いつまでも、いきいき元気

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★減量はカロリー次第、炭水化物や脂肪はOK…米研究所

2009年02月27日 | 健康情報
米国立衛生研究所(NIH)の研究チームが、「豊富な食物繊維など心臓に良い食事ならば、

体重の減量は摂取カロリー次第で、炭水化物が多くても脂肪が多くても変わらない」という

実験結果を、26日付の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表

した。 

研究チームは、30~70歳の男女の肥満者811人に、4種類の減量法のいずれかを試して

もらった。4種類は、脂肪、たんぱく質、炭水化物の3大栄養素の割合を変えたもの。

どれも食物繊維が多く、心臓に悪い飽和脂肪酸とコレステロールが少ない。 

摂取カロリーや運動の目標を各自設けて取り組んだ結果、2年間にわたって平均4㎏の減量

効果を持続できた。

効果は3要素の割合には関係なく、カロリーの摂取量と消費量の差に左右された。

(2009年2月26日 読売新聞)


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★気に関する老化

2009年02月26日 | 健康情報
皆さん歳をとると、

若い頃のような元気がなくなった
根気がなくなった
気力が湧かない・・・など、

気に関する衰えを表現されます。

気は生まれつき親からもらった先天の気に、食べ物や新鮮な空気から取り入れた後天の気が

合わさり作られていますが、やはり歳とともに、その生成量も減ってきます。

気の働きのひとつに、各臓腑と組織の生理機能を促進する働きがあるのですが、気が衰えれば

臓腑の働きも低下するため、疲れやすくなったり、気力が湧かなくなってしまいます。

気には、体を温める働きや、外敵から体を守る働きもありますが、気の働きが低下すると、体が

冷えやすく、すぐに風邪をひいてしまったり、病気がなかなか治らず、奥へ奥へと入っていって

しまうこともあります。免疫力の低下が現れますので、感染症に罹らないようにうがいや手洗い、

マスクの着用、人混みを避ける事が大切です。

身体のバリヤーを強化する方法の一つに、昔から言われている乾布摩擦がありますが、

体表の陽気を補い血行を良くするので、理にかなっています。

また、もうひとつの重要な働きに、気の固摂作用があります。

固摂とは、内臓の位置をしっかりと固定したり、血液を脈管から漏らさないようにする、汗や尿、

便などを漏らさないようにする働きです。これが衰えると、内臓が下垂したり、痔が出やすくなる

こと。そして少し動いても汗がダラダラ出てしまう。アザ(内出血)が出来やすい。尿漏れを起こし

やすい、などの不快症状に見舞われることになります。

気は目に見えませんが、大切な働きをしているのです。

気が弱っているかどうかは、頭のてっぺんの百会をさわってみるとよくわかります。

気がしっかりと充実していれば、百会は弾力がありしっかりとしていますが、気が低下すると、

グニャグニャします。


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★豆乳でメタボ・骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防

2009年02月25日 | 健康情報
近年、「大豆たんぱく」に、がん予防や心臓病予防、メタボの予防と改善、

体重コントロールなど、さまざまな健康効果があるとして注目が集まっており、

「大豆たん白健康情報センター」が各種研究成果をとりまとめている。

これまでに「大豆たん白健康情報センター」が発表した、メタボの予防・改善効果に

関する研究は次の通り。

◆大豆たんぱくが血中コレステロール値を下げる

 食事に含まれる動物性たんぱく質の代わりに大豆たんぱく質を摂取すると、総コレス
 テロール値が明らかに低下することが分かった。
 特に、「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールが低下し、「善玉」のHDLコレステロール
 の値には変化が見られなかった。

◆大豆たんぱくに含まれるβ-コングリシニンが中性脂肪を低減

 大豆たんぱく質の主要構成要素である「β-コングリシニン」に、体内にとりいれた
 油脂を完全には消化せず、一部を未消化で体外へ排出する作用や、肝臓内の中性
 脂肪を血中へ運び出す機能を低下させる作用があることが分かった。
 「β-コングリシニン」を含むクッキー状のスナックを2週間摂取するという人に対する
 実験でも、13名中9名に血中の中性脂肪の低下が認められたという。

