goo blog サービス終了のお知らせ 

元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

日本防衛戦略「核抑止編」【第1回】—「危機に立つ日本」を護る核装備

2016-05-01 20:18:26 | 日記

日本防衛戦略「核抑止編」【第1回】—「危機に立つ日本」を護る核装備[HRPニュースファイル1619]

http://hrp-newsfile.jp/2016/2739/

 文/幸福実現党・茨城県本部副代表 中村幸樹

 ◆危機に立つ日本

「水爆」実験や長距離弾道ミサイル発射で、核ミサイル保有を進める北朝鮮ですが、28日にも午前と午後に、中距離弾道ミサイル「ムスダン」を一発ずつ発射しました。

韓国軍は、いずれも「発射直後、数秒以内に墜落した」と分析しています。ちなみに「ムスダン」は、射程3000〜4000キロメートルのミサイルです。

また軍事的に膨張する中国(2016年度の中国国防費は、公表分だけで約16.7兆円、28年間で約44倍)、日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しています。

朝鮮半島、尖閣諸島・沖縄、台湾海峡、ベトナムやフィリピン近海等は、紛争の発火点として、いつ起きておかしくない状態にあります。

幸福実現党は、日本を護り抜き、「世界の正義」を推し進めるために、以下を取り組みます。

〈1〉「言論・思想戦」

〈2〉「外交戦」=「日米同盟」を強化(「米中同盟」を阻止)し、インド、ロシア、台湾、オーストラリア、モンゴル、東南アジア諸国、島嶼国などと友好を促進、経済・安保両面で連携強化を図り、中国や北朝鮮の民主化・自由化を促すための外交

〈3〉「強靭な防衛力」の構築

 ◆正当防衛としての核装備

中国や北朝鮮からの「核を使っての恫喝や侵略」を思い止まらせる抑止力強化へ、正当防衛としての核装備も進めます。

核兵器の最大の効能は、「他の核兵器保有国に核兵器を使わせない」ということです。

「中国や北朝鮮が核兵器を使った場合には、日本からも核兵器を使われる可能性がある」ということが最大の抑止力になるわけです。

以下、核抑止の理解を深め、日本の核抑止戦略、防衛戦略を考察するために、3回に分けてと論を進めて参ります。

第1回は、核兵器の種類、核兵器の特性、抑止戦略の種類
第2回は、アメリカの核戦略の変遷と教訓
第3回は、核装備プラス日本版SDI(私案)

 ◆核兵器の種類

核兵器の種類には大別して「戦略核兵器」と「戦術核兵器」があります。中間に「戦域核戦力」(後に「中距離核戦力」)と改称)はありますが、詳述は省きます。

「戦略核兵器」は、敵国の戦略核戦力や政治・経済中枢に対する攻撃に用いられ、戦争の決をつける核兵器であるため、「戦略」の名が冠せられます。

対ソ冷戦期の米国の「戦略核戦力」の態勢は、同時に一挙に破壊されないよう(「抗堪性(こうたんせい)」の保持)、次の「三本柱」で成り立っていました。

〈1〉「大陸間弾道ミサイル(ICBM)」
〈2〉「潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)」
〈3〉「戦略爆撃機」

「戦略爆撃機」は、空中待機から命令を受けて目標に向かい、途中で呼び戻すことが可能という特性があります。「ICBM(大陸間弾道ミサイル)」は、発射すれば呼び戻せません。

「SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)」は、核戦争の最終段階まで温存が可能で、終結交渉の後ろ盾や最後の一撃を担えるという特性があります。

「戦術核兵器」は、彼我接近した戦場で用いられる核兵器です。

「戦術核兵器」は、登場時には、破壊力と使用効果が戦場に限定できる、使用可能な兵器と考えられ、1949年に創設されたNATOの防衛には、通常戦力の不足を補うため、多くの戦術核兵器が配備されました。

しかし、後に、「核兵器の特性」から、戦闘力として戦術核兵器を考えることは難しく、「戦術核戦争」と「戦略核戦争」の線引きは困難と考えられるようになりました。

ソ連軍事ドクトリンには「戦勝に必要な最大限の軍事力行使」がうたわれ、どんな形の核使用でもNATO軍が核を使用すれば、核の全面的な反撃をもって応じる方針があったのです。

