかったわけではありません。

けれど、(この子を許すのも、真理に導くのも、私の使命。「人生の問題集」や)、と考えると、少しは前向きになれました。私は、映画「神秘の法」のチケットを2枚、彼に手渡しました。その後、「妹と観に行った」と言っていました。


娘を失った悲しみは、今はまだ、完全には癒えてはいません。けれど、私には信仰があり、愛する家族や法友がいて、家もあり仕事もある。そう感謝できる私は幸福です。

もし、あのときSさんが、私を幸福の科学に導いてくれていなければ、私はずっと、恨み憎しみ悲しみの毎日を送っていたことでしょう。だから私も、縁ある人みんなに愛を与え、仏法真理を伝えていこうと思います。天国で娘と再会したときに、「おかん、よう頑張ったな」、そう言ってもらえるように。


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大川隆法総裁が富山で講演「誤った経済政策の責任回避のために衆院解散するのはおかしい」

2016-03-29 07:58:52 | 日記

「誤った経済政策の責任回避のために衆院解散するのはおかしい」大川隆法総裁が富山で講演
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11130

大川隆法・幸福の科学総裁が27日、高岡市民会館(富山県)で「夢を実現する心」と題して講演会を行った。
会場には、約1600人が詰め掛け、講演の様子は同グループの中継網を通じて北信越地方に同時中継された。

現在のところ、2017年4月から消費税率が10%に上がる予定だ。消費税が8%に増税されたことで消費は落ち込んだ。それでも安倍政権は、消費増税の方針に変わりはないと言い張り、増税を前提とした軽減税率導入の審議も進めている。

ところが最近になって方針が変更されようとしている。安倍首相は「世界経済の大幅な収縮が起きれば中止するという政治判断もあり得る」と述べ、菅官房長官は「消費税を引き上げて減収になるような場合にやるわけではない」などと発言した。

さらに政府は「国際金融経済分析会合」を連続して開催。世界経済について有識者と意見交換するという名目だが、消費増税に反対の立場を取る、ジョセフ・ステイグリッツ米コロンビア大学教授やポール・クルーグマン米ニューヨーク市立大学教授らを招いて「今、消費増税をやるべきではない」と主張させ、その様子をマスコミに報じさせて、増税先送りへの"外堀"を埋めようとしている。

幸福の科学グループは、かねてから消費増税は景気を悪化させ、安倍首相が目指すデフレ脱却も遠のくとして、「むしろ減税を」と訴えてきた。政権もようやく増税の悪影響を理解したのかもしれないが、海外の識者にそれを語らせるのはいささか情けない。しかも増税延期の場合は、それを理由に年内の衆院解散や衆参同日選に踏み切る可能性もあると報じられている。

本講演において大川総裁は、こうしたやり方は間違っていると喝破した。


◎経済政策の間違いを国民に押し付ける政権の愚かさ

思えば2014年末に行われた衆院の解散・総選挙の際、安倍首相は、2015年10月に予定されていた10%への消費増税について「アベノミクスの成功を確かなものにするため、(消費増税を)18カ月延期すべきだとの結論に至った」として、「これについて国民の信を問う」と述べていた。そして今も、同じ理由で衆院解散を打とうとしている。

大川総裁は「同じ争点で2回も解散をやるというのはどう考えてもおかしい。1回の選挙には、500億から700億のお金がかかる。自分の政策が正しかったかどうか、自分で責任を取らないために、民主主義に見せ、責任回避しながらこれだけの公費、税金を使うのはおかしい」「経済政策が間違っていたなら、間違った経済政策を立てて遂行した人が責任を取るべき」と、安倍政権の不誠実なやり方に疑問を呈した。

大川総裁はこの他にも、国防の問題、高校・大学の教育無償化議論、財政赤字の本当の原因などに言及。許認可行政でがんじがらめになり「国家社会主義」に向かいつつある現在の政治に警鐘を鳴らすと共に、選挙で嘘を言った政党が当選して多数派を形成するのは間違いだとして、「もう少し、堂々と正直にやるべき」と訴えた。


人々を幸福にし、希望の未来を拓く幸福実現党

講演に先立ち、今年7月の参院選に富山選挙区で立候補予定の幸福実現党の吉田かをる氏と、同党の釈量子党首が「日本の未来を拓くために」と題して対談を行った。

吉田氏は、立党以来7年間、有権者の声を丁寧に聞いてきた。最近では、将来に対する不安ばかりを耳にし、「間違った経済政策や外交をすると、人々が不幸になる」と気づいた。事業継承への不安を口にする中小企業経営者の悩みに対し「消費税は5%にし、相続税は要らない。所得税や法人税もフラットタックスに」「幸福実現党の政策こそ、皆さんを幸せにする」と訴えた。

釈党首は、同一労働・同一賃金などに見られる政府の民間企業への"介入"について、「経営者の自由を確保しないと、民間の力が衰える」と警告した。

続いて、福井県、石川県の候補予定者の紹介と釈党首の挨拶が行われた。
釈党首は、「幸福実現党に希望と夢をお託しいただきたい。希望の政党として、日本のために戦い抜いて参りたい」と決意を述べた。