◆大豆たんぱくがアディポネクチンを上昇させる

 「アディポネクチン」は、脂肪細胞から分泌される生理活性物質のひとつで、糖尿病、
 高脂血症、高血圧、動脈硬化、がんを予防するほか、血中濃度が低いと、血糖値の
 上昇を抑えるインスリンの働きが悪くなるといわれている。
 肥満マウスに大豆たんぱく食とカゼイン(乳たんぱくの一種)食を与えた実験で、
 大豆たんぱくにアディポネクチンを上げる作用のあることが分かった。

◆大豆が血圧を下げる

 閉経後の女性を対象に、大豆を含まない健康的な食事にいり大豆を加えたものを
 8週間食べてもらったところ、もともと血圧が高い人の場合、最高血圧・最低血圧ともに
 約10ポイントの低下が見られた。また、別の研究では、1日2杯の豆乳を3週間飲み
 続けてもらったところ、最高血圧が155.0mmHgから136.6mmHgへと有意に低下した。
 比較として、同量の牛乳を飲んだ群には、血圧に変化は認められなかったという。

大豆から生まれる豆乳は、栄養バランスにすぐれた飲料。

特に、良質の植物性たんぱく質が豊富で、人間が体内では合成できない8種類の必須

アミノ酸がすべて含まれている。ナトリウムを排出させ血圧を安定させる働きのある

カリウムや、心臓や血管などの働きを調整するマグネシウムなど、現代人に不足しがちな

各種ミネラルも豊富。また、豆乳に含まれるレシチンやサポニンという成分には、コレステ

ロールを低下させる作用があるといわれ、イソフラボンは骨粗鬆症(こつそしょうしょう)や

がんの予防に効果が期待されている。


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★たばこ 水飲ませると危険

2009年02月24日 | 健康情報
◆乳幼児の誤飲

・たばこ
 幼児の誤飲で最も多い。丸ごと1本など大量にのみ込むと、急性のニコチン中毒で
 嘔吐(おうと)や体の震えなどの症状が出ることがある。この場合、胃洗浄でたばこを
 体外へ出す。たばこが体内で吸収される2時間ほど様子を見て、症状があれば医療
 機関へ。なければ、後は便となって出てくる。

 毒性を薄めようと、水を飲ませるのは厳禁。
 たばこの成分は水に溶けると体内で吸収しやすくなる。
 灰皿の水などを誤って飲んだ時は、症状が出ないか特に要注意だ。

・石油製品
 ガソリンや灯油、ベンジン、液体蚊取り、化粧品ではマニキュアや除光液があり、
 この場合も、水を飲ませてはいけない。また、吐かせようとするのも危険だ。
 石油は一滴でも肺に入ると重い肺炎を起こすとされ、吐かせると肺に入る危険が増す。
 水を飲ませても、石油は薄まらず、むしろ嘔吐を誘発する刺激になる。
 誤飲したときは、ただちに医療機関へ。

・強酸・強アルカリ製品
 カビ取りやトイレ、換気扇用などの洗剤や、染毛剤など。
 これらを飲むと口から食道などの粘膜がただれる。水を飲ませたうえで医療機関を
 受診するのが望ましい。医療機関では、粘膜保護剤や胃酸を抑える薬が使用され、
 入院となることも多い。吐かせると、食道や口がもう一度強酸、強アルカリにさらさ
 れるので良くない。

・エタノール含む製品
 香水、化粧水、ヘアトニックなどに含まれ、水を飲ませて薄める。
 大量に飲むと急性アルコール中毒を起こし、吐いたり、体がふらふらしたりする。
 症状があれば、受診する。

・固形物
 小さなおもちゃや文房具、ピーナツなどナッツ類、もち、こんにゃくゼリーなどを飲み
 込み、気道をふさいでしまう場合がある。ただちに顔を下向きにして、体を支え背中を
 たたくなどして吐き出させる。のみ込んで胃に落ちれば、多くは便と共に出てくる。
 飲み込んだのが古い電池なら、受診した方が良い。