 ◆核兵器の特性

核兵器のもっとも顕著な特性は、きわめて大きな「瞬時の大破壊力」です。
広島、長崎の惨状をみれば、その威力は一目瞭然です。

北朝鮮が、原爆の数百倍から数千倍も威力を持つ水爆を東京に落とした場合、一千万人から三千万人ぐらいの被害を出す可能性があります。

さらに、特性として超高温の熱、衝撃波や爆風、放射線、電磁パルスがあげられます。

電磁パルスは、強度や機器の遮断程度によっては、電子機器に重大な影響を与え、戦争遂行に重大な支障を来します。これは今日のハイテク兵器の大きな弱点です。

「瞬時の大破壊力」という特性から、核兵器が「実戦に使える決戦打撃兵力(対処力)」なのか、「敵国の先制核攻撃を抑止する」だけの兵器なのか、よく論争の的になってきました。

しかし日本に2つの原爆が落とされた以降の歴史において、核兵器は使われていないという現実があります。

 ◆抑止戦略の種類

抑止戦略には、「戦勝戦略による抑止」と「抑止戦略による抑止」があります。

前者は、戦えば我が勝つことを敵に事前に認識させて、侵略を思い止まらせるものです。

主として通常戦争の抑止に使われますが、ソ連は、核戦略においてもこの戦略を採りました。

後者は、戦って我が勝つことまでは目指さないが、敵に侵略目的の達成が不確実か、侵略に伴う損失が利益を上回ることを事前に認識させて、侵略を思い止まらせるものです。

主として核戦争の抑止に使われます。

米国は、冷戦終末期に、ソ連の「戦勝戦略」から生まれた先制攻撃の脅威を抑止するため、核戦争遂行能力が必要と考え、ソ連に似た戦略への転換を図りましたが、冷戦期の大部分は、後者の戦略でした。

核抑止は、核兵器を撃たれたら報復として撃ち返す「報復型抑止」(懲罰的抑止)が中心ですが、飛んでくる弾道ミサイルを撃ち落とす等の「拒否型抑止」もあります。

核の傘(拡大抑止)という同盟国への抑止力提供は、信頼性は疑問としても「報復型抑止」です。

スタンダードミサイル(SM-3)、パトリオットミサイル(PAC-3)、サード(THAAD)ミサイルなどのミサイル防衛(MD)は、「拒否型抑止」です。

「報復型抑止」が効果を発揮するには、「抑止の三原則」を満たす必要があります。

「抑止の三原則」
〈1〉(敵にとって耐え難い)報復を行う「実力」(能力)があること
〈2〉報復を行う「意志」があること
〈3〉我の実力と意志を平時から敵が「認識」していること

抑止には、戦争の生起を押し止めることだけではなく、いったん戦争が起こっても、戦争のエスカレーションを押し止める抑止=「交戦間の抑止」もあります。

以上、今回は【第1回】として、「核兵器の種類、核兵器の特性、抑止戦略の種類」について述べて参りました。

【第2回】では、「アメリカの核戦略の変遷と教訓」について論じます。

(つづく)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大川隆法「いま一歩を進める努力」

2016-05-01 09:38:55 | 日記

「自分とは、こういうものだ」という自己定義をしているでしょうが、

悪い環境や悪い状態のときに、「負けるものか」と思って

、いま一歩を進める努力をしていくと、自分の平均実力が上がってくるのです。


『救世の法』P.89

※幸福の科学出版
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=51&utm_source=wordsJpn&utm_medium=email

※Amazon
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4863950918/hsmail-22/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3万年を20年に縮める「ケンタウルス座アルファ星」への飛行計画

2016-05-01 08:27:46 | 日記

 3万年を20年に縮める「ケンタウルス座アルファ星」への飛行計画
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11276

「ケンタウルス座アルファ星」をご存知だろうか。
太陽系から最も近い恒星で、2009年に大ヒットを記録した映画「アバター」の"舞台"ともなった星系だ。

ただ最も近いと言っても、約4光年離れている。現代で一番速い宇宙船でも3万年もかかる距離だ。

そんな遠く離れた星に20年で辿りつく計画がある。理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士とロシアの投資家ユーリ・ミルナー氏がこのほど発表した、「ブレイクスルー・スターショット」だ。

ミルナー氏は、今回のミッションに1億ドルもの予算を投じている。著名な天文学者の他、フェイスブックCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏などが参加している。


