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★歯周病 歯磨きで進行を防ぐ

2010年12月07日 | 健康情報
歯周病は自覚症状がないまま少しずつ進行し、歯がぐらぐらするなどの症状が出た

時には、既に相当悪化した状態だ。しかし症状が出る前でも、歯磨きなどで口の中を

常に清潔にすることで、進行を防ぐ、あるいは遅らせることができる。

日ごろの心がけ次第で、症状が大きく左右される病気でもあるのだ。

まずは歯ブラシの選び方。

「毛先が柔らかく、毛の束が3列ほどで幅が狭めのものがお勧め」という。

毛先が硬いと、歯茎が必要以上に強い力で磨かれて、だんだんすり減ってしまう。

また幅が広いと、歯周病の原因となるプラーク(歯垢(しこう))がたまりやすい

歯と歯茎の間に毛先を当てにくく、奥歯も磨きにくい。

注意がいるのは、歯と歯のすき間が広くて磨きにくい奥歯だ。

ここは毛先の角の部分を歯のすき間に埋め込むようにすると効率がよいという。

消しゴムで字を消すのに、角を使うと力が小さくて済むのと同じ感覚です。

毛先を歯のすき間に埋めたら、大きく動かさなくても、そのまま毛先を小刻みに震わ

せる程度で磨けます。

また同じように磨きにくい前歯の裏側は、歯ブラシを縦にすると毛先が当たりやすい。

こうして1本ずつ順番に磨くように歯ブラシをかければ、磨き残しが少なくて済むと

いう。

磨き残しがあるかどうかは、舌で歯を触ってみると分かる。

歯の表面は、ガラスのようにつるつるしているのが本来の姿。舌で触ってざらざらして

いるのは、汚れている証拠です。

だが、どれだけ歯磨きを徹底しても、取ることのできる口の中の汚れは60~70%と

言われる。これを補うのが歯間ブラシだ。歯と歯のすき間の大きさに合わせて、さま

ざまな太さのものがあり、いずれも薬局やドラッグストアで購入できる。

また、歯の表面に付いた汚れをふき取る「フロス」という糸状の道具もある。

歯間ブラシが入らないような、狭いすき間でも使うことができ、歯と歯茎の間に糸を

当てて汚れを取る。

(2010年11月25・26日 毎日新聞) 


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