(2009年2月13日 読売新聞)


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★皮膚の傷修復、コラーゲンが促進

2009年02月23日 | 健康情報
「美肌効果」があるとされるコラーゲンが、皮膚にできた傷の修復にかかわる仕組みを、

京都府立大の佐藤健司教授(食品機能学)らのグループが解明した。

コラーゲン摂取後に血中に残る分解物の一部が、傷の修復を助ける細胞の働きを促すと

いい、佐藤教授は「肌荒れ改善などに重要な役割を果たしている可能性が高い」として

いる。コラーゲンの働きの一端が確かめられたのは初めてという。

コラーゲンは皮膚や骨、腱(けん)などに多い繊維状のたんぱく質。

肌の水分量を維持したり、骨密度の低下を抑えたりする効果は、動物実験などでわかって

いたが、その仕組みは未解明だった。

佐藤教授らは、市販のコラーゲンを摂取した人の血中に、コラーゲンに多いアミノ酸・ヒドロ

キシプロリンが結合した化合物が長時間残ることを確認。その機能をマウスの皮膚細胞で

調べたところ、コラーゲンを生み出して傷を修復する線維芽細胞が傷口に集まりやすくなる

ことがわかった。

(2009年2月18日 読売新聞)


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★味覚障害を克服するには?

2009年02月20日 | 健康情報
◆味覚異常チェック

・ラーメンやうどん、そばには必ずコショウ、または七味唐辛子をかける。
・めん類の知るは、最後まで飲み干す。
・すでに味のついているおかずに、さらに塩や醤油をふりかけることが多い。
・コーヒー、紅茶には必ず砂糖を入れる。
・小松菜や白菜、ホウレン草の味の違いがあまり分からない。
・濃い味つけが好き。
・野菜を食べる回数が日に1回以下。
・激辛食品が大好き。

上記の項目が5つ以上あてはまる場合は完全な味覚異常、
2~4は味覚異常予備軍です。

味の濃いものや、ピリピリ、ヒリヒリと辛いものばかり摂っていると、次第に

淡白なもの、食べ物自体の味が分からなくなり、ご飯に塩やしょうゆをかけ

ながら食べる、おひたしにまでタバスコをかける、さらには野菜が異様に苦く

感じて食べられないという状態が引き起こされます。

★味覚障害を克服するには?

緑黄色野菜を多く摂ることで、のどや肺の粘膜を強くし、また細胞の代謝を

活発にします。ビタミンA、B、C、E、食物繊維、それに味覚異常を治す

亜鉛も緑黄色野菜に多く含まれますので、毎食必ず1品は緑黄色野菜を食べる

ようにしましょう。

サラダなどではなく、おひたしや野菜炒めがおすすめです。


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★よく噛んで食べるとなぜ良いのか

2009年02月19日 | 健康情報
◆唾液の役目

1. 消化作用
  消化酵素(アミラーゼ、マルタ-ゼ)は、食物中のでん粉をブドウ糖に変えます。

2. 希釈、洗浄,緩衝作用
  食物中の塩を薄め、酸やアルカリを中和し、口の中を清潔に保ちます。

3.むし歯予防
  弱アルカリ性のため、飲食物により口の中が酸性になり歯が溶けやすくなるのを
  防ぎます。また歯の表層に起こるごく初期の虫歯を、自然に修復するタンパクも
  あります。

4.殺菌、抗菌、抗カビ作用
  リゾチームやペルオキシダーゼなどは、殺菌,抗菌、抗カビ作用を持っています。
  またネバネバした唾液(ムチン)は、口の粘膜を刺激やウイルスの侵入から守って
  くれています。

5.ガン,老化防止
  唾液中に分泌されるホルモン(パロチン)は、老化防止効果をもつ物質として早く
  から知られています。ペルオキシダ-ゼは、発ガンや老化、動脈硬化の原因となる
  活性酸素を消す作用を持っています。