◎噴射型エンジンから凧型への発想の転換

普通の宇宙船では、到底実現不可能であるこのミッション。そこには発想の転換があった。

新型宇宙船の名は、「ナノクラフト」。従来の宇宙船は噴射型エンジンで、化石燃料などを燃料に使っていた。一方、ナノクラフトは、凧が風を受けて移動する要領で進む。

その移動方法を可能にするのが、超小型かつ超軽量であることと、燃料に「レーザー」を使うこと。

ナノクラフトの大きさはなんと携帯電話ほど。重さも数グラムほどで、小型カメラやナビゲーション機器などの電子機器、「ライトセイル」と呼ばれる小型の帆を積んでいる。

この「ライトセイル」と呼ばれる小型の帆に地上からレーザーを照射することで、光速の20%という高速度を実現する。具体的な手順は以下の通り。

(1)地球上の標高が高く乾燥した場所に、数キロメートル規模のレーザー発射装置を建設する。

(2)1回のレーザー発射につき、数ギガワット時の光エネルギーを蓄える。

(3)数千個のナノクラフトを積んだ母船を宇宙空間に打ち上げ、ナノクラフトを切り離す。

(4)地上からナノクラフトのライトセイルにレーザーを照射し、ナノクラフトを目標速度に数分で到達させ、ケンタウルス座アルファ星へ発進させる。

(5)目的地に到達したナノクラフトは、レーザーを利用したコミュニケーションシステムを介し、星の画像や科学データを、地球へ送る。データは約4年かけて地球に届き、ナノクラフトの打ち上げに使ったレーザー発射器を使って受信する。

参考動画( https://www.youtube.com/watch?v=wMkWGN1G6Kg )

こうしたレーザー推進の研究にはNASAも取り組んでおり、重量100kgの無人宇宙船を火星に3日で到達させることができるとしている。より速いスピードで目標に到達できるようになれば、地球外生命体の存在など、宇宙の未知の解明につながっていくだろう。
(冨野勝寛)

【関連書籍】
幸福の科学出版 『宇宙人との対話』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=82

【関連記事】
2015年8月5日付本欄 大阪大学が世界最強のレーザーを生成 日本は未来産業の基盤となる技術開発を
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10004

2015年6月5日付本欄 核融合エンジンで火星へGO! 宇宙探査の未来(1) 【UFO後進国日本の目を覚まそう!】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9723


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国、米空母の香港寄港を拒否 香港を守る世界の監視の「目」

2016-05-01 08:25:36 | 日記

 中国、米空母の香港寄港を拒否 香港を守る世界の監視の「目」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11277

米国防総省は29日、米海軍の原子力空母「ジョン・C・ステニス」を中心とする艦隊の香港への寄港の要請を、中国政府が拒否したことを明らかにした。

寄港拒否の理由は不明だが、米軍が中国による南シナ海の軍事拠点化をけん制するために、「航行の自由」作戦で監視活動を強めていることに反発した可能性がある。


◎中国に軍事を握られている香港

香港が1997年にイギリスから中国に返還された時、中国は香港に「1国2制度」を約束した。香港と中国は1つの国であるが、最低50年間は、香港に軍事と外交以外の高度な自治権を認めるという仕組みだ。

香港への米軍の寄港を中国が反対できるのは、香港の軍事は中国が握っているからだ。軍事を中国に握られているということは、香港で民主化デモなどが激化した時に、中国が軍を派遣して鎮圧する恐れもあることを意味する。

今回、香港への寄港を中国に拒否されたアメリカは、「香港の民主の発展および『一国二制度』の枠組みでの高度の自治を長く支持する」立場をとっている。これに対し、中国側は、「香港の政治制度の発展は中国の内政であり、いかなる外国勢力も干渉してはならない」としている。


◎ますます高まる「香港人意識」

中国は、香港は中国の一部だと強調するが、香港で近年行われたアイデンティティー調査では、香港人が「中国人」に対して感じる帰属感が過去最低を記録。特に、80年代生まれの香港の若者の帰属感はわずか2.4%しかなかった。

香港人は中国本土に本来の意味の民主や自由、人権がないことを認識しているため、中国と一体化することに大きな不安を感じている。今後、「香港の中国化」に反対するさまざまな活動が盛り上がってくることが予想される。


◎保護者不在の香港には国際世論によるウォッチが必要

中国に批判的な香港の書店の店員が行方不明になるなど、香港人のあらゆる自由や人権が失われつつある。こうした事態を防ぐためには、世界の監視の目が必要だ。

幸い、国際都市である香港には、海外メディアの支社が集まっている。2014年に起きた「本物の普通選挙」を求める抗議デモ「雨傘革命」の時、天安門事件のように中国軍に鎮圧されなかったのは、世界中のメディアが連日デモの様子を報道していたことが大きい。

「香港の中国化」ではなく、「中国の香港化(民主化)」を実現するために、香港への世界の監視の目を強化することが必要だ。(真)

