●薄毛につながるサイン
「髪が波打ってきた」という症状は、女性ホルモンの減少の表れ。
相対的に男性ホルモンの影響が強まり、薄毛になる可能性が高まります。
必ず薄毛になるわけではありませんが、可能性を高めないよう、生活習慣や
ヘアケアに注意することが大切です。
●正しいシャンプーの仕方
1.シャンプー前に、髪を十分お湯に浸すようにぬらす。
2.シャンプーするときは、指の腹でやさしくもみほぐすよう、
薄毛が気になる部分も含め、まんべんなく洗う。
3.すすぎは、シャワーをさまざまな方向からかけて、シャンプーの成分が
頭皮に残らないよう、しっかりと洗い流す。
4.コンディショナーは、毛先を中心につけ、ぬるぬるしないよう、
最低10秒はかけて、きちんと洗い流す。
●シャンプーの選び方
シャンプーは、主に「アミノ酸系」と「高級アルコール系」の2タイプに分かれます。
「アミノ酸系」・・・主にヘアサロンなどで購入するタイプ
・価格はやや高め(数千円台)。
・洗浄力はやや低めで、刺激も弱め。
・頭皮タイプが、乾燥・頭皮トラブルがある人にオススメ。
「高級アルコール系」・・・主にドラッグストアなどで売っているタイプ
・価格はお手頃(数百円~)
・洗浄力は高めで、刺激も強め。
・頭皮タイプが、オイリーな人にオススメ。
◎シャンプーの種類の見分け方
成分表の最初の方に
「ココイル~」「コカミド~」という成分が表記されていれば「アミノ酸系」
「ラウレス~」「ラウリル~」という成分が表記されていれば「高級アルコール系」
であることが多いです。
両方の成分がある場合は、どちらが最初の方に表記されているかで判断します。
●シャンプーの回数
基本的に、1日1回、夜洗うのがオススメです。
夜は、ホルモンの分泌が活発になり、頭皮のターンオーバーも進むときなので、
清潔な状態で寝るのが理想的です。
●薄毛によい乾かし方
薄毛が気になる方には「ドライヤー乾燥」がオススメです。
「自然乾燥」の場合、乾き方にムラができやすく、頭皮が蒸れて高温多湿の状態
になると、頭皮に存在するカビの一種「でん風菌」が繁殖することがあります。
「脂漏性(しろうせい)皮膚炎」など、頭皮トラブルを引き起こして、抜け毛につな
がることがあるので、髪を乾かさずにぬれたままで寝るのはよくないです。
◎ドライヤー乾燥の際のコツ
1.髪の根元を乾かすことを意識する。
2.風を当てる位置は、髪を押さえている指先の手前。
●簡単トップのボリュームアップ術
1.網カーラーを巻く際は、髪を軽く湿らす(ホットカーラーの場合は、乾いた髪に巻く)。
2.髪の根元にカーラーを入れ、髪を根元側からカーラーに巻きつけていく。
3.ドライヤーの温風で乾かす。乾いたら、冷風を当てて冷ますと、カールがしっかりつく。
4.スプレーをセット用のクシにふきかけ、そのクシを根元付近にとかすようにして、
スプレーをつけていく。
●薄毛によい食べ物
髪の主成分はタンパク質。18種類のアミノ酸が結合して、できています。
「高タンパク・低脂肪」の食品がオススメ。肉は鶏のささ身や、赤身肉が望ましい
です。また、髪を作る細胞(毛母細胞)の細胞分裂を促進する「亜鉛」も重要です。
なお、亜鉛は、ビタミンCと共にとると吸収が高まるので、カキにレモンを絞るなど
の食べ方が理想的です。
【薄毛によい食べ物】
・たんぱく質・・・肉、魚、大豆製品、卵
・亜鉛・・・カキ、イワシ、アジ、サバ
●薄毛を促進する生活習慣
・過度のダイエット
・タバコ
・睡眠時間が短い
・バランスの悪い食事
こうした習慣は、「栄養不足・血行不良」をもたらし、髪が細くなったり、抜けたり
する原因となります。基本的に健康的な生活が、薄毛にも良い生活となります。
(2012年3月28日 NHKあさイチ)
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<フィトケミカル>
植物の色・香り・苦味などの成分
リンゴ→ポリフェノール
トマト→リコピン
ブルーベリー→アントシアニン
柑橘類→フラボノイド
タマネギ→アリシン など
これは植物が紫外線・害虫から守るために作っている物質で、それが我々が
健康になったり、アルツハイマー病のような病気を予防するために役に立つと
いうことがわかってきています。
<ストレス解消効果の高い食材>
・セロリ
・パプリカ
・ハーブ類
・果物全般
・大豆製品 など
<美肌効果の高い食材>
・緑黄色野菜
・パイナップル
・柑橘類
・べりー類 など
<免疫力アップ効果の高い食材>
・キャベツ
・ブロッコリー
・スプラウト
・ニンジン
・アスパラガス など
<動脈硬化予防効果の高い食材>
・トマト
・パプリカ
・ニンニク
・リンゴ
・ブドウ
・レモン など
(2012年3月19日 はなまるマーケット)