この他にもまだたくさんの作用を持つ物質が,唾液中に含まれています。

唾液は、噛めば噛むほど分泌されますので、良く噛んで食べることがとても重要です。

早食いは食べ過ぎの原因となり、良く噛んで食べると満腹感が得られダイエットにも

なります。

食後の歯磨きも習慣づけ口臭予防に努めましょう。


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★ホットドリンクにショウガを入れて

2009年02月18日 | 健康情報
寒さが戻って、身にこたえます。

そんな時に飲む体が温まる飲み物は、単なるホットドリンクではなく、飲んだ後に

体がホカホカするのが理想です。それにはショウガ入りの飲み物をどうぞ。

ショウガは紀元前から薬としても利用されてきたスパイスで、さまざまな成分が

体に効くとされています。

ショウガ特有の辛味成分「ジンゲロン」には、強い抗菌作用が。

香り成分「ショウガオール」には酸化防止作用があります。

加えてこの二つの成分は発汗を促し、血液の循環をよくするので体を温める作用も

あるそうです。

そんなショウガをホットドリンクに利用する際には、すりおろしたショウガ汁を飲み物に

加える方法が手軽でおすすめです。

相性のよいのは紅茶(甘めのほうが美味)や甘酒、葛湯など。

ショウガそのものを味わいたい場合はショウガの蜂蜜漬けのお湯割りなどがおすすめ

です。

外出先でもショウガ入りをというジンジャラーは、チューブ入りショウガを携帯しましょう。


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★ヨーグルトで花粉症を改善する

2009年02月17日 | 健康情報
花粉症の人にはつらい季節がやって来ました!

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ......

今や日本人の5人に1人は花粉症といわれるほど、国民的な病気になっています。

私たちの体内に花粉が入ると、さまざまな免疫細胞が働いて花粉を処理しようとします。

免疫細胞の一つであるT細胞には、アレルギー反応を抑えようとするTh1細胞と、

アレルギー反応を促進するTh2細胞の二種類があります。

花粉症の人の場合は、Th2細胞が過剰に増えていることがわかっています。

こうした免疫力を左右する免疫細胞は、花粉などの異物と接触する機会が多い腸に集中

して存在しています。

私たちの腸の中には約一兆個近い常在菌がすみついていて、生体に有益な働きをする

善玉菌、有害な作用をもたらす悪玉菌、その中間菌の三種類があります。

この腸内細菌のバランスが崩れて悪玉菌が増えると、Th2細胞が過剰に活性化し、

花粉症が引き起こされます。

ビフィズス菌は人の腸にすんでいる最優勢の善玉菌で、中でもロングム菌BB536と

いう菌株が花粉症の予防・軽減に優れた効果をもたらすことが確認されました。

ロングム菌BB536入りのヨーグルト(商品名「ビヒダスプレーンヨーグルト」など)

が市販されているので、花粉症に悩んでいる人は試してみてはいかがでしょうか。

(PHP研究所「ほんとうの時代」3月号)


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★エチゼンクラゲ、ひざに効く

2009年02月16日 | 健康情報
大量発生して漁業被害を出すやっかいもののエチゼンクラゲなどから抽出したたんぱく質を、

高齢者のひざに多い変形性関節症の治療に使われるヒアルロン酸に混ぜると、治療効果が

約2倍に上がることが分かった。

東海大と理化学研究所が行ったウサギを使った実験で判明、3月に東京で開かれる日本再生

医療学会で報告される。

このたんぱく質は「ムチン」と呼ばれ、関節では軟骨を保護、修復する役割があるとされる。

同研究所のうしだ丑田公規ユニットリーダーらが、クラゲからの抽出に成功した。

研究グループはひざ関節の軟骨がすり減った変形性関節症と同じ症状のウサギを作り、

関節の中にムチンを混ぜたヒアルロン酸を注射した。

10週後に観察すると、すり減った軟骨がほぼ正常に回復。

ヒアルロン酸だけを注射したウサギに比べ、回復率は1.6~2.6倍程高かったという。

(2009年1月31日 読売新聞)


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