【関連記事】
2016年4月17日付本欄 香港の天安門記念館が閉鎖 香港で再び「天安門事件」を起こさないために
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11202

2016年4月5日付本欄 「香港のアカデミー賞」受賞映画はフィクションではない
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11162

2016年4月1日付本欄 香港政府が独立を目指す活動家に「法的措置」で牽制 香港の自由と繁栄を守れ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=11148


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大川隆法「人生の可能性を広げる秘訣」

2016-05-01 07:56:07 | 日記

「自分より上位の人からは話を聴くけれども、

それ以外の人の話は聴かない」という態度であれば、

人生を狭めていくことになるのです。

「どのような人からでも学ぼう。その人のよいところを学んでいこう。

他の人の意見を聴いて、何か糧を得ていこう」という態度が大事です。

 

『感化力』P.12

※幸福の科学出版

http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M267507&c=10209&d=203d


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大川隆法「常勝思考・雪ダルマ型人生、何があっても、全てをプラスに変える考え方」

2016-05-01 07:15:21 | 日記

体験)私はこの本を読んで、劣等感、マイナス思考を克服しました。そうしたら、良い方向に仕事や環境が劇変しました。詳しくは下記で見て下さい。

http://blog.goo.ne.jp/1079sasa/e/68ac161b83ebb7e6d627fdebde8b1546

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

雪ダルマ型人生観という考え方もここにあると思います。


「プラスの結果が出てくれば、もちろんそれを実力としてゆく。マイナスの結果が出てくれば、それを反省材料として教訓を身に付け、さらに大いなる発展の種をまいてゆく。

何が出ても、雪ダルマのように転がって大きくなっていくしかない」このような生き方をしていると人生は楽しいですし、常に勝利を続けていることになります。

中略  常勝思考の一面として不動心がきわめて強くなってきます。
波風に強いのです。

バクテリア(細菌)を食べていく白血球のようなものです。常勝思考というのはあのような感じなのです。

白血球が口を開けてバクテリアを食べているかのような感じで、どんどん取り込んで栄養にしてしまうわけです。中略   いろいろな苦難・困難の時があっても、それを利用し、逆手にとって、さらにプラスのものを出してゆくというのが常勝思考なのです

幸福の科学出版「常勝思考」より抜粋。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大川隆法「自らの使命に目覚めよう」

2016-05-01 07:13:27 | 日記

ほんとうに自分の使命を知り、そして力漲(みなぎ)ったときに、

世の中には協力者以外の存在はいなくなるのです。

 

協力者でない者が続々と現われてくるということは、

心のなかに否定という名の映像を映したいと思っているということなのです。

 

『光ある時を生きよ』P.93

※幸福の科学出版

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=186&utm_source=wordsJpn&utm_medium=email

※Amazon

http://amazon.co.jp/o/ASIN/4876881731/hsmail-22/



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大川隆法「マイナスの心を断ち切る」

2016-05-01 07:11:34 | 日記

つらいとき、悲しいときにこそ、積極的な、力強い言葉を

出していくことが大切です。

その言葉によって、暗い感情を一気に断ち切ってしまうことです。

これは、人生の成功にとって、実は、いちばん大切な方法の

1つでもあると思うのです。



『コーヒー・ブレイク』P.104

 

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=132&utm_source=wordsJpn&utm_medium=email

※Amazon
http://amazon.co.jp/o/ASIN/487688546X/hsmail-22/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もし首都圏で同じ規模の地震が起きたら。首都の災害対策の強化を!

2016-05-01 06:14:01 | 日記

熊本の迅速な復興と首都の災害対策の強化を![HRPニュースファイル1618]

http://hrp-newsfile.jp/2016/2737/

 文/HS政経塾第2期卒塾生 曽我周作

 ◆今回の熊本地震

4月14日以降に発生した熊本・大分における震災において亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

また被災地の迅速な復興と、被災された方々の生活が一日も早く再建されますよう心よりお祈り申し上げます。

幸福実現党では「平成28年熊本地震 被災者支援募金」を募っております。被災地復興にむけ、皆様のご協力を賜れれば幸いです。(http://info.hr-party.jp/2016/5455/)

