◆発育や造血に必要不可欠
葉酸は、ビタミンB群の一種で、水溶性のビタミン。最初に抽出されたのがホウレン草
だったことから、この名が付きました。
血液(赤血球)の合成や、DNA(デオキシリボ核酸)やRNA(リボ核酸)といった核酸の
合成に必要不可欠で、発育などにも関係します。
葉酸が欠乏すると、貧血や口内炎、食欲不振、発育不全といった症状をまねくことに
なります。また、動脈硬化や癌(がん)、脳障害へのリスクも高まると言われて
います。
食品では、ホウレン草をはじめとする緑黄色野菜や果物に多く含まれていますが、
熱に弱い上に水に溶けやすい性質があるため、調理により損失しやすいので注意
しましょう。
◆妊娠と葉酸の重要な関係
葉酸は、胎児の発育にかかせないもので、適切な量の葉酸の摂取は、胎児の神経
管閉鎖障害のリスクを軽減する可能性が高いと、考えられています。
特に、妊娠する1か月以上前から妊娠3か月までの間に、毎日十分な量の葉酸を
摂取することが効果的であるといわれています。
◆葉酸を多く含む食品
アスパラガス、クレソン、春菊、とうもろこし、菜の花、パセリ、芽キャベツ、
ブロッコリー、ほうれん草、枝豆、そら豆、いちご、アボカド、マンゴー、ライチなど
(食育大事典)
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葉酸は、ビタミンB群の一種で、水溶性のビタミン。最初に抽出されたのがホウレン草
だったことから、この名が付きました。
血液(赤血球)の合成や、DNA(デオキシリボ核酸)やRNA(リボ核酸)といった核酸の
合成に必要不可欠で、発育などにも関係します。
葉酸が欠乏すると、貧血や口内炎、食欲不振、発育不全といった症状をまねくことに
なります。また、動脈硬化や癌(がん)、脳障害へのリスクも高まると言われて
います。
食品では、ホウレン草をはじめとする緑黄色野菜や果物に多く含まれていますが、
熱に弱い上に水に溶けやすい性質があるため、調理により損失しやすいので注意
しましょう。
◆妊娠と葉酸の重要な関係
葉酸は、胎児の発育にかかせないもので、適切な量の葉酸の摂取は、胎児の神経
管閉鎖障害のリスクを軽減する可能性が高いと、考えられています。
特に、妊娠する1か月以上前から妊娠3か月までの間に、毎日十分な量の葉酸を
摂取することが効果的であるといわれています。
◆葉酸を多く含む食品
アスパラガス、クレソン、春菊、とうもろこし、菜の花、パセリ、芽キャベツ、
ブロッコリー、ほうれん草、枝豆、そら豆、いちご、アボカド、マンゴー、ライチなど
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