来年の北京五輪で正式種目として採用されるオープンウオータースイミング(OWS)。
簡単にいえば、「プールではない海や川で泳ぐ」スポーツだ。
海外では根強い人気を誇るが、国内でもここにきて愛好者が増え、初心者が参加
できる大会も続々誕生している。
魅力は「解放感」。自然と一体となって泳いでみよう。
日本水泳連盟によると、OWSの愛好者は国内1万人。
欧米を含めた水泳先進国では高い人気を誇り、トップレベルのスイマーがOWSの
選手も兼任していることも多い。
国内では、世界水泳選手権大会福岡(平成13年)でOWSが競技として実施され
て以来、アウトドアブームも後押しして、愛好者が増加中だという。
日本水泳連盟OWS委員長の鷲見全弘(すみ・まさひろ)さんは「記録を狙う競技
志向の強い人もいますが、特にゆったり海を楽しみたい中高年のスイマーが増えて
いるように感じます」と、近年の手応えを語っている。
◆大会も増加中
水泳情報誌『SWIM』によると、全国で大会数は50以上。
距離も数百メートルから10キロを超えるものまで幅広く用意されている。
編集部の天川勇介さんは「初めてならば、短めの距離からチャレンジするのが一番」
とすすめる。制限時間を設定している大会は避けたほうが無難だ。
「初心者は岸が見えた大会の方が安心感がある。エントリー前に確認してみては」
と天川さんはアドバイスする。
また、事前にはプールである程度の“訓練”が必要。
「顔上げ平泳ぎ」「立ち泳ぎ」など“長距離用”の泳ぎ方を一通りマスターしてお
く必要がある。天川さんは「泳ぐ際にはキックを強く打たず、上半身を大きく使う
ことを意識する“力を入れすぎない”泳法が最適」だとする。
日本水泳連盟が日本初のOWS教則本『オープンウォータースイミング教本』
(大修館書店)を出版したので、参考にするのも手だ。
(2007/07/21 産経新聞)
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簡単にいえば、「プールではない海や川で泳ぐ」スポーツだ。
海外では根強い人気を誇るが、国内でもここにきて愛好者が増え、初心者が参加
できる大会も続々誕生している。
魅力は「解放感」。自然と一体となって泳いでみよう。
日本水泳連盟によると、OWSの愛好者は国内1万人。
欧米を含めた水泳先進国では高い人気を誇り、トップレベルのスイマーがOWSの
選手も兼任していることも多い。
国内では、世界水泳選手権大会福岡(平成13年)でOWSが競技として実施され
て以来、アウトドアブームも後押しして、愛好者が増加中だという。
日本水泳連盟OWS委員長の鷲見全弘(すみ・まさひろ)さんは「記録を狙う競技
志向の強い人もいますが、特にゆったり海を楽しみたい中高年のスイマーが増えて
いるように感じます」と、近年の手応えを語っている。
◆大会も増加中
水泳情報誌『SWIM』によると、全国で大会数は50以上。
距離も数百メートルから10キロを超えるものまで幅広く用意されている。
編集部の天川勇介さんは「初めてならば、短めの距離からチャレンジするのが一番」
とすすめる。制限時間を設定している大会は避けたほうが無難だ。
「初心者は岸が見えた大会の方が安心感がある。エントリー前に確認してみては」
と天川さんはアドバイスする。
また、事前にはプールである程度の“訓練”が必要。
「顔上げ平泳ぎ」「立ち泳ぎ」など“長距離用”の泳ぎ方を一通りマスターしてお
く必要がある。天川さんは「泳ぐ際にはキックを強く打たず、上半身を大きく使う
ことを意識する“力を入れすぎない”泳法が最適」だとする。
日本水泳連盟が日本初のOWS教則本『オープンウォータースイミング教本』
(大修館書店)を出版したので、参考にするのも手だ。
(2007/07/21 産経新聞)
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