今回発生した地震のうち、震度6弱以上を記録した地震は、なんと7回も起きております。

27日に確認された時点で、49人の方が亡くなられ、1人が行方不明、怪我をされた方は重軽傷併せて約1450人となっています。

また家屋の被害は熊本県内で、全壊が2102棟、半壊が2297棟、一部破損が7731棟に上ります。

現在避難されている方は熊本県で約3万6800人、大分県で224人と報道されています。16日の地震の発生後には約20万人近くの避難者が発生していました。

 ◆もし首都圏で同じ規模の地震が起きたら

今後、もし首都圏で今回のような規模の直下型地震が発生した場合、その被害は甚大なものになります。

中央防災会議の首都直下地震対策検討ワーキンググループが作成した『首都直下地震の被害想定と対策について』の最終報告はつぎのようなものです。

・揺れによる全壊家屋 約175,000棟
・建物倒壊による死者 最大約 11,000人
・揺れによる建物被害に伴う要救助者 最大 約72,000人
・地震火災による焼失 最大 約412,000棟、 倒壊等と合わせ最大 約610,000棟
・火災による死者 最大 約16,000人、 建物倒壊等と合わせ最大 約23,000人

など、おびただしい数の人と建物の被害想定がなされています。

また、避難者数もおびただしい数に上り、避難所は収容能力を超えることも予想されています。

今後、政府は民間とも協力して、今回の地震から教訓を得て、備えを進めるべきだと思いますし、いざという時には民間企業等の手助けも、とても重要になるものと考えられます。

 ◆災害対策上も重要な原発再稼働

このような大きな地震が起きた時に、電気・ガス・水道のインフラへの被害を少なくし、いち早く復旧する事は当然大切なことになります。

ただし、例えば、送電線の設備が普及しても、もし電力供給そのものが不足していた場合、東日本大震災で経験したような「計画停電」を余儀なくされる可能性があります。

前述の報告書によると、「多くの火力発電所が強い地震動で緊急停止したり被災した場合、充分な電力供給が確保できなくなることから、電力使用の自粛要請が行われるが、被災量が大きい場合、計画停電を実施せざるを得ない可能性がある」と指摘されています。

被災直後は約2,700 万kWまで供給能力が落ち込み、夏場のピーク時の51%程度の供給能力まで落ち込む可能性があります。

直下型地震で大きな被害を受けながら、さらに計画停電が実施されるとなると、その影響は計り知れません。

大災害時の電力供給の不足を防止するためにも、やはり、柏崎刈羽原発の再稼働を早く進めるべきではないでしょうか。

今回の地震に際しても、ネット上ではデマや嘘が出回っていると言われていますが、原発関連の情報について、政府やマスコミが積極的に正確な情報発信を行う姿勢が大切だと思います。

 ◆空の交通網を活かせるように

また、地震発生後には「深刻な道路交通麻痺が発生し、消火活動、救命・救助活動、ライフライン等の応急復旧、物資輸送等に著しい支障等が生じる可能性がある」ことが指摘されており、そういう事態に陥った場合、ヘリコプターなどの空の交通に大きく依存せざるを得ない状況になるものと考えられます。

今回の地震においては輸送支援にオスプレイが利用されており、それに対して批判の声も上がっているものの、被災地の方に迅速に必要な物資を届けたり、人員の輸送をするうえで有利であるならば、オスプレイも含めて積極的に活用すべきではないでしょうか。

それを、政治問題にして不安を煽り、政府批判をするのはお門違いであると思います。

いずれにしても、いざという時に使用できるように、ヘリの離着陸ができる場所を確保することなど、政府や東京都等の自治体は協力して、空を使った輸送を積極的に活用できるための備えを進めるべきだと思います。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大川隆法「先の大戦の持つ真実の意味」

2016-05-01 06:06:53 | 日記

私が宗教家として、一点譲らずに述べていることは、

「先の大戦は、旧い憲法において元首であった天皇一人の責任でもなければ、

天皇を無視して暴走した政治家や軍人の責任でもない。


日本神道の神々は、植民地解放戦争としての意味を明確に

持っておられた」ということです。



『正義の法』P.234



※幸福の科学出版
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M311282&c=10209&d=203d

※Amazon
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M311283&c=10209&d=203d


---
HS☆TOPICS
---

◇「大川隆法 大講演会2016 特設サイト」オープン!

2016年、大川隆法総裁は日本各地で講演を行い、これまでに全国6カ所での大講演会が開催されてきました(4月末時点)。このたび、こうした講演会についてまとめた「大川隆法 大講演会2016 特設サイト」がオープンしました。


講演会の開催地と演題が一目でわかるデザインとなっており、月別、テーマ別の検索にも対応。法話抜粋も随時更新されていきますので、大川総裁の講演の軌跡を辿ることができます。


また、未会員の方を対象とした、大講演会ウェブ予約も導入。このサイトから大川総裁の大講演会にお申し込みいただけますので、ぜひ、お知り合いの方にご紹介ください!

