保存料、防腐剤など無添加の化粧品販売」というのがありますが
これは全くナンセンスです。
保存料、防腐剤など無添加の化粧品は、ありえないからです。
なぜなら、そもそも、化粧品をつくるために使用する原料に配合されています。
ほとんどの原料に配合されています。
天然成分でできているのなら、その天然成分は腐敗するのです。
逆に腐らないような人工の化学成分で出来ているというのでしょうか?
ですから、防腐剤を全く配合しない化粧品を作るのはほとんど無理です。
99.9999%の確率で。
ある業者が出している商品で「完全無添加美容液キット」というのがあります。
スプレー付き容器にA液とB液を入れて無添加化粧液を作るという商品です。
これであれば、家庭で自分で化粧液をつくるので
防腐剤などの入っていないものが作れるということです。
しかし、防腐剤が入っていないということは、保存がききません。
ですので、「開栓後の衛生管理は自己責任になります。
キット付属説明書の注意書きに従いはやめに使い切りましょう。」
と注意事項が明記されています。
何でもかんでも「無添加」と言えば、無知な消費者に売れると考えているのでしょうか?
「無添加」の意味をご存知でしょうか?
実は表示指定成分が「無添加」という意味で表示していたのです。
「表示していた」というのは、最近は表示指定成分ではなく、
全成分表示が国から義務付けられたからです。
ほんとうに無添加であるのなら、
「無添加化粧品」は何も配合されていない化粧品ということになっています。
「この化粧品は何も配合されてませんよ。」ということです。
そんな化粧品なんてありませんよね。
欧米などでは、全成分表示があたりまえでしたので、
やっと厚生労働省は思い腰をあげて最近は、
表示指定成分そのものがなくなり、全成分表示となりました。
それでも相変わらず消費者の無知につけこんで
「無添加化粧品」とうたえば製品が売れると思っている業者があとをたちません。
そもそも指定成分とは何か?
指定成分=悪いというイメージがありますが
実際は、この指定成分の決め方というのは
20年前にアレルギー報告があった成分を指定したのです。
必ずしもからだに悪い成分ということではありません。
アレルギー反応がある成分がからだに悪いということなら、
牛乳も卵もそばもぜーんぶからだに悪いということになってしまいます。
ということは、20年以降にあたらしくできた成分は、
アレルギー反応があったとしても指定成分になっていません。
その成分を使っても表示しなくてもOKでした。
ただ、最近は全成分表示が義務付けられているので表示をしなくてはならないのが建前です。
でも、実際は逃げ道があるのです。
それは、「原料を安定する目的で配合されるキャリーオーバー成分は、
表示しなくとも良い」というのがあります。
キャリーオーバー成分については、また別途お話しますね。
ただし、「全成分表示義務」というのはあくまでも化粧品に適用されます。
ですのでサプリメントにはこういった義務はありません。
「全成分表示義務」は消費者の自己責任を強めるのが目的ですので、
この会社の化粧品で何か不都合が出ても
自己責任でしょうといって逃げられてしまうような気がします。
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保存料、防腐剤など無添加の化粧品は、ありえないからです。
なぜなら、そもそも、化粧品をつくるために使用する原料に配合されています。
ほとんどの原料に配合されています。
天然成分でできているのなら、その天然成分は腐敗するのです。
逆に腐らないような人工の化学成分で出来ているというのでしょうか?
ですから、防腐剤を全く配合しない化粧品を作るのはほとんど無理です。
99.9999%の確率で。
ある業者が出している商品で「完全無添加美容液キット」というのがあります。
スプレー付き容器にA液とB液を入れて無添加化粧液を作るという商品です。
これであれば、家庭で自分で化粧液をつくるので
防腐剤などの入っていないものが作れるということです。
しかし、防腐剤が入っていないということは、保存がききません。
ですので、「開栓後の衛生管理は自己責任になります。
キット付属説明書の注意書きに従いはやめに使い切りましょう。」
と注意事項が明記されています。
何でもかんでも「無添加」と言えば、無知な消費者に売れると考えているのでしょうか?
「無添加」の意味をご存知でしょうか?
実は表示指定成分が「無添加」という意味で表示していたのです。
「表示していた」というのは、最近は表示指定成分ではなく、
全成分表示が国から義務付けられたからです。
ほんとうに無添加であるのなら、
「無添加化粧品」は何も配合されていない化粧品ということになっています。
「この化粧品は何も配合されてませんよ。」ということです。
そんな化粧品なんてありませんよね。
欧米などでは、全成分表示があたりまえでしたので、
やっと厚生労働省は思い腰をあげて最近は、
表示指定成分そのものがなくなり、全成分表示となりました。
それでも相変わらず消費者の無知につけこんで
「無添加化粧品」とうたえば製品が売れると思っている業者があとをたちません。
そもそも指定成分とは何か?
指定成分=悪いというイメージがありますが
実際は、この指定成分の決め方というのは
20年前にアレルギー報告があった成分を指定したのです。
必ずしもからだに悪い成分ということではありません。
アレルギー反応がある成分がからだに悪いということなら、
牛乳も卵もそばもぜーんぶからだに悪いということになってしまいます。
ということは、20年以降にあたらしくできた成分は、
アレルギー反応があったとしても指定成分になっていません。
その成分を使っても表示しなくてもOKでした。
ただ、最近は全成分表示が義務付けられているので表示をしなくてはならないのが建前です。
でも、実際は逃げ道があるのです。
それは、「原料を安定する目的で配合されるキャリーオーバー成分は、
表示しなくとも良い」というのがあります。
キャリーオーバー成分については、また別途お話しますね。
ただし、「全成分表示義務」というのはあくまでも化粧品に適用されます。
ですのでサプリメントにはこういった義務はありません。
「全成分表示義務」は消費者の自己責任を強めるのが目的ですので、
この会社の化粧品で何か不都合が出ても
自己責任でしょうといって逃げられてしまうような気がします。
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