なお、大川隆法総裁の講演では、他にも以下のような論点への言及があった。
・浄土真宗が陥りやすい間違いとは。
・神仏や天使の救済とはいかなるものか。
・政府が増税をやりたがる理由とは。
・なぜ財政赤字は1千兆円以上に膨らんでしまったのか。
・保育所問題解決のために、保育士の給料を上げる前に何をすべきか。
・政府が国防をしないならどうすればいい?
・教育の「質」は問われない? 教育無償化の行き着く先。

この法話は、幸福の科学の全国の支部、精舎、拠点において、拝聴できる。
支部や精舎への問い合わせは、以下の連絡先まで。
・幸福の科学サービスセンター
 Tel:03-5793-1727 : 火〜金/10:00〜20:00 土日/10:00〜18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
 http://map.happy-science.jp/まで。


【関連記事】
2016年2月16日付本欄 GDPマイナス成長 されど「消費増税は強行」?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10921

2015年9月10日付本欄 国民の負担を減らすには「軽減税率」「還付制度」ではなく「5%への減税」が必要
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10154

2015年1月24日付本欄 韓国の無償保育による悲劇をくり返すのか 大学無償化で
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9122


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米軍の辺野古移設推進——ブレない防衛政策を!【後編】

2016-03-29 07:48:08 | 日記

米軍の辺野古移設推進——ブレない防衛政策を!【後編】[HRPニュースファイル1597]

http://hrp-newsfile.jp/2016/2687/

※月曜日、HPRニュースファイルは休みの曜日ですが、昨日のつづきを配信させていただきます。

 文/幸福実現党・沖縄県本部副代表 金城タツロー

【前編】では、辺野古移設をめぐる国と沖縄県の3つの裁判を振り返りました。【後編】では、裁判のその後の展開から国防のあり方を述べて参ります。

 ◆裁判が意外な方向へ急展開

代執行訴訟において福岡高裁那覇支部が和解案を提示、3月4日、国と県双方が受け入れ和解が成立しました。

裁判所は、国と県の間で行われている裁判をすべて取り下げ、工事を中止した上で、国が、翁長知事が行った埋め立て承認の取り消しの是正を指示するよう求めました。

そして沖縄県側がそれを不服とする場合には、国の是正指示を取り消す裁判を起こし、この裁判の結果に双方とも従うとしております。

あわせて、この裁判の判決までに、国と沖縄県は円満な解決に向けた協議を行うことなどが盛り込まれています。

代執行裁判において、裁判所がなぜ和解案を提示したのか。 
        
代執行裁判は1995年にも提起されています。当時の大田昌秀知事が米軍用地の収用に必要な代理署名を拒み、訴訟に発展しました。            

翌96年、福岡高裁判決で国側が勝訴し、橋本首相が知事の代理署名を代執行し、その後、最高裁で県側の敗訴が確定しました。               

その後2000年に地方自治法が改正され、地方の権利が拡大します。今回は裁判所の側も政府寄りの立場で判決を下したと思われたくないがために 和解案を出してきたのではないでしょうか。

政府の側も工事を継続した中、県議選や参議院選の最中に事故でも起きれば 選挙に不利になると考えたのではないかと思われます。           

しかし私は冒頭述べましたように、こと安全保障に関しては、ブレずに一貫していなければならない、と考えます。 

                          

 ◆選挙対策のために辺野古移設を取りやめか

                

更にゆゆしき事態です。                        

安倍首相が、辺野古への移設を諦め、鹿児島の無人島に普天間を移設するのでは、とささやかれています。                       

それについて、幸福実現党大川隆法総裁は、3月13日の福岡の大講演会の中で、次のように警鐘を鳴らしました。                          

鹿児島県の孤島に、海兵隊を移すからいいだろうという話が妥協的に出たとしても、それは沖縄が中国に取られていく歴史です。」            

そして、裁判の和解をきっかけに、うごめいているものが表面化して参りました。 

「『馬毛島に普天間を』おおさか維新、暫定移転を提言」という記事が3月25日付の沖縄の新聞を踊ります。                               

仲井眞前知事は、辺野古の埋めたて承認の条件として、政府に普天間の5年以内の運用停止を約束させたとされていますが、中国の脅威から県民の生命を守ることを第一義とするならば、更に欲を出して政府と条件闘争をしてはなりません。 

そもそも、当初の日米合意における普天間の返還の条件は、代替施設の建設を完了してから、ということになっていたはずです。

私も沖縄県民であるがゆえにご忠告申し上げたいと思います。       

政府におかれましては、こと安全保障政策に関しては、沖縄県に対し、一歩も引いてはなりません。

普天間の5年以内の運用停止など、当初の日米合意にはない、とつっぱねれば良いのです。むしろそのようにしたいので県民の皆様、本気で協力してくださいというべきです。

でなければ、また振り出しに戻ったうえ、日米の信頼を傷つけ、結果、沖縄県民を最大の危機にさらすだけでしかありません。


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