☆大川隆法 大講演会2016 特設サイトを見る
http://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M311284&c=10209&d=203d


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オバマ大統領広島訪問を歴史の転換点に[HRPニュースファイル1617]

2016-05-01 06:02:37 | 日記

オバマ大統領広島訪問を歴史の転換点に[HRPニュースファイル1617]

http://hrp-newsfile.jp/2016/2735/

文/HS政経塾2期卒塾生服部まさみ

◆オバマ大統領は広島訪問で何を語るのか

米国のオバマ大統領が、G7、伊勢志摩サミットが閉幕する5月27日に、広島を訪問する方針を固めました。

このニュースが流れたのと同じ4月23日に、オバマ政権でイランの核問題を担当した前国務次官(国務省のナンバー3にあたる人物)のウェンディー・シャーマン氏が、CNNテレビで、オバマ大統領の広島訪問について次のように発言しました。

「米国が過去を進んで認め、未来に焦点を当てる姿勢を地域の同盟国に示すことが米国の国益にかなう。」

また「原爆で終戦が早まり、多くの命が救われたという米国の公式見解は誤りではない」としながらも、「多くの民間人を殺害した原爆の残虐性は否定できない。」とも述べています。(4月26日読売新聞)

現在のアメリカ世論は、多くの民間人が犠牲になった広島・長崎への原爆投下を「正当化しない」という見方が60%と半数を超えています。

しかし、「正しかった」とする意見も根強い中、元政府高官として踏み込んだ発言をするのは異例のことだといいます。

広島訪問を決定する際には、ケリー国務長官が事前に、広島を訪問したように、現在、オバマ政権は大統領が広島訪問で何を語るかについて、世論の反応をみているとも考えられます。

アメリカ世論が形成される過程は、まず、研究者や評論家の書籍や論文に現れ、次に、要人の演説や発言に出てくるようになります。そして、新聞の社説やマスコミに影響してきて、世論が出来上がっていきます。

「原爆投下は間違いだった」という研究者の論文などはすでに多く発表されていますので、CNNテレビでシャーロット氏が原爆の残虐性を否定できないと発言したことは、世論を形成する大きな一歩であり、オバマ大統領が広島を訪問した際にも同じような内容を話すのではないかと予想します。

◆恐怖心によるプロパガンダと歴史の修正

国益を左右する歴史認識は難しい問題ですが、米国が行った原爆投下は非人道的な行為であり、その元にあった人種差別の考え方は誤りです。

日本は、大東亜戦争で帝国主義と植民地主義と人種差別に終止符をうつために戦いました。

日本軍の戦いによって、白人による植民地支配に苦しめられたアジアの人々が歓喜し、喜んでいるということを知った米国は、その事実を捻じ曲げて、「日本軍がアジア人に対して、ありとあらゆる『残虐行為』に及んでいる」というプロパガンダ(宣伝)を行いました。

なぜなら、日本軍が白人に対して、戦いを挑み、苦しめていると報告すると、かえって「アジア人のために戦う日本」というイメージが広がってしまうからです。

日本の戦いによって白人優位の人種差別を土台にして築いた植民地支配の構造が崩れていくことを恐れ、白人は自分たちが今まで有色人種に対して犯してきた罪によって、奴隷にされるのではないかと怯えたのです。

その恐怖心からか、米国は人種差別を行ってきた歴史を認めずに、歴史を修正して正当化し、東京裁判での南京虐殺などを作り上げ、プロパガンダで誤魔化してきました。

そして、人種差別をこの世界からなくそうとした日本を自滅させるために、100年計画でGHQ占領政策を実行し手足をもぎとってしまいました。

◆歴史に真正面から向き合う

米国の白人優位の構造が逆転する恐怖は、現代でも続いているのかもしれません。人種差別が原因の銃撃事件が相次いでいますが、それを一生懸命、銃規制の問題にすり替えています。

初の黒人大統領が誕生し、20ドル札に初の黒人女性を印刷しただけでは、国際社会にPRできても本当は何も変わっていないのかもしれません。

今こそ、米国は人種差別を行ってきた歴史に真正面から向き合うべき時です。その問題から逃げて、偽物の歴史を生きている限り、米国の発展、繁栄はありません。

黒人初の大統領であるオバマ氏だからこそ、人種差別の歴史に終止符を打つ転換点に立つべき使命があります。「米国が行った原爆投下は非人道的な行為であり、その元にあった人種差別の考え方は誤りです。

