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★歯周病の進行を止める

2006年09月05日 | 健康情報
歯周病は、歯周病菌が口内で増殖して起こる。

歯の表面や歯と歯肉の境目にとりつき、苦手な空気を避けるため、

周囲に「バイオフィルム」というバリアを張り巡らす。

これが歯垢(しこう)となり、そこから出る成分が歯肉の炎症を引き起こす。

この炎症が長引くと、歯と歯肉の間のすき間「歯周ポケット」が深くなり、

歯周病菌の絶好のすみかができる。

やがて、歯を支える歯槽骨(しそうこつ)などが炎症で溶ける歯周炎につながり、

将来、歯を失うことになりかねない。

◆歯周ポケットをきれいに掃除して、菌を減らせば歯茎はしっかりしていく。

 日々の歯磨きや、歯科での定期的な歯垢、歯石除去で、歯周ポケットの
 深さを3ミリ以内に保つことが肝心。

◆歯のみがきにくい場所に付いた病原性の強い歯垢を、ブラシなどで徹底的に
 取る処置を受ける。

 その結果、口のぬめりと歯肉からの出血は間もなく止まった。

◆歯周ポケットの奥から歯石や歯垢をかき出す処置も受ける。

 歯周病治療の基本だが、歯科医や歯科衛生士の技術差が大きい。
 取り残しが多いと、炎症は収まらない。

成人の8割以上がかかる歯周病。

適切な治療を行えば、進行を止めたり、健康な状態に近づけたりすることが

できる。

(2006年9月5日 読売新聞より)


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