日本は、第二次世界大戦で帝国主義と植民地主義と人種差別に終止符を打つために戦いました。

その日本を誇りに思い、真の同盟国として、友人として、世界の平和のためにこれからの未来を共に歩んでいきたい」と世界に向けてメッセージを発信することができると思います。

日本政府は、オバマ大統領の広島訪問を7月の参院選挙で左翼票を増やす絶好の機会だと考えて、ここぞとばかりに謝罪を繰り返すのではなく、同盟国として、日本の方からこのようなフェアな考え方が必要ではないかと導けるようにならなければなりません。

日本も米国も勇気を持って自国の歴史認識と向き合うことで、共に、世界を平和と発展・繁栄に導くリーダー国家としての使命と責任を果たしていけると信じています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<熊本地震>「危険」判定建物、東日本大震災上回る・安倍、麻生さん、これでも大震災ではないのですか?

2016-05-01 05:55:11 | 日記

毎日新聞

 熊本県は30日、熊本地震による被災家屋の「応急危険度判定」で、立ち入りが「危険」と判定された建物が、29日現在で1万2013件に達したと発表した。これまで最多だった東日本大震災の1万1699件を上回った。

 危険度判定では火災や津波の被災家屋は対象に含まれないため、国土交通省は「阪神大震災や東日本大震災との単純比較はできない」としている。

県によると、4万3106件の調査を終えたが阿蘇市と南阿蘇村で調査が続いており、「危険」判定はさらに増えるとみられる。【柿崎誠】


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国のスカボロー礁埋め立て「非常に深刻」 米国防長官「軍事衝突起こし得る」

2016-05-01 05:12:08 | 日記

産経ニュース

【ワシントン=青木伸行】カーター米国防長官は28日、上院軍事委員会の公聴会で、中国が南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)の埋め立てに着手するとみられていることについて、強い懸念を示した。

 スカボロー礁は、フィリピン北部ルソン島の約200キロ西にあり、中国が実効支配している岩礁や人工島の中で、米軍がすでに利用している旧米海軍基地のスービック湾や、クラーク旧米空軍基地などに最も近い。

 公聴会でトム・コットン議員(共和党)は「中国が、スカボロー礁を埋め立てて軍事拠点化すれば、スービック湾などがレーダーで監視され、ミサイル(攻撃)の危険性もあるのか」と質問した。

 これに対し、カーター氏は「その通りだ。非常に深刻に受け止めている。(埋め立てと軍事拠点化は)軍事衝突を引き起こし得る」と強調した。また、「そうした懸念があるため、われわれはフィリピンと軍事施設を構築し態勢を強化するようにしている」と述べた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北朝鮮「新兵器」開発資金のびっくりな出所

2016-05-01 05:02:17 | 日記

高英起  | デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト

北朝鮮が、韓国と対峙する軍事境界線の北側に新型の多連装ロケット砲約300基を新たに配備している。金正恩第1書記は、米韓が自分をターゲットにした「斬首作戦」に動くのを強く警戒しており、多連装ロケットの増強は、それに対するけん制であるとも考えられる。

(参考記事:米軍が「金正恩斬首」部隊を韓国に送り込んだ

新型のロケットは122ミリ口径で、射程は約40キロ。1基あたり30~40個の発射管を備えており、北朝鮮の開城(ケソン)市付近から300基が一斉射撃を行えば、9000発以上のロケット砲弾がソウル市をもとらえることになる。

美人ウェイトレス脱北が影響?

北朝鮮はまた、射程が200キロに及ぶ口径300ミリの新型多連装ロケットも、近いうちに実戦配備すると見られる。これが軍事境界線付近で発射された場合、韓国の首都圏全域と中部の米軍基地、陸海空軍本部がある忠清南道(チュンチョンナムド)鶏竜台(ケリョンデ)にまで到達する。音速の5倍のスピードで低空を飛行するため、今ある韓国軍の迎撃システムは用をなさない。

朝鮮半島が第1次核危機の最中にあった1994年3月、板門店での南北協議で北側の朴英洙(パク・ヨンス)首席代表が、韓国側の宋栄大(ソン・ヨンデ)首席代表にこう言い放ったのは有名だ。

「ソウルはここからそれほど遠くはない。もし戦争が勃発すればソウルは火の海になるだろう。宋さん、あなたはまず生き残れないだろう」

北朝鮮は当時から、ソウルを射程に収める長距離砲部隊の整備に力を入れてきた。「火の海」発言は単なる脅しではなく、韓国にとって現実的な脅威なのだ。

しかし、このような重要な兵器システムであるにも関わらず、北朝鮮の生産現場は資金難に苦しんでいるらしい。

米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、北朝鮮の人民保安局(警察)は最近、大々的に交通違反の取り締まりを始めた。朝鮮労働党第7回大会(5月6日開催)に向けた綱紀粛正が目的かと思いきや、その思惑は別のところにあった。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、道の保安局は最近、清津(チョンジン)市内の主要道路に、500メートルごとに検問所を設けた。そのうえで、かたっぱしから車を呼び止め、「車が汚れている」など言いがかりをつけながら、ドライバーから罰金をむしり取っている。

罰金自体は、5000北朝鮮ウォン(約75円、コメ1キロ分)と大した額ではないが、度重なると、けっこうな額だ。ドライバーたちは口々に「どうせいつもの資金集め」と保安局をなじっているという。

しかし、保安局も苦しい立場にあるようだ。

北朝鮮当局は、道内の各機関に「対象建設」と呼ばれる施設の建設工事を、資金調達を含めて丸投げ。その成果は、党大会で「わが党の成し遂げた輝かしき成果」として示される。

未来院(図書館)、育児院(保育園)、愛育院(孤児院)の工事はほぼ完成しているが、軍の放射砲(多連装ロケット)を製造する5月10日採炭機械工場(羅南炭鉱機械連合企業所)の再建工事は、資金不足で進んでいない。

その資金調達のために、保安局は、交通違反の取り締まりをネタに、ドライバーからカネを絞り取っているというわけだ。

北朝鮮の各機関は独立採算制で、それぞれが外貨稼ぎ部門も持っており、海外でのレストラン経営や貿易を行ってきた。しかしそれも、美人ウェイトレスらの集団脱北の影響などで、徐々に苦しくなってきた。もしかしたら多連装ロケット工場の資金不足も、そこに原因があるのかもしれない


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金正恩氏を脅かす反政府ビラ「父親より百倍ひどい人殺し」

2016-05-01 04:57:11 | 日記

高英起  | デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト

北朝鮮の首都・平壌は36年ぶりの朝鮮労働党大会(第7回)を5月6日に控えて事実上封鎖され、厳戒態勢に入った。そんな中、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、「反政府的」な事件が相次いで発生しているという。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、4月15日の太陽節(故金日成主席の生誕記念日)の夜中に、清津(チョンジン)市浦港(ポハン)区域の北郷洞(プッキャンドン)の洞事務所(役場)の掲揚台に掲げられていた、北朝鮮国旗が何者かに盗まれた。

北朝鮮で国旗の毀損、窃盗は、反逆罪で処刑されることもある重大な政治犯罪だ。政治ポスターを破損させたり、持ち帰ってトイレットペーパーとして使うのとはワケが違う。

 

太陽節と党大会を控え、厳戒態勢を敷いている中で起きた事件だけに、中央と地方の司法当局は、要員を総動員して捜査に乗り出した。

残忍さ増す粛清

実は、昨年9月9日の建国記念日にも、両江道(リャンガンド)で国旗掲揚台から国旗が外され、代わりに黒いビニール袋が弔旗のように吊り下げられる事件が発生していた。

さらに今月12日には、清津のすぐ南にある鏡城(キョンソン)郡で、反政府的な内容が書かれたと思われるビラが撒かれる事件も発生した。

詳しい状況は明らかになっていないが、道の保衛部(秘密警察)と保安局(警察)は「筆跡調査」に乗り出し、全住民に原稿用紙10枚の文章を自筆で書かせ、提出させた。しかし3回繰り返したにも関わらず、捜査は進展せず、結局は犯人の逮捕には至らなかった。

北朝鮮の治安機関は、反政府ビラが発見されるたびに、こうした筆跡調査を行う。昨年4月、次のような落書きが見つかった時も大々的な筆跡調査が行われた。

「金正恩政権は残忍な処刑を行っている」

「金正恩は父金正日より百倍ひどい人殺し」

「米軍歓迎。お前ら(金正恩氏)は出て行け」

(参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」…残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認

今回のビラの内容は伏せられているが、当局が筆跡調査を繰り返していることを考えると、金正恩氏に対する批判が書かれていた可能性もある。

北朝鮮の住民は、太陽節と党大会に向けた準備作業や、大増産運動「70日戦闘」などで頻繁に動員され、休日にもまともに休めない状況が数ヶ月間続いている。そこに加えて、経済制裁による不況が追い打ちをかけていることが、相次ぐ反政府的な動きの背景にあると思われる


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする